ここが ” 天国 ” への入り口です
この記事について
今回は、アウラニ・ディズニー・リゾートのスパ&セラピー施設「ラニヴァイ」についてご紹介したいと思います。「混雑状況」や「おすすめの過ごし方」はもちろんのこと、施設の「予約」や「利用方法」など、体験する前に知っておきたい情報や楽しみ方のポイントについて、臨場感たっぷりの ” 体験レポート ” と共にお届けいたします。
ラニヴァイを満喫してこそ、アウラニ制覇というものよ
ラニヴァイ(Laniwai)は、” ロミロミ ” をはじめとした、ハワイの伝統的なマッサージを体験できるアウラニ・ディズニー・リゾートのスパ&セラピー施設です。
アウラニにおいて、優雅&ラグジュアリーなひとときを過ごせるスポットとしても知られています。
施設情報
ラニヴァイ(Laniwai)
- 営業時間:8:30~19:00(変更する場合があります)
- 所要時間:制限なし(施術時間は約45分~)
- 施設タイプ:スパ&セラピー(ファミリー向け)
- エリア:ワイアナエ・タワー(アウラニ・ディズニー・リゾート)
- 開始日:2011年8月29日
- 混雑状況:★☆☆☆☆
- リストバンド:不要
予約は必要!?
予約は取っておいた方が安心です
施術に関しては、原則予約が必要です。
空きがあれば、当日に予約することも可能とのことですが、希望の条件にてセラピーを確実に体験するためにも、アウラニの滞在前または到着後すぐにでも予約を取るよう、推奨されています。
予約方法 ①:現地予約
コンシェルジュ・デスクはフロントに隣接しています
フロントに隣接している「コンシェルジュ・デスク」または、直接、ラニヴァイの「受付カウンター」にて予約を受け付けています。
希望の日時、人数、希望の施術、等々をスタッフに伝えるだけでOKです。
予約方法 ②:電話予約
私たちもTELにて予約を取りました
ラニヴァイは、電話予約が可能です。
多少、国際電話の料金はかかりますが、滞在前に施術の予約を取っておいた方が確実なので、電話での予約をおすすめします。
対応してくれるスタッフも日本語が通じるので安心です。
予約の流れ ~ 電話予約編 ~
日本語に対応しているところが嬉しいですね
ラニヴァイの予約デスク番号
【 ☎(808) 674 - 6300 】
※ TEL番号は変更される場合があります。
電話のかけ方
携帯電話でも海外へ電話を掛けることは可能です(ドコモの「WORLD CALL」利用など)。
「010」+「国番号」+「相手先の電話番号」
を順番にプッシュすることで、国際電話は掛けられます。
ラニヴァイの予約デスクへ国際電話をかける場合(参考)
「010」+「1(米国の国番号)」+「(808) 674 - 6300(予約デスク番号)」
予約の電話は、ハワイ時間の「8:30~19:00」の間に掛けるようにしましょう。
最初に英語で挨拶をされますが、「In Japanese, please」と伝えると日本語対応スタッフに代わってもらえます。
確認事項について
下記項目を電話口で聞かれるので、予め準備しておきましょう。
- 希望日時
- 人数
- 希望の施術(コース)について
- 希望のセラピスト(男性/女性)について
- 病気やケガ、アレルギーの有無など
- 施術を受ける人の氏名(全員分)
- 連絡先(メールアドレス/電話番号)、など
TEL終了後~
電話でのやり取りが終わるとスタッフに伝えたメールアドレスに予約完了の通知が届きます。メールに記載されている内容は入場の際に必要となるため、PDF化してスマホに取り込んでおくなど、すぐに提示できる状態にしておきましょう。
キャンセルは ” 6時間前 ” までに
万一、予約の変更やキャンセルする場合には、6時間前までに連絡するようにしましょう。
すでにアウラニに滞在している場合は、施術前日にゲストルームへ予約確認の連絡が入ります。内容変更の旨は、その際に伝えても良いでしょう。
混雑状況について
ラニヴァイ Ver. のアヒルちゃんにも会えます
混雑する時間帯など
ラニヴァイは、セラピー予約者専用の施設となっているため、入場できる人数が制限されています。あくまで肌感となりますが、利用しているゲストは常時4~5組程度といったところでしょうか。
一日を通じて落ち着いた空間が保証された、” スパ&セラピー施設 ” となっています。
体験レポート
ワイアナエ・タワーの案内図
それでは、アウラニ・ディズニー・リゾートのスパ&セラピー施設「ラニヴァイ」について、詳しくご紹介していきたいと思います。
外観について
ラニヴァイのエントランス
ラニヴァイは、アウラニ・ディズニー・リゾート内にある2つのタワーの内のひとつ「ワイアナエ・タワー」の1Fにあります。
ワイラナ・プールは18歳以上のみ利用できます
ワイアナエ・タワーは、エヴァ・タワーと比べて落ち着いた雰囲気が漂っています。大人専用のプールエリア「ワイラナ・プール」側にあることもその所以です(「ワイラナ」とは、” 静けさ ” という意味を持つハワイの言葉)。
ラニヴァイには「静寂」という、” ヒーリング ” に欠かせない要素&環境がしっかりと整っているのです。
内部はどうなっているの?
