アウラニが誇る、唯一無二のリゾート・ビーチです
この記事について
今回は、アウラニ・ディズニー・リゾートのビーチ「コホラ・ラグーン」についてご紹介したいと思います。「混雑状況」や「利用方法」はもちろんのこと、ビーチでの「おすすめの過ごし方」や「やってみたいこと」など、体験する前に知っておきたい情報や楽しみ方のポイントについて、臨場感たっぷりの ” 体験レポート ” と共にお届けいたします。
透き通った海水と波に揺れる白い砂
アウラニ・リゾート・ビーチは、オアフ島のコオリナ地区を代表する、美しいラグーン(外海から切り離された砂地の浅瀬)です。
ビーチのデータ
アウラニ・リゾート・ビーチ(Aulani Resort Beach)
- 所要時間:制限なし(約30分~程度)
- タイプ:ビーチ(ファミリー向け)
- エリア:コホラ・ラグーン(アウラニ・ディズニー・リゾート)
- 開始日:2011年8月29日
- 混雑状況:★★★☆☆
- リストバンド:必要 ※ ビーチ用品をレンタルする場合。
コオリナにはいくつものラグーンがあります
海水浴はもちろんのこと、各種アクティビティや日光浴、サンセットなど、思い描いていたようなハワイでのリゾート・ライフを存分に満喫することができるビーチとなっています。
クジラと出会えることも
ザトウクジラ(イメージ)
アウラニ・リゾート・ビーチの正式名称は「コホラ・ラグーン(Kohola Lagoon Beach)」といいます。コホラとはハワイ語で「ザトウクジラ」のこと。
この美しい海には ” コホラ ” が悠々と泳いでいます
その名のとおり、周辺にはクジラが多く生息しています。私たちも今回のアウラニ滞在中に、幸運にもクジラを数頭、ウォッチングすることができました。
プライベート・ビーチではない(笑)
ハワイのおディズニーの ” おプライベート・ビーチ ” で泳いできたざます
ちなみに、アウラニのビーチはプライベート・ビーチではありません。そもそもハワイには私的なビーチというものは一切存在せず、すべてのゲストのアクセスが可能となっています。
アウラニは、プライベート・ビーチだと思っていらっしゃる方が意外と多い、ようなので、念のため ” 事実 ” をお伝えしておきます(笑)。
アクティビティについて
アクティビティの中でもパドル・ボートはとりわけ人気
アウラニ・ディズニー・リゾートでは、シュノーケリングやパドル・ボート、セーリング・カヌーといった、多種多様なアクティビティが用意されています。
ビーチ用品のレンタルやアクティビティの予約はこちらへ
アクティビティに必要な道具は、ビーチに隣接するショップ「マキキ・ジョーズ」にてレンタル可。アウラニ・ディズニー・リゾートの滞在者であれば、追加料金なしでレンタルできるアイテムもあります。
アクティビティのリスト
- シュノーケリング(25ドル/日)
- セーリング・カヌー(99ドル/人)
- パドル・ボート(45ドル/1h)
- ブギーボード(滞在者は無料)
その他、ビーチ・アイテム
- ビーチチェア(滞在者は無料)
- ビーチパラソル(滞在者は無料)
- カサベラ(80ドル/日)
- 砂&水遊び道具(滞在者は無料)
※ 価格は2020年3月時点のものです。
リストバンドは毎日色が変わります
無料で提供されているビーチ用品をレンタルするためには「リストバンド」が必要です。この目印によってアウラニ・ディズニー・リゾートの ” 滞在者 ” と ” 非滞在者 ” を区別しています。
