ディズニーランド・パーク
– Disneyland Park(Paris)–

パリのシンボルは ” 眠れる森の美女のお城 ” です

基本情報(PDL)

このページでは「ディズニーランド・パーク(PDL)」の基本知識について紹介しています。パーク概要(沿革/雰囲気/各テーマランド)の他、パリにしかないアトラクションや必見のエンタテインメント、お土産探しに最適なショップや絶品レストランなど、訪問前に知っておきたい ” おすすめ情報 ” を、たっぷりとお届けいたします。

ディズニーランド・パークのエントランス

ディズニーランド・パークDisneyland Park|略称:PDL)は、欧州で初めてオープンしたディズニーのテーマパークです。シンボル「眠れる森の美女のお城(Sleeping Beauty Castle)」を中心に、5つのテーマランドで構成されています。

沿革

パリ・ディズニーは2017年に開園25周年を迎えました

ディズニーランド・パークのグランドオープンは1992年4月12日。開園当初は ” 欧州のディズニーパーク ” を意味する「ユーロ・ディズニーランド(Euro Disneyland Park)」と呼ばれていました。

アナハイムとオーランドのパーク事業の成功を背景に、米国「ウォルト・ディズニー・カンパニー(The Walt Disney Company)」が、ヨーロッパに ” 新たなディズニーパーク ” を建設する計画をスタートさせたのは1972年のこと。その候補地となったのはイギリス、フランス、イタリア、スペインの四か国。土地の確保が困難という理由でイギリスとイタリアは早々に候補から外れ、フランススペインの一騎打ちという状態に。

欧州に先行する形で「東京ディズニーランド(TDL)」が1983年にオープン。瞬く間に成功をおさめ、この出来事はディズニーのテーマパークが国際展開する好機になったといいます

オリエンタルランドが成し遂げた偉業は本当に大きなものでした

構想の初期段階において、スペインの有する ” 地中海性気候 ” はカリフォルニアやフロリダのコンディションに近いということもあり建設が有力視されていましたが、ヨーロッパの中心に位置するという ” アクセスの良さ ” や ” 集客力 ”、そして都市部近郊に程よく広大な平地(マルヌ・ラ・ヴァレ)が確保できるといった好条件が揃っていた「パリ」が、最終的な建設地として選ばれることになったそうです。

着工は1988年8月のこと。1990年には、” ユーロ・ディズニーランド ” の広報機能を持つ組織「エスパス・ユーロ・ディズニー(Espace Euro Disney)」が開業。

その約2年後の4月、晴れて「ユーロ・ディズニーランド」は開園の日を迎えることとなりました。

無事、パークのオープンには漕ぎつけたものの、入場者数は伸び悩み、予測の半分(またはそれ以下)の集客だったと言われています。従業員の雇用解除、財政難、株価の急落、といった環境の悪化も重なり、順風満帆な船出とはならなかったようです。

フランスでは「パーク・ディズニーランド(Parc Disneyland)」とも呼ばれています

パークの名称が「ディズニーランド・パリ(Disneyland Paris)」に変更されたのは1994年10月1日のこと。翌年には新アトラクション「スペース・マウンテン(Space Mountain: De la Terre à la Lune)」がオープン。入場者数も徐々に伸び始め、1995年度の決算では債務完済が発表されるまでに経営環境も改善。

その後、2002年にはディズニーランド・パリの第2パークにあたる「ウォルト・ディズニー・スタジオ(Walt Disney Studios Park)」がオープン。それに伴いパーク名も「ディズニーランド・パーク(Disneyland Park)」へと改称。これにより「ディズニーランド・パリ」はリゾート全体を表す名称となりました。

年間の入場者数も「ルーヴル美術館」や「エッフェル塔」を上回るようになり、2005年にはヨーロッパで一番の観光地に

金融危機をはじめとするいくつもの困難を乗り越えた ” ユーロ・ディズニーランド ” は、ヨーロッパという土地を活かした独自のコンセプトと経営方針により、” ディズニーランド・パリ ” という、華麗なる変貌を遂げることとなったのでした。

パリにおいて ” レトロフューチャー ” は重要なコンセプト

パリは独自の魅力にあふれています

ディズニーランド・パークは「眠れる森の美女のお城」をシンボルとした、” カリフォルニア(アナハイム)型 ” のデザインとなっていますが、単なるカリフォルニア版の ” クローン ” とならないよう、パークの設計やコンセプトにはいくつかの変更が加えられています。その最たるものは「お城のデザイン」「ディスカバリーランド」の存在です。

