3年ぶりに ” 夢と魔法 ” のアイスショーが開催されます!
この記事について
今回は、国立代々木競技場・第一体育館にて開催されたアイスショー『ディズニー・オン・アイス ~ JAPAN TOUR 35th ANNIVERSARY ~』についてご紹介したいと思います。2022年版の「演目リスト&楽曲紹介」や「カーテンコール(東京公演)の様子」はもちろんのこと、会場の「混雑状況」や「公演グッズ&限定アイテム」など、鑑賞する前に知っておきたい情報や楽しみ方のポイントについて、臨場感たっぷりの ” 鑑賞レポート ” と共にお届けいたします。
DOIは日本公演 ” 35周年 ” を迎えます!
ディズニー・オン・アイス(Disney on Ice)とは、ウォルト・ディズニー・カンパニーが主催し、フェルド・エンターテイメントが制作、プロデュースするアイスショーです。1981年に世界で初めて公開されて以来、全世界75ヶ国以上で公演され続けている、世界有数のライブ・エンタテインメントとして知られています。
補足(※)
日本においては、1986年に「ハッピーバースデー・ドナルド」という演目において初公演して以来、公演回数は合計「5,300回」を突破。2021年に「日本公演35周年」を迎えています。
基本情報
【東京公演】ディズニー・オン・アイス(Disney on Ice)
- 所要時間:約2時間(第1部:45分/休憩:20分/第2部:45分)
- 公演日時:10:30~/14:30~/18:30~(または 19:30~)※ 日によって公演回数は異なる。
- 劇 場:国立代々木競技場・第一体育館(代々木)
- 期 間:2022年7月15日~7月18日
場所について(Google マップ)
※ 情報は2022年7月時点のものです。
ディズニー・オン・アイス(2022)について
ディズニーの仲間たちによる ” 氷上 ” のフェスティバルです
ディズニー・オン・アイス ~ JAPAN TOUR 35th ANNIVERSARY ~は「ミッキーマウス」をはじめとした、ディズニー&ピクサーのキャラクターやディズニー・プリンセス、ヴィランズたちに扮したパフォーマーが、音楽や各種演出とシンクロした見事なスケーティングやアクロバット、エアリアルを披露する、” 氷上のミュージカル ” です。
日本最大規模のツアー型のアイスショーを、ライブMCの「ユウマさん」と「マリコさん」のお二人がお贈りします。
マリコさんは ” 元 ” DOIのパフォーマーです
制作は、数々のライブ・ショーをクリエイトしてきた米国のエンタテインメント制作会社「フェルド・エンターテイメント(Feld Entertainment Inc.)」によるもの。
今回の作品は、ディズニーの魔法をもっと身近に感じてもらえるよう、より進化したプロジェクション・マッピングの導入をはじめ、オーディエンス参加型の没入感あふれるショーを目指したと言います。
誰しも ” お気に入りの作品 ” と出会えるはず
演目は『美女と野獣』『トイ・ストーリー』『アラジン』『リトル・マーメイド』『アナと雪の女王』など。
一度は観たり聴いたりしたことのある、名作揃いの氷上のミュージカル、となっています。
混雑状況について
案の定、チケットは争奪戦に
チケット販売状況など
待望アイスショーの公演ということもあり、最終日までは、休日を中心にチケットが手に入りにくい状態となっているようです。但し、前売券が終了となっていても、キャンセル等により、当日券を販売する場合もあるとのこと。
ディズニー・カードクラブの会員はお得がいっぱいです
ディズニー・カードクラブ(※)の会員であれば、人気の高いカーテンコール公演のチケットを購入することも可能です。
最新の公演スケジュール、チケットの購入に関しては【こちら】から。
補足(※)
ディズニー・カードクラブ(DISNEY CARD CLUB):ディズニー★JCBカードの会員向けのサービスおよび特典を提供しているウェブサイトのこと。東京ディズニーリゾートにおける「ランチプラン」をはじめ、ディズニーに関する「ライブ」や「イベント」といった、カードメンバー限定のプログラムを楽しむことができる。
座席料金について
座席のランクによって料金が異なっています。「A席」<「S席」<「プレミアム席」の順に価格は高額となっていきます。
参考(消費税(10%)を含む)
