本年も ” 夢とまほう ” の音楽会が開催されます!
この記事について
今回は、舞浜アンフィシアターにて開催された音楽会『ディズニー・オン・クラシック』についてご紹介したいと思います。2022年版の「楽曲リスト&作品紹介」や「プルミエ・コンサート(初日)の様子」はもちろんのこと、シアターの「混雑状況」や「公演グッズ&限定アイテム」など、鑑賞する前に知っておきたい情報や楽しみ方のポイントについて、臨場感たっぷりの ” 鑑賞レポート ” と共にお届けいたします。
DOCは今年(2022年)で ” 20周年 ” を迎えます!
ディズニー・オン・クラシック(Disney on CLASSIC)とは、ディズニーのアニメーション、映画、テーマパーク等々で生まれた「音楽」に焦点をあてた、ヴォーカル&フル・オーケストラを楽しめる音楽会です。” 日本独自 ” のクラシック・コンサート企画として、2002年に誕生しました。
基本情報
【プルミエ・コンサート】ディズニー・オン・クラシック(Disney on CLASSIC)
- 所要時間:約2時間10分(第1部:60分/休憩:20分/第2部:70分)
- 劇 場:舞浜アンフィシアター(浦安)
- 期 間:2022年5月7日~5月8日
補足(※)
舞浜アンフィシアターを会場とする「プルミエ・コンサート」は、2022年5月7日~8日のみ。通常公演は、2022年5月13日の「福岡サンパレスホール」から、6月19日の「TACHIKAWA STAGE GARDEN」までの予定(全国12都市15公演)。プルミエ公演の演目や演出は、通常版と大きな変更はありません。
場所について(Google マップ)
※ 情報は2022年5月時点のものです。
ディズニー・オン・クラシック(2022)について
日本が発信するディズニーのクラシック・コンサートです
2022年の「ディズニー・オン・クラシック」には ” 夢とまほうの贈りもの ” というタイトルがつけられています。
コンサート・マスターの「青木高志さん」率いる、日本を代表する楽団「オーケストラ・ジャパン」による生演奏と、第一線でご活躍されている8名のヴォーカリスト、指揮者の「永峰大輔さん」、プレゼンターの「ささきフランチェスコさん」がお贈りする、日本最大規模のオーケストラ・ツアーとなっています。
本イベントの代表は「ケン・バント氏」。彼は、ディズニー・ミュージック・グループ・プレジデントという役職に就いています。
誰しも ” お気に入りの一曲 ” が聴けるはず
演奏される楽曲は『ハイホー(Heigh-Ho)』をはじめ、アカデミー賞も受賞している「ロペス夫妻(ロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン)」が手掛けた『レット・イット・ゴー(Let It Go)』、ディズニー音楽界のレジェンド「アラン・メンケン」による『ホール・ニュー・ワールド(A Whole New World)』など。
誰もが一度は耳にしたことのある、名曲揃いの大人の音楽会、となっています。
混雑状況について
案の定、チケットは争奪戦に
チケット販売状況など
待望コンサートの公演ということもあり、最終日までは、休日を中心にチケットが手に入りにくい状態となっているようです。但し、前売券が終了となっていても、キャンセル等により、当日券を販売する場合もあるとのこと。
ディズニー・カードクラブの会員はお得がいっぱいです
ディズニー・カードクラブ(※)の会員であれば、プルミエ・コンサート他、人気の高い公演日チケットの先行購入も可能です。
最新の公演スケジュール、チケットの購入に関しては【こちら】から。
補足(※)
ディズニー・カードクラブ(DISNEY CARD CLUB):ディズニー★JCBカードの会員向けのサービスおよび特典を提供しているウェブサイトのこと。東京ディズニーリゾートにおける「ランチプラン」をはじめ、ディズニーに関する「ライブ」や「イベント」といった、カードメンバー限定のプログラムを楽しむことができる。
座席料金について
座席のランクによって料金が異なっています。「学生席」<「B席」<「A席」<「S席」<「SS席」の順に価格は高額となっていきます。