ジュール・ヴェルヌの世界へ没入できるエリアです

ディスカバリーランド(Discoveryland)は、他のディズニーパークにおける「トゥモローランド」に相当するテーマランドです。” 近未来 ” を意味する「トゥモロー」ではなく、過去の人間が描いた未来像を意味する ” レトロフューチャー ” をそのコンセプトとしており、フランスのSF小説家「ジュール・ヴェルヌ(Jules Gabriel Verne)」の世界観を中心とした、どこか懐かしさを感じさせるエリアとなっています。

その斬新なデザインや目に入ってくる光景は明らかに ” トゥモローランド ” とは一線を画すものとなっています。

地球上どこにもない ” キャッスル ” を目指しました

ディズニーランド・パークのもう一つの魅力は「お城のデザイン」です。カリフォルニアと同じく「眠れる森の美女のお城」をパリでも採用していますが、その装いはカリフォルニアのものとは著しく異なっています。

欧州は ” 本物のお城 ” を有する大陸ということもあり、ヨーロッパに現存する古城に対し(敬意を払うという意味において)” 別格 ” に扱う必要がありました。故、パークに配置する「お城」には、他のディズニーパーク以上に ” オリジナリティ ” が求められたようです。

その結果、” ディズニーパークNo.1の美しさ ” という呼び声も高い、あの唯一無二のキャッスルが完成しました。

各テーマランドについて

テーマランドは全部で5つ。「メイン・ストリート USA」をはじめ、西部開拓時代やおとぎの国、パリ・ディズニーの独自エリア(ディスカバリーランド)など、時代や趣の異なる魅力的なエリアで構成されています。

メイン・ストリート USA

この古き良き街並みを闊歩するだけでも楽しい

メイン・ストリート USA(Main Street, U.S.A.)は、ウォルト・ディズニーが暮らした街並みを再現した大通りです。東京ディズニーランドの「ワールドバザール」に相当するエリアですが、” アーケード型 ” ではなく、屋根を持たない開放的な目抜き通りとなっています。

パリの場合、両側の建物内は「リバティ・アーケード(Liberty Arcade)」と「ディスカバリー・アーケード(Discovery Arcade)」という屋根付きの通路となっており「ワールドバザール」とよく似た一面をのぞかせています。

フロンティアランド

ファー・ウェスト河には「モリー・ブラウン号」も航行しています

フロンティアランド(Frontierland)は、東京ディズニーランドの「ウエスタンランド(Westernland)」に相当するエリアです。

サンダー・メサ(Thunder Mesa)と呼ばれる西部開拓時代の街が再現されており、ランドマークとなっている金鉱山「ビッグサンダー・マウンテン」や、パリ版の ” ホーンテッド・マンション ” と形容される「ファントム・マナー」はこのエリアで体験できるアトラクションです。

アドベンチャーランド

” スカル・ロック ” はパリ・ディズニーのシンボルの一つ

アドベンチャーランド(Adventureland)は、” 冒険 ” と ” ロマン ” をテーマに、アフリカやアジアなどのジャングルや秘境が再現されたエリアです。

パリの場合、アドベンチャーランドの要でもある「ジャングル・クルーズ」は存在せず、” アドベンチャー・アイル ” 、” 海賊たちの砦 ”、” 古代遺跡の眠る密林 ”、” アグラバー(アラジンの世界)” といった4つのセクションで構成されています。

ファンタジーランド

ハートの女王のお城からの眺め

ファンタジーランド(Fantasyland)は、ディズニーランドの中核を担う ” おとぎの国 ” をコンセプトとしているテーマランドです。パークのシンボル「眠れる森の美女のお城」もこのエリアに内包されています。

ディズニーの映画やアニメ、キャラクターそのものをモチーフとしたアトラクションも数多く導入されており、代表的なものとしては、映画『ふしぎの国のアリス』の世界を再現した「アリスのキュリアス・ラビリンス」や「ピーターパン空の旅」など。

少し変わったところでは ” シリー・シンフォニー ” シリーズの不朽の名作『風車小屋のシンフォニー(The Old Mill)』に登場する ” 風車 ” も、このエリア内で見ることができます。

ディスカバリーランド

どこか懐かしさを感じさせる風景が広がっています

ディスカバリーランド(Discoveryland)は、他のディズニーパークにおける「トゥモローランド(Tomorrowland)」に相当するエリアです。

上述のとおり ” レトロフューチャー ” をコンセプトとした、パリ・ディズニー独自のテーマランドとなっています。” 世界最強 ” の呼び声も高い「ハイパースペース・マウンテン」は、このエリアのランドマークにもなっています。