こうやったら、こうなるんで、こうするんですよ~
遊び方も懇切丁寧にスタッフがレクチャーしてくれるので安心です。折角のチャンスなので、日本ではなかなか体験できないアクティビティに挑戦してみてはいかがでしょうか。
混雑状況について
家族連れが若干多めの印象
混雑する時間帯など
アウラニ・リゾート・ビーチは、終日 ” ファミリー層 ” をメインに賑わいを見せています。あどけない顔で海水浴や砂遊びを楽しんでいるキッズたちの姿がとても印象的です。
午前中は空いているので散歩にも最適です
混雑のピークは「13:00~15:00」といったところでしょうか。
海水浴を楽しむなら水温が心地よく感じられるお昼過ぎの時間帯を狙うのもアリですが、ビーチで遊んだり、日焼けをしたりするのであれば、日差しが強過ぎない「午前中」または「夕方近く」を選んで訪れるとよいでしょう。
体験レポート
サーフボードの上でヨガ・プログラムを楽しむ美女たち
それでは、アウラニ・ディズニー・リゾートのビーチ「コホラ・ラグーン」について、詳しくご紹介していきたいと思います。
外観について
浜辺の砂もサラサラ~としています
アウラニ・リゾート・ビーチの最大の魅力といったら、やはり、蒼い海と白浜が広がる空間そのものではないでしょうか。この理想的なリゾート・ビーチで何をするわけでもなく、ただのんびりと過ごすだけでも、十分リフレッシュできます。
これは絶対入りたくなる海ですね~
波打ち際の水温は、冷た過ぎず、温過ぎない、心地よい温度に保たれています。体感として27~30℃程度でしょうか。沖に出ると少し水温は下がるので、長時間の海水浴にはお気を付けください。
雰囲気など
Z z z...
ビーチでは、カサベラ(日よけ付きの2人用ビーチチェア)でのんびり読書やお昼寝を楽しんでいるシニア・カップルの他、タンニングやヨガに勤しむ若者などチラホラいらっしゃいます。
カサベラは「マキキ・ジョーズ」にてレンタル可(80ドル/日)
属性を問わず、様々なゲストが思い思いに、このビーチを楽しんでいるようです。
アウラニ・リゾート・ビーチでやりたい3つのこと
それでは「アウラニ・リゾート・ビーチ」における ” おすすめの過ごし方 ” について、定番ネタはもちろんのこと、私が個人的に心地よい&楽しかったことなどをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
その1:シュノーケリングで熱帯魚と泳ぐ!
ここに来たら、なんてったってシュノーケリングでしょう
私がアウラニで絶対やりたい!と心に決めていたのは「シュノーケリング」です。
石垣島で初めて体験して以来、その魅力にすっかりハマってしまった私は、この美しいコオリナのラグーンでも、熱帯魚と一緒に泳ぎたいと思っていたのです。
いつでもシュノーケリング日和なアウラニ・ビーチ
まずは、シュノーケリングの道具一式を「マキキ・ジョーズ」にてレンタルします。
ルーム・チャージで決済できるので手続きはとてもカンタンです。
こちらがシュノーケリング4点セットです
セットには ” フィン ” もついているのですが、スキューバ・ダイビングのように深く潜るわけでもなく、むしろ泳ぎづらくなるので、私たちは全く使いませんでした。
但し、ラグーン内にもゴツゴツとした岩場はあるので「マリン・シューズ」は用意していった方が良いかもしれません。
いざ出陣!!
