
アウラニで幻想的な体験を!
アウラニ・ディズニー・リゾートには「レインボー・リーフ(Rainbow Reef)」という、ハワイ近海のサンゴ礁を再現した人工のラグーンがあります。そこには色鮮やかな熱帯魚が多数生息しており、魚たちと一緒にシュノーケリングを楽しめる、オアフ島唯一のプライベート・ラグーンとなっております。
今回は、レインボー・リーフのシュノーケリング体験をメインに、その魅力や楽しみ方をお届けしていきたいと思います。
この記事の目次
アクティビティ情報
レインボー・リーフ(Rainbow Reef)
- 営業時間:8:00~17:00(変更される場合があります)
- 主なアクティビティ:シュノーケリング、サプライド・エア・シュノーケリング、アンダーウォーターエクスプローラー、フィッシュ・アー・フレンズ、等
- URL
予約は必要!?
シュノーケリングに関しては予約不要です(営業時間:10:00~17:00)。インストラクターやガイド付きのアクティビティ(サプライド・エア・シュノーケリング、アンダーウォーター・エクスプローラー、フィッシュ・アー・フレンズ、等)に関しては、事前予約が必要となっています。開催スケジュールもアクティビティごとに異なるので、予め「デイリー・イヴァ」や「公式Webサイト」等で確認しておきましょう。
シュノーケリング・セットはレンタルできます
シュノーケリングに必要な道具一式は、レインボー・リーフのエントランス付近にある「レインボー・リーフ・レンタル」または、ビーチに隣接しているショップ「マキキ・ジョーズ」にてレンタルすることが可能です。プランは「1日使い放題」と「滞在期間定額利用」の二つがあります。
1日レンタル
- 大人:25 ドル
- お子様(9 歳以下):20 ドル
滞在期間定額レンタル
- 大人:45 ドル
- お子様(9 歳以下):35 ドル
※ 価格は2020年時点のもの。変更される場合があります。
レンタルの方法

レンタルはこちらで
まずは「レインボー・リーフ・レンタル(または「マキキ・ジョーズ」)」へ訪問し、シュノーケリング・セットをレンタルしたいという旨をスタッフに伝えます。レンタルできる用具は、以下のもの。
- シュノーケリング用のマスク
- シュノーケル(呼吸管)
- ライフジャケット
- フィン ※ 海に潜る場合

セット一式(レインボー・リーフではフィンは付きません)
支払いはルーム・チャージとなっています。カードキーの提示&PINコードの入力が手続きの際に求められます。

手続き中の様子(画像は「マキキ・ジョーズ」にて )
最後に「注意事項」が書かれた用紙に目を通し、サイン(レンタルした人全員分)をして手続きは終了。待ちがなければ手続きにかかる所要時間は3~4分程度です。

なんてことないや~
注意点
レンタル品の返却期限は17時までとなっています(日によって変わるので要確認)。また、シュノーケリング・セットは1回のレンタルで「レインボー・リーフ」と「ビーチ」の両方で利用することができます。但し、用具は使い分けをしているため、その都度、シュノーケリング・セットの交換が必要です。返却&交換は「レインボー・リーフ・レンタル」と「マキキ・ジョーズ」のどちらでも受け付けています。その際、レンタル時に渡されたレシートを提示する必要があるので、なくさないようにお気を付けください。

「マキキ・ジョーズ」はビーチに面したレンタル・ショップです
体験レポート
外観など

レインボー・リーフのエントランス
レインボー・リーフは ” アウラニの顔 ” とも言えるアクティビティの一つなので、敷地内のほぼ中央という好立地にあります。ちなみに入り口は「ワイアナエ・タワー」側にあります。

ここからラグーン・エリアへと入ります
ラグーン・エリア内にはロッカーがあるので荷物を置くことができます。但し、鍵のないむき出し状態のものなので、貴重品等はゲスト・ルームに置いておいた方が無難でしょう。

シンプルなロッカーです...
混雑状況など
レインボー・リーフには、朝イチ(10時~)と午後(3時~)の計2回訪問しました。私たちを含め、常時3~4組程度の集客。時期的にアウラニ・ディズニー全体が混雑していなかったということもあり、のびのびとシュノーケリングを楽しむことができました。
水温は冷たい?深さは??
水温は約25℃。ラグーン内の熱帯魚が快適に過ごせる温度に保たれているとのこと。アウラニ・リゾート・ビーチよりも水温が低いため、それほど長くは入っていられません。故、回転率はやや高め(笑)

ヒューマン・ビーイングには30分が限度...(笑)
ラグーンの水深は深い所で約3mあります。当然、足はつきません。故、一人できちんと泳ぐことのできる方がレインボー・リーフの対象者となっています。
注意事項など
レインボー・リーフ(ラグーン)を利用する上での注意事項は、以下のとおり。
- ラグーンに入る前にしっかりとシャワーを浴びること
- ラグーンの中では、潜ったり、立ち上がったりするのは禁止
- 熱帯魚には触らないこと
- バタ足は厳禁
その他、健康体であること、疾患等を持っていないこと、11歳以下のお子様は、必ず保護者が同伴すること、等々が、利用上の規定となっています。
シュノーケリングの方法について