淡い照明に包まれた開放的なロビー
ラニヴァイの扉を開けると、出迎えてくれるのは爽やかなアロマの香り。ハワイアン・ハーブやシーソルトが織り成す ” 癒し ” の演出に、安息を得られます。
早めの受付がおすすめ
受付の様子
受付にて予約の確認をし、案内スタッフが来るまで、ふかふかのソファに座ってしばし待機。
ちなみに、予約時間の60分前から受付を開始しています。受付後からアメニティの利用が可能となっているため、より「ラニヴァイ」を満喫するためにも、出来るだけ早めに訪問されることをおすすめします。
水着+上に羽織るものがあると◎
私たちはTシャツを着ていきました
ラニヴァイへは「水着」のままで向かいます。
しかしながら、施設内は思いの外、涼しいので、身体を冷やさないためにも、上に羽織るものを着ていった方が安心です。
いよいよアウラニ No.1 の ” 天国 ” へ
ノド越しの良い、爽やかなお水です
ゆったりとしたソファに腰を掛けて待つこと数分。日本語で「こんにちは」とスタッフ(兼 ガイド)さんに声を掛けられ、” ラニヴァイ ” がスタート。
まずは、” パイン水 ” で喉を潤します。
ラニヴァイの至るところにはウォーター・サーバーがあり、滞在中、自由に飲むことが可能です。上の写真のようにパインの切り身が入ったものや、花やハーブの香りがするものなど、様々なフレーバーのお水を味わうことができます。ガイドさん曰く、デトックス効果が期待できるとのこと。積極的に飲水しておいた方が良さそうです。
各施設をガイドさんと一緒に回ります
チュートリアルの後、ガイドさんと共に施設の各スポットを回っていきます。ディスプレイされているオブジェやラニヴァイの言葉の由来など、一つひとつ、丁寧に説明してくれました。まるで、キュレーターと一緒にミュージアムを歩いているかのような気分も味わえました。
この滝はラニヴァイの ” シンボル ” です
ちなみに、このスパ&セラピー施設の名称にもなっている「ラニヴァイ」とは、” 真水の天国 ” という意味を持つハワイの言葉だそうです。屋外にあるハイドロセラピー・ガーデン「クラ・ヴァイ」と共に、本施設は ” 水の力を利用したヒーリング ” がコンセプトとなっています。
石投げのセレモニーが行われます
儀式の場
施設の紹介に続いて、ラニヴァイ名物 ” 石投げの儀式 ” が静かに執り行われます。
まず、” 英語 ” と ” ハワイ語 ” で文字が刻まれた「小石」が入っている木製のお皿の中から、目をつぶってひとつだけピックアップします。
選んだ石に書かれてある言葉は、今の自分にとって ” キー ” となる大切なワードなのだとか。
選ぶ瞬間はドキがムネムネします
ちなみに、私が選んだ石には「Happiness」、相方くんが選んだ石には「Listen」と書かれてありました。
ハピネス…。” 幸せ ” ってなんだろう。
リッスン…。ちゃんと話を聴くようにしよ~っと。
ポチャン…
選んだ小石は、その先にある小さな池の中へポチャンと投げ入れます。
儀式はこれにて終了です。
ラウンジでリラックス・タイム~
休憩室での仮眠も◎
石投げのセレモニー後、ラウンジ(休憩室)へと案内されます。
更衣室(男女別)には各自ロッカーがあるので、衣服や貴重品はそちらへ保管しておきましょう。
このローブが大変肌に心地よい