アトラクションについて

ディズニーランド・パーク内には40近くものアトラクションが存在しています。「カリブの海賊」や「スペース・マウンテン」など、東京ディズニーランドでもお馴染みのアトラクションがパリにも導入されていますが、それらはTDL版とは ” 似て非なるモノ ” となっています。パリに訪れたら、ぜひ体験していただきたいアトラクションの一つです。

パリにしかないアトラクション

ファントム・マナー

” ホーンテッド・マンション ” とは見た目の印象がだいぶ違う

ファントム・マナー(Phantom Manor)は、お化け屋敷タイプのアトラクションです。” ホーンテッド・マンションのパリ版 ” と形容されることもありますが、背景やストーリーは「ホーンテッド~」とは異なっており、全く別のアトラクションとして楽しめます。美しくも儚い、その哀しいストーリーに、体験後はちょっと気持ちが落ち込んでしまうかもしれません。

アリスのキュリアス・ラビリンス

至る所にアリスの世界観が

アリスのキュリアス・ラビリンス(Alice's Curious Labyrinth)は、迷路型のウォークスルー・アトラクションです。迷路の中では ” トランプ兵 ” や ” チシャ猫 ” といった『ふしぎの国のアリス』に登場するユニークなキャラクターとも出会えます。ハートの女王のお城からの眺めも必見です。没入感たっぷりに『ふしぎ』の国へと迷い込むことができます。

ノーチラス号の謎

ディスカバリーランドの ” ラグーン ” に停泊しています

ノーチラス号の謎(Les Mystères du Nautilus)は、ジュール・ヴェルヌのSF小説『海底二万里(Twenty Thousand Leagues Under the Seas)』に登場する潜水艦をモチーフとした、ウォークスルー型のアトラクションです。ネモ艦長のプライベート・ルームやコレクションの他、艦内では予期せぬ ” アクシデント ” も待ち受けています。

絶対乗りたい!おすすめアトラクション

ハイパースペース・マウンテン

” レトロフューチャー ” を前面に押し出した斬新なデザイン

パリ・ディズニーで最もおすすめしたいアトラクションは「スペース・マウンテン」です。現在は『スター・ウォーズ』をテーマとした ” ハイパースペース・マウンテン(Star Wars:Hyperspace Mountain)” 仕様として、通常版とは異なる演出でゲストを魅了しています。

パリ版のスペース・マウンテンは、他のディズニーパークのバージョンとは全くの別物となっています。外観も然ることながら、コースやエフェクトを含め、スペース・マウンテン史上、最高(最恐)の体験をパリで味わうことができます

ビッグサンダー・マウンテン

水しぶきを上げるビッグサンダー・マウンテン

日本でもお馴染みの「ビッグサンダー・マウンテン(Big Thunder Mountain)」は、パリでも人気の高いアトラクションの一つとなっています。パリ版は世界最速、最長のスペックを誇っており、完全に絶叫マシンと化しています。コースの途中で水しぶきを上げたり、TDL版では見られない動物が岩陰に隠れていたりと、細かな演出やエレメントにも注目です。

ファストパスの対象アトラクション

FPを活用して効率的に回ろう

ファストパス(FP)の対象アトラクションは、ディズニーランド・パークでは計6種となっています。

  • ビッグサンダ・ーマウンテン(フロンティアランド)
  • インディ・ジョーンズ:テンプル・オブ・ぺリル(アドベンチャーランド)
  • ピーターパン空の旅(ファンタジーランド)
  • ハイパースペース・マウンテン(ディスカバリーランド)
  • スター・ツアーズ(ディスカバリーランド)
  • バズ・ライトイヤー・レーザー・ブラスト(ディスカバリーランド)

取得方法/使い方など

ビッグサンダー・マウンテンのファストパス

ファストパスはパークチケットの裏側に記載されてある「二次元コード」をファストパス対象アトラクションのエントランス付近に設置されているファストパス発券機にかざして取得します。

ディズニーランド・パリのファストパスについては、以下の記事でも詳しく紹介しております。こちらも参考にしてみてください。

【関連記事】
ファストパスの取得方法 ~ パリ編 ~|ワールド・オブ・ディズニー
https://world-of-disney.com/article003/

シングルライダーについて

スペース・マウンテンは回転が良いのであまり効果はナシ!?