- 本公演:プレミアム席:¥11,000
- 本公演:S席:¥7,500
- 本公演:A席:¥5,500
※ 全席指定。
※ 2歳以下のお子様は保護者(大人)1名につき、1名まで膝上鑑賞が可能(無料)。
※ 座席図は【こちら】から。
体験レポート
さあ、最高にマジカルな ” アイスショー ” を体験しよう
それでは、国立代々木競技場・第一体育館にて開催されたアイスショー『ディズニー・オン・アイス ~ JAPAN TOUR 35th ANNIVERSARY ~(カーテンコール公演)』について、詳しくご紹介していきたいと思います。
外観/入場について
山手線(JR)「原宿駅」から徒歩約5分
都内屈指のアリーナ型スポーツ施設「国立代々木競技場・第一体育館」にて ” ディズニー・オン・アイス ~ JAPAN TOUR 35th ANNIVERSARY ~ ” のカーテンコール公演は開催されました。
渋谷駅も徒歩圏内
会場は、渋谷や原宿といった繁華街にも近いため、ショップやカフェ、レストランといった商業施設が豊富に揃っています。
ショーの鑑賞前や鑑賞後にお食事やお茶を楽しめるのも◎
「第一体育館」のエントランス
会場へ入場の際、事前購入済のチケットを常駐しているスタッフさんに提示して中へと入ります。
感染対策について
観る側もしっかり守って楽しみたい
会場における感染対策は徹底されています。
- マスク着用(常時)
- 手洗い/手指消毒の徹底
- 会話、歓声、歌唱の自粛/咳エチケット
はもちろんのこと、
- 入場時の検温
- 規制退場
- 換気の徹底(常時)
など、感染拡大防止の対策に対し、運営側は真摯に取り組まれていらっしゃいます。
座席&注意事項
DOIを ” 最高ポジション ” で鑑賞できました
今回は待望の ” ディズニー・オン・アイス ” ということもあり、リンク中央の席を狙ってチケットを探しました。
実際に取得した座席は、狙いどおりの「アリーナ席の中央ブロック」。
※ 座席図は【こちら】から。
前方シートを確保することができたため、パフォーマーのアクロバティックな演技やエアリアル、ディズニー・キャラクターのスマイルやジェスチャーを身体全体で感じることができました。
客層について
ディズニー好きが集まったカーテンコール公演ならではの雰囲気
あくまで肌感となりますが、老若男女問わず、すべての属性均等にいらっしゃっていたのではないでしょうか。
当公演が ” カーテンコール公演 ” だったということもあり、より熱量の高いディズニー好きが一堂に会したアイスショーになっていたように思います。
スマホの ” ライト ” を通じて会場がひとつに
歌唱こそできないものの、手拍子や足踏み、ペンライト(またはスマホのライト)での参加等、会場に来られていた沢山の観客の方々は、思い思いにこの場の雰囲気を楽しんでいらっしゃったことでしょう。
さあ、” 夢と魔法 ” の氷上世界へ!
すでに頭の中では ” レリゴー ” が流れています(笑)
氷上のエンタテインメント「ディズニー・オン・アイス ~ JAPAN TOUR 35th ANNIVERSARY ~」は「前半」と「後半」の ” 2部構成 ” となっています。
ディズニーの楽曲に合わせてパフォーマンスするスケーティングはもちろんのこと、プロジェクション・マッピングや照明による演出、アクロバットやエアリアルなど、どの座席からも立体的に楽しめるライブ・エンタテインメントが繰り広げられます。
それでは、本アイスショーの詳細について「第1部(前半)」と「第2部(後半)」に分けてご紹介していきたいと思います。
第1部(前半)
まずはショーの前半部分として「美女と野獣」から「リメンバー・ミー」までの計4作品を一気にご紹介したいと思います。
美女と野獣
お城のキッチンによるおもてなし
本アイスショーは、1991年に公開されたディズニーの長編アニメーション『美女と野獣(Beauty and the Beast)』にて、幕が上がります。
まずは、ベルの颯爽としたスケーティングによって、観客を魅了します。
続いて登場するのは、魔法で蝋燭の姿に変えられてしまった「ルミエール」と、時計姿の「コグスワース」です。
名曲『ひとりぼっちの晩餐会(Be Our Guest)』の音楽と共に、映画のワンシーンを彷彿させる、華やかな晩餐会が開かれます。
トイ・ストーリー
代々木体育館が ” オモチャ箱 ” へと化す!?