ローブを纏い、サンダルからスリッパへ履き替えて、施術開始までの時間をごゆるりと過ごします。
屋外エリアでリフレッシュするのも良し
サウナで冷えた身体を温めておくのも良し
施術開始の15分前にはスタッフが呼びに来るため、屋内エリアで待機しておく必要があります。
私たちは屋外エリア(クラ・ヴァイ)を楽しんだのち、ラウンジで過ごしました。休憩室は基本的に男女別となっていますが、中央ラウンジは男女共用となっています。カップルやご夫婦でも、一緒にアメニティを楽しめるのは嬉しいですね。
私たちも施術前に軽食をとっておきました
ラウンジでは、主にクッキーやマフィン、果物、ナッツ、ドライフルーツなどの軽食が提供されており、自由に好きなだけ食べることが可能です。マッサージは受ける側もエネルギーを消費するので、セラピー前に少し腹ごしらえをしておくと良いかもしれません。
但し、暴飲暴食はラニヴァイのコンセプトとは真逆となりますので、お食事はほどほどにしておきましょう(笑)。
ついに、念願の ” ロミロミ ” を体験!!
Go ! Go ! ヘブン~
スタッフさんに名前を呼ばれ、施術室へ。遂に、遂に、至福の時間の到来です!
施術コースについて
本記事にてご紹介させて頂くプランは、ド定番の「オリジナル・ロミロミ・コース(※)」です。
今回は2名同室での施術ということもあり「ホニホニ」というカップル向けのプランとなっています。
補足(※)
ロミロミ(Lomilomi):手のひらや腕全体を使って筋肉のコリをほぐしたり、リンパの流れをよくするといったスタイルのハワイの伝統的なマッサージ・セラピーのこと。
所要時間について
コースによっても異なりますが、オリジナル・ロミロミに関しては、所要時間は小一時間(約50分)程度といったところでしょうか(着替え等の時間を除く)。
料金など
施術料金(ホニホニの場合)は「330ドル(165ドル/1人)」となっています。
別途、20%のサービス料金が追加されるため、コースの合計額は「400ドル(約¥42,000)」ほど。
※ 価格は2020年3月時点のものです/単位はドル(1ドル=約105円)。
施術ルームの様子
これは絶対寝てしまうやつですね
今回は ” ホニホニ ” コースを選択しているということもあり、ベッドがふたつ並んだ施術室へと案内されました。
テラスもあります
部屋を丸ごと贅沢に使っているため、開放感バツグンのお部屋となっています。
ハワイの甘く、柔らかい風がスーッと通り抜ける、とても心地の良い空間が広がっていました。
セラピストについて
今回、施術をしてくれたセラピストはお二人とも女性の方でした。ひとりは現地の方(アンティ=ハワイ語でおばさまの意)、もう一人は日系の方でした。
日本語が通じる方がいらっしゃったため、マッサージの強弱や重点箇所なども正確に伝えることができました。
施術は ” 生まれたままの姿 ” で…
ありのままの姿、見せるのよ~
ロミロミは ” 全裸 ” で受けます。
そうです、すっぽんぽんです。フル・モンティです(笑)。
アウラニで No.1 と言われる、この贅沢なひとときは ” 生まれたままの姿 ” で挑まねばならないのです。
ウソ!?聞いてない…
セラピストが一旦、退室したその隙に、我々はそそくさと脱衣…。
その後、一糸まとわぬ姿(タオルはあります)で再度ベッド・インします。
ご準備はよろしいですか~?