シングルライダーの対象アトラクションは、ディズニーランド・パークでは1種となっています。

  • ハイパースペース・マウンテン(ディスカバリーランド)

ハイパースペース・マウンテンは2人掛けのライドとなっているので、1人分の空きは出にくいかもしれません。但し、元々回転の良いアトラクションなので、シングルライダーの効果(メリット)そのものがあまり感じられないかもしれません(笑)。

エンタテインメントについて

ディズニーランド・パークでは、四季折々、多彩なイベントやパレード、ゲストを魅了するショー・プログラムが数多く用意されています。ミッキーやその仲間たち、ディズニー・プリンセスたちとふれあえるグリーティング施設やスポットも充実しており、パリらしさを感じられるオリジナリティにあふれたエンタテインメントを体験することができます。

イベントなど

10月には「ファントム・マナー」の前にはカボチャがゴロゴロと

パリ・ディズニーでは「ニューイヤー・イベント(年末年始のプログラム)」をはじめ、「ハロウィーン」や「クリスマス」など、期間限定のイベントを季節ごとに開催しています。

世界で最も緯度の高いディズニーパークということもあり、ウインターシーズンのイベントはより一層、幻想的な雰囲気に包まれます。

パレード&ショー

プロジェクション・マッピングと花火が融合したナイト・エンタテインメントは必見です

華やかなデイ・パレード「ディズニー・スターズ」や、幻想的なナイト・エンタテインメント「ザ・スペクタキュラリー・スパークリー・ディズニー・イルミネーションズ・ショー」は、パリ・ディズニーの大きな魅力の一つとなっています。

また、フロンティアランドにある劇場「フロンティアランド・シアター(Frontierland Theater)」では、定期的にディズニー作品を題材としたライブ・エンタテインメントを上演しています。現在は『ライオン・キング』をテーマとした『リズム・オブ・ザ・プライド・ランズ(The Lion King: Rhythms of the Pride Lands stage show)』というショーが開催されているようです。

グリーティングなど

” フォトパス+ ” でミッキーとの記念の1枚を

ファンタジーランドにある「ミート・ミッキーマウス」「プリンセス・パビリオン」といったキャラクター・グリーティング施設&スポットでは、ミッキーやディズニー・プリンセスたちとのふれあいやフォト撮影を楽しむことができます。

ディズニーランド・パークにおいてもグリーティングは人気の高いコンテンツとなっているようで、どの施設も待ち時間は長めです(60~120分程度)。

ショップについて

エンポーリアムの外観は ” ヴィクトリア様式 ” となっています

パーク最大のスーベニア・ショップ「エンポーリアム」や、スイーツ専門店の「ボードウォーク・キャンディ・パレス」、アパレル専門店の「ディズニー・クロージアー」や、玩具&ぬいぐるみの宝庫「ディズニー & カンパニー」といったパーク内の主なショップ&ストアは「メイン・ストリートUSA」に集中しています。

パリの観光地(エッフェル塔など)をモチーフとしたグッズもあります

また、ファンタジーランドにある「ミッキー卿のブティック」やディスカバリーランドの「コンストレイションズ」はアイテム数も豊富で、穴場なストアとなっています。

ディズニーランド・パリらしさを感じさせるお店としては、ファンタジーランドにある「ゼペットじいさんの工房」や「三人の妖精のコンフィズリー」といったところでしょうか。おとぎの国のような ” ヨーロッパ ” ならではのお土産を探してみるのも楽しいかもしれませんね。

ダイニングについて

店内ではショーも鑑賞できます(予約不要)

ディズニーランド・パークでお食事を楽しみたい方にぜひ訪れていただきたいのは、メイン・ストリートUSAにある「プラザ・ガーデン・レストラン」です。ヴィクトリア調の格調高い空間で、優雅な気分に浸りながら絶品グルメに舌鼓を打つことのできるダイニングです。

もう少し軽めの食事を希望される方には「ラッキー・ナゲット・サルーン」などはいかがでしょうか。主にハンバーガーやスナックといったファストフードを中心に提供している、西部の酒場をイメージしたレストランです。

パリでも ” トード氏 ” に会えます

その他、「カリブの海賊」に隣接する「キャプテン・ジャック」や『イカボードとトード氏』をフィーチャーした「トード氏のレストラン」などは、ディズニーの世界観が味わえるダイニングとしてもおすすめです。エクステリアや店内の装飾の一つひとつに至るまで、細かな演出が施されているので、アトラクション気分でも楽しめます。

ディズニーランド・パーク(パリ)のアトラクションやエンタテインメント、ショップやレストランなどを中心に、お役立ち情報や独自の体験レポートを画像と共に記事にまとめてみました。随時、執筆&投稿しておりますので、お時間がございましたら、ご覧頂けると幸いです。