参考(プルミエ公演)※ 消費税(10%)を含む。
- 本公演:SS席:¥12,000
- 本公演:S席:¥8,900
- 本公演:A席:¥7,600
- 本公演:B席:¥6,300
- 本公演:学生席:¥2,000
※ 全席指定。
※ A席&B席を設けていない会場もあり。
※ 座席図は【こちら】から。
体験レポート
さあ、夢とまほうに溢れる ” 大人の音楽会 ” を堪能しよう
それでは、舞浜アンフィシアターにて開催されたコンサート『ディズニー・オン・クラシック 〜 夢とまほうの贈りもの 2022(プルミエ公演)』について、詳しくご紹介していきたいと思います。
外観/入場について
京葉線(JR)「舞浜駅」から徒歩で10分ほど
東京ディズニーリゾート内にある多目的ホール「舞浜アンフィシアター(Maihama Amphitheater)」にて ” ディズニー・オン・クラシック 〜 夢とまほうの贈りもの 2022 ” のプルミエ・コンサートは開催されました。
ひたすら「イクスピアリ」を歩くことになります w
コンサート会場は「ディズニー・アンバサダー・ホテル」に隣接しているため、舞浜駅から来られる方は、TDR内の複合型の商業施設「イクスピアリ (IKSPIARI)」を経由して向かいます。
まるで夜の街を歩いているかのようです
イクスピアリ内には、ショップやカフェ、レストランといった商業施設や映画館などもあります。遠方から来られる方々にも嬉しい施設ですね。
コンサートの鑑賞前や鑑賞後にお食事やお茶を楽しめるのも◎
「舞浜アンフィシアター」のエントランス
シアター入場の際、事前購入済のチケットを常駐しているスタッフさんに提示して中へと入ります。
感染対策について
観る側もしっかり守って楽しみたい
劇場における感染対策は徹底されています。
- マスク着用(常時)
- 手洗い/手指消毒の徹底
- 会話、歓声、歌唱の自粛/咳エチケット
はもちろんのこと、
- 入場時の検温
- 整列時における、ソーシャル・ディスタンスの確保や規制退場
- 換気の徹底(常時)
など、感染拡大防止の対策に対し、運営側は真摯に取り組まれていらっしゃいます。
オリジナルグッズについて
開幕公演には ” お得 ” がいっぱい
私たちが鑑賞したコンサートは、ツアーの幕開けということもあり、来場者全員に ” プルミエ限定のオリジナルグッズ ” がプレゼントされました。開幕公演の参加者冥利に尽きる、嬉しいサプライズです。
ちなみにグッズの内容は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの「スペシャル・コンセプトアート(非売品)」となっています(全6種類)。
私たちがいただいた袋の中には、
- アラジン
- アナと雪の女王
のコンセプトアートが同封されていました。
座席&注意事項
狙うは「Cブロック(中央)」の前席!?
今回は待望の ” ディズニー・オン・クラシック ” ということもあり、臨場感を味わえる「前方の列」を狙ってチケットを探しました。実際に取得した座席は「1階席のCブロック」。
※ 座席図は【こちら】から。
中央の前方シートを確保することができたため、ヴォーカリストのお声やオーケストラ・ジャパンの生演奏、そして永峰さんの指揮を身体全体で感じることができました。
DOCを ” 最高ポジション ” で鑑賞できました
また、日本初披露となる映像も目の前で鑑賞できたため、この素敵な音楽会をより味わい深いものにしてくれたように思います。
待望のコンサートをこれほどまでに良席で鑑賞することができ、本当に嬉しく、感慨ひとしおでした。
客層について
ディズニー好きが集まったプルミエ公演ならではの雰囲気
あくまで肌感となりますが、老若男女問わず、すべての属性均等にいらっしゃっていたのではないでしょうか。
当公演が、ツアーの幕開けを意味する ” プルミエ・コンサート ” ということもあり、より熱量の高いディズニー好きが一堂に会したコンサートになっていたように思います。
会場に来られていたオーディエンスは、歌唱こそできないものの手拍子やペンライトでの参加、スタンディング・オベーション等々、思い思いにこの場の雰囲気を楽しんでいらっしゃったようでした。
さあ、” 夢とまほうの音楽 ” の世界へ!