僕だってできるよ(ドヤッ)
相方さんがスキューバの免許を持っているので、ラグーンへ入る前にレクチャーしてもらいました。
かいつまんで言うと、
1:シュノーケル(呼吸管)は水面に出す
2:口呼吸をする(鼻呼吸はしない)
それだけだそうです。
最初は少しコツがいりますが、すぐに慣れるのでカンタンです。口呼吸を頑張り過ぎて、ラグーンの水をゴクゴク飲まないようにお気を付けください(笑)
いよいよラグーンへ

いざ、ラグーンへエントリー
ラグーンの中へ入ると、思いのほか冷たいので、最初はヒヤッとします。心臓発作(!?)を起こさないよう、浅いところからゆっくりと入り、徐々に身体を慣らしていきましょう。

水際にはすでにお魚がいますよ
熱帯魚と遊泳できます

ラグーン内からの視点はこんな感じです
水温にも慣れ、思い切って水面に顔をつけてみると、何ということでしょう。目の前には、数えきれないほどの熱帯魚が群れを成してス~イスイと泳いでいるではありませんか。

観たかったのは、これこれ!
青や黄色、紫色をした色とりどりの魚たちを間近で観ながら、彼らと一緒にのんびりと漂いながら泳ぐことができます。一種のヒーリング効果といってもよいでしょう。非日常がそこにはあります。そして、それはさながら人魚たちの王国「マーメイド・ラグーン」のようでもありました。

群れを成して泳ぐハワイのお魚たち
どんな魚がいるの??
レインボー・リーフにはハワイ諸島沿岸に生息している多種多様の熱帯魚を観ることができます。有名どころではエンゼルフィッシュやチョウチョウウオなど、太陽の光にウロコをキラキラと輝かせながら、悠々と泳いでいます。
ラグーン内の熱帯魚を一部、ご紹介します。

オオフエヤッコダイ(Longnose Butterflyfish)

ミヤコテングハギ(Orangespine Unicornfish)

ニセカンランハギ(Eyestripe Surgeonfish)

ヒレナガハギ(Sailfin Tang)

チョウハン(Raccoon Butterflyfish)

ツユベラ(Yellowtail Coris)
メネフネもいます

ひょうきんな顔をしています
水中には、ハワイの伝説の妖精「メネフネ」の石像が2軀、沈んでいます。にこやかな笑みを浮かべた彼らは、きっとこのラグーンの守護神でもあるのでしょう。像はラグーンの中心より少し奥まったところにありました。メネフネ像の近くには、サンゴや貝をモチーフとした岩のモニュメントもあります。レインボー・リーフにはこうした遊び心が所々に隠されています。まるで宝探しでもしているかのような、ワクワクした気分も味わえます。
シュノーケリングしなくても熱帯魚が見られます

シェイブ・アイスを食べたついでに立ち寄ってみてください
この美しいラグーンの様子は、シェイブ・アイスを販売しているショップ「パパルア・シェイブ・アイス」近くの洞窟内にある「ビューイング・ウィンドウ」からも観賞することが可能です。ウインドウからはガラス越しにカラフルな熱帯魚の数々を観ることができるので、まだ泳ぐことのできない小さなお子様連れのご家族にも人気があるようです。

シュノーケリング気分も味わえます!
フィッシュ・アー・フレンズ
レインボー・リーフでは日に5回ほど、熱帯魚にエサを与える ” フィーディング・ショー ” が開催されています。「フィッシュ・アー・フレンズ」という、3~12歳までのお子様向けのアクティビティの一環で、子供たちはフィーディングや海の生き物たちの世話を通じて、命の大切さや自然、環境保護などを学べるようです(要予約&有料)。
私たちは9:30~から開催される1発目のフィーディング・ショーを観にレインボー・リーフへ。アニマル・スペシャリスト(スタッフさん)が餌付けの仕方を子供たちに丁寧にレクチャーしています。

お魚たちはこうすると、こうなるから、こうしてあげるんだよ~
レクチャーが終わり、とうとう子供たちが餌付けをする番に。食事を待ちかね、バシャバシャと飛び跳ね、水際に群がる魚たち。恐る恐る、水面へと近づく男の子に周囲の目が集まります。すると次の瞬間、驚くべき光景を目の当たりに。
なんと、彼はフィッシュ・フードの入ったケースを垂直にひっくり返して、ドボドボッと豪快に与えているではありませんか!!

エッ?
ゴーイング・マイ・ウェイな我が子に苦笑するお父上とお母上。生命の大切さや自然&環境保護の前に、まずは、正しい餌付けの方法から学ぶ必要があるようです。

これがオレ様のやり方さ!!
これぞアウラニ・ディズニーらしいアクティビティ

親子のふれあいの場にもなっています
アウラニ・ディズニーではやりたいことがたくさんありましたが、その中でも「レインボー・リーフ」は絶対に体験したい!と行く前から意気込んでいたマスト・アクティビティでした。美しい熱帯魚と一緒に泳ぐという経験はとても幻想的で、夢のようなひと時を過ごすことができました。人間を怖がらず、のんびりと泳ぐ魚たちも可愛かったですね。とぼけた顔の魚にも癒されました(笑)
ぜひ、アウラニを訪問された際は、この美しいレインボー・リーフで海の生き物たちと戯れながら、” 非日常 ” を味わってみてはいかがでしょうか。