華やかな晩餐会に続き、軽快な音楽やリズムと共に登場するのは、個性豊かなおもちゃたち。「ウッディ」「バズ」「ジェシー」といった、お馴染みの『トイ・ストーリー』の仲間たちが、観客の前に姿を現します。
飛んだり跳ねたりするウッディのスケーティングは必見!笑顔がチャーミングな「ボー・ピープ」や、のろのろとした動作が可愛らしい「レックス」&「ハム」にも注目です(笑)。
本セクションの後半に披露される「グリーン・アーミー・メン」のアクティブなアクロバットは圧巻の一言。
アンディの部屋が再現されたその空間は、まさに ” おもちゃの世界 ” となっています。
モアナと伝説の海
海に選ばれし少女の冒険はこれからも続く
続いて登場するのは、2016年公開の映画『モアナと伝説の海(Moana)』から、主人公の「モアナ」と「マウイ」のお二人。
大海原へ向かって、舟を漕ぎながら、自然との調和を保ち、島に住む人々を救うという、映画さながらの ” ブレイブ・ストーリー ” となっています。
伸びやかなモアナの歌唱が印象的なテーマソング『どこまでも(How Far I'll Go)』の素晴らしさを、今回のアイスショーにて改めて感じました。
リメンバー・ミー
2019年に引き続き ” ミゲル少年 ” が登場
前半部分のラストを飾るのは、天才的なギター・プレイヤーの少年「ミゲル」が登場する、2017年公開の映画『リメンバー・ミー(Coco)』です。
陽気で家族思いな骸骨「ヘクター・リヴェラ」と共に ” 死者の国 ” をめぐるという、光と影を美しく描いた、心震わすディズニー映画のひとつとなっています。
ミゲルは切ないメロディーに乗せた名曲「音楽はいつまでも(Proud Corazón)」を情熱的に歌い上げ、第1部の幕は静かに下ろされます。
おや、このカタチは?
前半と後半の間に、約20分の休憩が入ります。その間、整氷車によってスケートリンクの表面は滑らかに整えられます。
けれども、よく見てみると、氷上には ” ミッキーシェイプ ” が描かれているではありませんか(笑)。
ディズニーらしい ” 遊びゴコロ ” が、インターミッションの中にも見え隠れしています。
第2部(後半)
引き続き、ショーの後半部分として「アラジン」から「アナと雪の女王」までの計3作品を一気にご紹介したいと思います。
アラジン
やっぱり「ジーニー」には元気をもらえますね
第2部は、1992年公開の映画『アラジン(Aladdin)』から始まります。
ディズニーの中でもとりわけ人気の高い作品だけあって、ジーニーが登場した瞬間、会場に歓声が上がりました。
軽快なナンバー『フレンド・ライク・ミー(Friend Like Me)』をメイン楽曲に「アラジン」と「ジャスミン」の美しくも妖艶なスケーティングに陶酔してしまいます。
リトル・マーメイド
隣の海草は、青く見えるさ…
アグラバーに続き、1989年に公開されたディズニーの長編アニメーション『リトル・マーメイド(The Little Mermaid)』から、主人公の「アリエル」「エリック王子」「ホレイシオ・フェロニアス・イグナシアス・クラスタシアス・セバスチャン」らが登場。
素晴らしいものはすべて海の中にある、とアリエルを諭すセバスチャンが陽気に歌い上げる『アンダー・ザ・シー(Under the Sea)』と共に、会場は一気に海の中に…。
今回、このシーンが一番心に残りました
海底コンサートに続いて披露される、アリエルとエリック王子の ” エアリアル・パフォーマンス ” は息を呑むような幻想的なシーンとなっています。
バックに流れている、映画版とバージョン違いの『キス・ザ・ガール(Kiss The Girl)』も素晴らしいアレンジとなっており、鳥肌が立ちました(この音源、どこかで手に入れられるのだろうか…)。
その後は、テーマソング『パート・オブ・ユア・ワールド(Part of Your World)』でしっとりと締めくくられます。
アナと雪の女王
氷上ショーの真骨頂と言えますね
本アイスショーのラストを飾るのは、2013年公開のディズニーの大ヒット映画『アナと雪の女王(Frozen)』です。