すでに頭の中では ” あの口笛 ” が流れています w
ディズニー・オン・クラシック 〜 夢とまほうの贈りものは「前半」と「後半」の ” 2部構成 ” となっています。
スクリーンに映し出されるディズニーのアニメーションや映像とシンクロしたヴォーカル&フル・オーケストラの生演奏はもちろんのこと、特別編集の映像や照明演出による、ミュージカル風のライブ・エンタテインメントが繰り広げられます。
それでは、本コンサートの詳細について「第1部(前半)」と「第2部(後半)」に分けて、ご紹介していきたいと思います。
第1部(前半)
第1部は、ディズニー作品の原点「蒸気船ウィリー」から「塔の上のラプンツェル」までの計4作品を、魅力的なMCと音楽で辿る、というプログラムとなっています。
蒸気船ウィリー
さあ、スーパースターのお出ましです
本コンサートの幕開けとなっているのは、1928年に公開されたディズニーの短編アニメーション『蒸気船ウィリー(Steamboat Willie)』。
口笛を吹きながら、両舷側式の蒸気船(サイドホイーラー)を操縦する「ミッキーマウス」が印象的な作品ですね。彼の ” デビュー作 ” としても有名です。
あの口笛シーンはもちろんのこと、汽笛や鳥の声といった効果音もオーケストラ・ジャパンおよびヴォーカリストの方々によって忠実に再現されています(口笛は、ミッキーより正確な音程だったかも… w)。
楽曲リスト/『蒸気船ウィリー(1928)』
- 蒸気船ビル
白雪姫
くしゃみ/ごきげん/おこりんぼ/おとぼけ/先生/ねぼすけ/てれすけ
ミッキーマウスの口笛に続いて紹介される作品は、個性豊かな7人のこびとでお馴染みの『白雪姫(Snow White and the Seven Dwarfs)』です。
本作品は、1937年に公開された ” 世界初 ” の長編カラーアニメーションとして、広く知られています。
美しく心優しいプリンセス「白雪姫」と、彼女と一緒に暮らす「こびとたち」が繰り広げるファンタジーの世界、そして、毒リンゴを手渡す「老婆」と白馬に乗った「王子様」…。
スノーなホワイトは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのスピリットとエッセンスのすべてが詰まった ” 今もなお愛され続けるクラシック ” となっています。
楽曲リスト/『白雪姫(1937)』
- 序曲
- 私の願い/ワン・ソング
- ハイ・ホー
- いつか王子様が
- 愛のファースト・キス
くまのプーさん
ハッチミッツ、食べたいなぁ~
続いて登場するのは『くまのプーさん(Winnie the Pooh)』です。
ウォルト・ディズニーは、イギリスの児童文学作家「アラン・アレクサンダー・ミルン」の童話『くまのプーさん』を、娘のためにアニメーション化したと言われています。
こちらのセクションでは、ヴォーカリストの楽し気な歌声と共に、プーさんの可愛らしい姿とオーケストラ・ジャパンが演奏する、” 本邦初披露 ” の「オリジナル組曲」を堪能できます。
楽曲リスト/『くまのプーさん』
- くまのプーさん
- オリジナル組曲『くまのプーさん』より
- ユア・ハート・ウィル・リード・ユー・ホーム『ティガームービー/プーさんの贈りもの』より
塔の上のラプンツェル
髪が絡まっちゃって、もう大変…
前半部分のラストを飾るのは、魅力的なロングヘアーのプリンセスが登場する、2010年公開の映画『塔の上のラプンツェル(Tangled)』です。
仄かに光る ” ランタン ” が空へと飛んでいくシーンが印象的な、人気の高いディズニー映画のひとつとなっています。
耽美的な名曲「輝く未来」と共に、ここでしか見ることの出来ない特別映像&オリジナル組曲に酔いしれながら、第1部は静かに幕を下ろします。
楽曲リスト/『塔の上のラプンツェル(2010)』
- 輝く未来
- オリジナル組曲『塔の上のラプンツェル』より
第2部(後半)
第2部は、大ヒットを記録したディズニー映画「ミラベルと魔法だらけの家」「アナと雪の女王」の演奏に加え、『アラジン(Aladdin)』をフィーチャーした、ミュージカル風のプログラムが用意されています。
ミラベルと魔法だらけの家
彼女が手にした ” 魔法 ” とは…!?
第2部は、ディズニーのミュージカル・アニメーション『ミラベルと魔法だらけの家(Encanto)』から始まります。
南米コロンビアの集落「エンカント」が本作品の舞台となっています。魔法使いの家系の中で唯一、魔法が使えない少女「ミラベル」の成長と家族の絆が描かれたこの物語は、2021年に公開されました。
本コンサートにて披露される『秘密のブルーノ』は、米国のシングルチャートにおいて No.1 に輝いたヒット・ソングです。また、ディズニー史上、最も長い期間「ビルボード・ホット 100」に載った楽曲としても話題となりました。
楽曲リスト/『ミラベルと魔法だらけの家(2021)』
- 秘密のブルーノ
- 本当のわたし
- マリーポーサ ~ 羽ばたく未来へ ~
アナと雪の女王
ボクは、より ” イケメン ” なスノーマンを目指しますっ!