さあ、頑張って泳ぐぞ~
軽く準備運動をし、いざ、コホラ・ラグーンへ。
波打ち際の砂は、ふわふわとした柔らかな感触。透き通った海水は、太陽の陽ざしに反射してキラキラと輝いています。
泳いでいるところ(笑)
肩まで海水に浸かると、灼けた素肌も一気にクールダウン。
シュノーケリングをするためには、ある程度の深度が必要なので、外海のちょっと手前にある「ブイ」が浮いてあるところまで泳いでいく必要があります。
浜辺からの距離は約100mほどでしょうか。
沖合にて
海側から見たアウラニ全景
さっそく水面に顔をつけて海の中を覗いてみると…
いました、いました~。
おそらく「ミヤコテングハギ」と思われる、タイの仲間とご対面。
コヤツです
人間をまったく恐れることもなく、のんび~り、ゆった~りと泳いでいました。きっと、このスズキ目・ニザダイ亜目・ニザダイ科・テングハギ属のお魚くんには、私たちの姿も ” 魚類 ” にしか見えていないのでしょう。
しばしアウラニの海に漂いながら、シュノーケリングを楽しむこと数十分。
後にも先にも、出会えた熱帯魚はこのタイ1匹だけでした(笑)。
小笠原諸島を代表する美しいラグーン「南島」
石垣島や宮古島、小笠原諸島で体験した、まるで竜宮城のような絵にも描けないほど美しい光景を楽しみにしていただけに、少々、拍子抜け…。
とはいえ、念願の熱帯魚と一緒にラグーンで泳ぐという夢は叶えられたので、心は満たされました。
そんな時の保険に「レインボー・リーフ」があります(笑)
ちなみに、アウラニのラグーン(外海付近)の透明度はそれほど高くありません。本当はもっとたくさんの魚が棲んでいると思いますが、視界が不明瞭であったことが、あまり熱帯魚と出会えなかった要因のひとつだと思われます。
よく見ると ” カニチャン ” がいます
休憩がてら、岩礁に上ってみると、そこにはカニや巻貝といった磯辺の生物がたくさん生息していました。
珍しいところではウニなんかも(笑)。
ウニに目がない ” 相方くん ” は「ウニウニ~」と大興奮していました(笑)
童心に帰って、様々な海の生物を間近で観察できたことも、アウラニ・リゾート・ビーチでの楽しい思い出のひとつとなりました。
注意事項
外海は思いの外、波が荒い...
アウラニのビーチは、ラグーン内とはいえ、外海付近は足がつかないほどの深さがあります。また、午後には高波や潮の流れの影響で、体のバランスをとることも難しくなってきます。
誰にも自分の命は守ってもらえません
ビーチにはライフセーバーはおらず、自分の命は自分で守らなくてはなりません。ライフジャケットをきちんと着用するだけでなく、自身のスイムスキルや体調管理なども加味しながら、沖に行かれる際は、十分お気を付けください。
その2:セーリング・カヌーで外海へ
オレンジの船体が眩しい ” アウラニ号 ”
アウラニのビーチでやりたいことの2つ目は、「セーリング・カヌー体験」、です。
これはラグーンの外に出て、コオリナ地区の近海を航行する、というアクティビティのひとつとなっています。
イケメンなスタッフがパドルを必死に漕いでいます
外海の景色はもちろんのこと、ラグーンの外側からアウラニの全景を眺めてみたいという思いもあり、訪問する前から ” セーリング・カヌーは絶対に体験したい ” と心に決めていました。
ちなみに、こちらのアクティビティに参加したことで、” クジラ(コホラ)” と出会うことができました。
その3:サンセットを堪能!
オーシャンビューを味わいたいなら、レストラン ” アマアマ ” へ!
やりたいことの3つ目は、のんびりとサンセットを味わう、です。
コオリナ地区はオアフ島の西海岸に位置するため、目の前で日の入りを眺められる、絶好のサンセット・スポットとなっています。
心が浄化されます
3泊4日の滞在中は天候にも恵まれ、全日、サンセット日和となりました。
とりわけ、帰国前日にレストラン「アマアマ」から眺めたサンセットは息をのむほど美しく、水平線にゆっくりと太陽が沈んでいくその様子は、忘れがたい思い出となりました。
静と動の両方が味わえる魅力的なビーチ
朝・昼・晩、そのどれもが魅力的なビーチ
今回は、アウラニ・ディズニー・リゾートのビーチ「コホラ・ラグーン」についての体験レポートをお届けしました。
アウラニを象徴するこの風光明媚なロケーションに恵まれた美しいラグーンは、いつもゲストで賑わっている陽気で楽しいエリアとなっています。シュノーケリングやセーリング・カヌーなどでアクティブに過ごすのも良し、日光浴を楽しんだり、サンセットを眺めたりするのも良し。これぞハワイ!と言えるひとときを、きっとこの場所では叶えることができるでしょう。
リゾート気分満点!な、この ” 理想的な絶景ビーチ ” で、アウラニの思い出を、またひとつ増やしてみてはいかがでしょうか。