魂の叫びの如く「エルサ」が歌い上げる『レット・イット・ゴー(Let It Go)』はもちろんのこと、尺として長めに取られていたのが「クリストフ」たちが氷の収穫に勤しむあのシーン。
村人たちと共に、氷上にて派手な ” アクロバット ” を披露します。クリストフの ” イナバウアー ” も必見です。
その後に現れた「オラフ」にも、しっかり癒されました(笑)。
総評
余韻を味わいながら、一筆したためます
ディズニー・オン・アイスは、お馴染みの作品に新たな演出や映像、音楽や歌唱等が加わることにより、もうひとつ別の ” ディズニー作品 ” として味わえるという点が、魅力のひとつである、と感じています。
この独特の世界観を味わえるのはDOIだけかも…
また、” 氷上のミュージカル ” と形容されることも多いようですが、単にスケーティングだけでなく、空中でのパフォーマンスや、飛んだり跳ねたりといったアクロバティックな演出も随所に取り入れているため、よりエキサイティング、かつ、体感的なショーとして楽しめます。
ライブならではの緊張感や臨場感も、エンタテインメントとしての価値の向上に一役買っているかもしれませんね。
ラストは ” 特別カーテンコール ” にて幕を下ろします
ディズニーの ” 夢 ” と ” 魔法 ” に包まれた「ディズニー・オン・アイス」。
この素晴らしい、そして、心震わす ” ワン・アンド・オンリー ” なアイスショーを届けてくれたすべての方々に対し、感謝の気持ちを心から伝えたいと思います。
DOIグッズについて
ここでしか手に入れられないアイテムだらけです
会場の内外にある売店では「ディズニー・オン・アイス ~ JAPAN TOUR 35th ANNIVERSARY ~」の公演を記念し、限定グッズや最新アイテムなど、バラエティ豊かに販売しています。
本公演の ” プログラム ” は購入マスト!
とりわけ、ディズニー・オン・アイスのバックグラウンドやショーのワンシーンが収められた「公式プログラム」は、購入マストな ” 逸品 ” となっています。
こちらのバッグに入れて持ち帰ります
プログラムは専用ブース(建物内)を設けているため、ショップの列に並ばずとも購入可能です。プログラムのみご購入されたい方は、そちらへ並ばれると比較的スムーズにお買い求めいただけます。
専用のショッピングバッグ(別売)と共に、ショーの記念におひとついかがでしょうか。
おやつや飲み物も売っています
店舗は、会場外と内部にそれぞれ複数(3店舗程度)設けられています。会場外のショップの方が、若干、混雑しているように見受けられました。
ちなみに、商品は公演会場限定で販売しています(オンライン購入等々には対応していないとのこと)。
ねぇ、これ欲しい?20個もあるの…
その他、
- アリエル(リトル・マーメイド)
- モアナ
の ” フォトロケーション体験スポット ” が、会場には設けられており、撮影した写真は購入可能となっています(サイズ大:¥2,600/サイズ小:¥1,700)。
夢と魔法のアイスショーを、是非、目の前で!
この夏はディズニー・オン・アイスで納涼大会ですね
今回は、国立代々木競技場・第一体育館にて開催されたアイスショー『ディズニー・オン・アイス ~ JAPAN TOUR 35th ANNIVERSARY ~』についての体験レポートをお届けしました。
本アイスショーは、ディズニー好きなら一度は鑑賞してみたいと思っているライブ・エンタテインメントのひとつではないでしょうか。ディズニーの夢や魔法に、きっと誰もが魅了されることでしょう。今回、私たちが鑑賞した公演が ” カーテンコール公演 ” だったということもあり、よりディズニー愛の強いゲストで一体となっていたように思います。個人的には、中央ブロックにて、「アリエル」の美しい、エアリアルを堪能することができて、感無量でした。
今は自由に歌唱することができず、とても残念ですが、いつの日か、ディズニー・キャラクターやパフォーマーの方々、ライブMCや会場に来られた方々と「キス・ザ・ガール」を歌える日が来ることを心から楽しみにしています。