言わずと知れた、2013年公開のディズニーの大ヒット映画『アナと雪の女王(Frozen)』が満を持して登場。
氷の城を舞台に、エルサ扮するヴォーカリスト「牧野元美さん」が、名曲『レット・イット・ゴー』を歌い上げます。
楽曲『生まれてはじめて』や『雪だるまつくろう』等々で構成されたオリジナル組曲と共に、ネオ ” アナ雪 ” を、ディズニー・オン・クラシックにて味わい尽くしましょう。
楽曲リスト/『アナと雪の女王(2013)』
- レット・イット・ゴー ~ ありのままで ~
- オリジナル組曲『アナと雪の女王』より
アラジン
やっぱり「ジーニー」には元気をもらえますね
本コンサートのラストを飾るのは、1992年公開の映画『アラジン(Aladdin)』です。
観客はアグラバーへと誘われ、ヴォーカリストがそれぞれ、アラジン(新堂由暁さん)、ジャスミン(今井実希さん)、ジャファー(後藤春馬さん)に扮し、” ミュージカル仕立て ” の演出にてステージ・ショーが展開されます。
しっとりと聞かせる名曲『ホール・ニュー・ワールド』はもちろんのこと、軽快なナンバー『フレンド・ライク・ミー』では、観客と一体になれる演出も。
楽曲リスト/『アラジン(1992)』
- アラビアン・ナイト
- ランプの伝説
- ひと足お先に
- 魔法の洞窟
- フレンド・ライク・ミー
- ホール・ニュー・ワールド
- アバヨ、王子様
- 幸せな都、アグラバー
総評
余韻を味わいながら、一筆したためます
今回は「夢とまほうの贈りもの」というテーマのもと、” 日本初披露 ” となる「オリジナル組曲」ならびに「特別編集映像」をたっぷりと堪能させていただきました。
スクリーンに映し出される画像とシンクロしたフル・オーケストラのダイナミックな演奏、そして、美しく、感情豊かなヴォーカルによって、映画の世界へ誘われるあの唯一無二の感覚。
圧倒的な没入感は、ディズニー・オン・クラシックの醍醐味である、と言えるでしょう。
席が席なだけに臨場感がハンパない…
また、個人的に ” 特殊効果好き ” な私にとって、まるで ” 魔法 ” のようなスペクタクルな「照明技術」や「効果音」といった演出は、たいへん興味深いものばかりでした。
映像や生演奏、歌唱にそういった特殊効果が加わることで、そのユニークなディズニーの世界に、より深みや奥行きを感じられるようになるのだと思います。
ラストはお約束の『星に願いを』で幕を下ろします
ディズニーの ” 夢 ” と ” 魔法 ” で奏でられる「ディズニー・オン・クラシック」。
この素晴らしい、そして、心震わす ” ワン・アンド・オンリー ” な音楽会を届けてくれたすべての方々に対し、感謝の気持ちを心から伝えたいと思います。
DOCグッズについて
この ” まほうのペンライト ” は購入マスト!
会場内に設けられたグッズ売り場では「ディズニー・オン・クラシック 〜 夢とまほうの贈りもの 2022」の公演を記念した、限定グッズや最新アイテムがバラエティ豊かに販売されています。
とりわけ、ディズニー・オン・クラシックの「バックグラウンド」「出演者」「ディズニー作品」が詳細に綴られている「公式パンフレット」、コンサートの演出に欠かせない「ファンシー・カラー★ダイヤモンド・ライト」は、心ときめく ” 購入マストな逸品 ” となっています。
長蛇の列は必至!お早めにグッズ購入の列へ並ばれることをおすすめします。
夢とまほうの音楽会を、是非、目の前で!
アンフィシアターと言えば、こちらも楽しみですね
今回は、舞浜アンフィシアターにて開催されたコンサート『ディズニー・オン・クラシック 〜 夢とまほうの贈りもの 2022』についての鑑賞レポートをお届けしました。
ディズニー・オン・クラシックは、ディズニー好きであるならば、一度は鑑賞してみたい音楽イベントのひとつとして数えられるのではないでしょうか。
ディズニーの魔法よって生み出される、夢心地な素敵なコンサートに、きっと誰もが魅了されることでしょう。
是非、ディズニー・オン・クラシック へ足を運び、” 新たなディズニーの世界の扉 ” を開いてみてはいかがでしょうか。