はぁい…(照)
むむぅ…(ソワソワ)
「それでは、始めていきますね~」
という、セラピストのお声と共に、マッサージはスタート!
ちなみに、私も相方くんも ” ロミロミ ” は初体験です!
香り高いアロマに癒されます
まず、4種類のアロマの中から、お好きなボディ・オイルをひとつ選びます。
セラピストの力加減も、強過ぎず、弱過ぎずのいい塩梅。両腕や両脚、背中や腰などの全身をくまなく、ゆっくりと時間を掛けながら、ほぐしていきます。
ベッドも温熱仕様となっているため、じんわりとしみ込むような温かさに包まれます。部屋を吹き抜ける爽やかな風とのコラボレーションに、施術中、幾度となく微睡んでしまうコトも…。
The 至福のひととき
約1時間ほどでセラピーは終了。
施術後は、あまりの気持ち良さに、私も相方氏もしばし放心状態に…(笑)。
最高に贅沢な時間を堪能できた、この言葉に尽きると思います。アウラニで最も優雅なひとときが、この50分に凝縮されていたと言っても過言ではありません。
もう、何にも考えられねぇや~
ポケ~っと呆けていられたのも束の間…。
我に返った私たちは重大な ” 事実 ” に気付くこととなるのです。
そう、” フル・モンティな姿 ” という、という非道く、残酷な現実に…。
ぎゃあ~!
ラニヴァイという ” エデンの園 ” で「ロミロミ」という ” 禁断の果実 ” の味を知ってしまった私たちには、” 恥じらい ” という感情が芽生えてしまったようです。
そして、ふたりはそそくさとローブという名の ” イチジクの葉 ” と身に纏ったそうな(笑)。
セラピー終了後
施術後はセラピストに案内されて、再度ラウンジへ。マッサージの後は、営業時間内であれば好きなだけラニヴァイに滞在することが可能です。
屋外エリアの「クラ・ヴァイ」で ” ハイドロセラピー ” を体験するのも良し、リラクゼーション・ルームにてお昼寝するのも良し、将又、サウナやジェットスパで身体を温めるのも良し、です。
ラニヴァイで心ゆくまで、しっかりリフレッシュいたしましょう。
お土産がもらえます
この手の中で ” ラニヴァイ ” が仄かに香ります
ラニヴァイにてマッサージを受けたゲストには、オリジナルの ” バス・ソルト ” がお土産として渡されます。
可愛らしいレースのポーチに入った、アロマが香る、ポプリのようなソルトです。中にはカードが同封されているのですが、そこには、あの「石投げの儀式」で選んだ言葉(Happiness/Listen)が書かれてありました。
日本に戻った今も、手の中で香る度に ” ラニヴァイ ” が思い出されます。
記念、そして記憶に残る、本当に嬉しいお土産となりました。
あの ” アヒルちゃん ” も購入できます
また、ラニヴァイのロビー内にあるストアでは、アロマやトリートメント・オイル、ケア用品といった、癒しグッズも販売しています。単品や小分けでの購入も可能なので、お土産はもちろんのこと、自分へのご褒美にも◎
ご自宅でも ” ラニヴァイ ” の続きが楽しめますね。
” ラニヴァイ ” こそラグジュアリーの極み
ラニヴァイ限定の ” 隠れミッキー ” も探してみてくださいね
今回は、アウラニ・ディズニー・リゾートのスパ&セラピー施設「ラニヴァイ」についての体験レポートをお届けしました。
かねてより、ハワイに行ったら ” ロミロミ ” を体験したい!と思っていたので、初ロミロミをアウラニで体験できたことは感無量でした。出国前日の午後はマルっとラニヴァイの時間に充てられたので、旅の疲れも吹き飛び、心ゆくまで、リラックス&リフレッシュすることができました。
最高に贅沢な時間を、この ” 優雅なプライベート空間 ” で堪能し、アウラニの思い出を、またひとつ増やしてみてはいかがでしょうか。