【TDL】ミニーのスタイルスタジオ｜体験レポ｜

水玉模様の赤いリボンが目印です

この記事について

今回は、東京ディズニーランドのキャラクター・グリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」についてご紹介したいと思います。「混雑状況」や「攻略方法」はもちろんのこと、アトラクションの「背景」や「トリビア」など、体験する前に知っておきたい情報や楽しみ方のポイントについて、臨場感たっぷりの ” 体験レポート ” と共にお届けいたします。

ミニーの ” 仕事場 ” へ招待されます

ミニーのスタイルスタジオ（Minnie's Style Studio）は、ファッション・アイコンとしても名高い「ミニーマウス」の仕事場を見学しながら、お洒落なファッションに身を包んだ彼女と一緒に ” フォト撮影 ” が楽しめるキャラクター・グリーティング施設です。

エンタテインメント情報

ミニーのスタイルスタジオ（Minnie's Style Studio）

• 所要時間：制限なし（撮影は2～3分程度）
• タイプ：ウォークスルー＆グリーティング（ファミリー向け）
• エリア：トゥーンタウン（東京ディズニーランド）
• 開始日：2020年9月28日
• 混雑状況：★★★★☆
• 優先入場案内システム：✕

TDL ” 初 ” のミニーのキャラグリ・スポット！

近くには彼女の ” ご自宅 ” もあります

2017年より始まった、東京ディズニーランドの大規模開発の一環として建設されていた「ミニーマウス」をテーマとした新たなキャラクター・グリーティング施設が、2020年9月28日、トゥーンタウンの地にオープンしました。

彼女をフィーチャーしたキャラグリ・スポットは ” TDL初 ” とのこと。

ちなみにスポンサーは、トゥーンタウンのオフィシャル・スポンサーでもある「講談社」となっています。

オープン当初は「エントリー受付」による管理となっていましたが…

待ち時間／混雑する時間帯など

パーク内において、比較的、待ち時間の長いグリーティング施設のひとつとなっています。

待機時間の目安としては、平日は45～60分、休日で60～70分程度といったところでしょうか。混雑日には90分を越えることも。

今はスタンバイで並ぶことができます

ウェイト・タイムは、施設の ” エントランス ” へ入場できる時間が目安となっています。フォト体験の開始時間ではないため、余裕を持ってスタンバイの列へ並ぶようにしましょう。

ちなみに、表示時間からグリーティングを体験できるまでの待ち時間は、およそ10～15分といったところでしょうか。

優先入場には対応しているの？

各種優先入場制度には対応していないグリーティング施設です。

こだわり尽くしたミニーの仕事場を覗いていきましょう

それでは、東京ディズニーランドのキャラクター・グリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」について、詳しくご紹介していきたいと思います。

外観について

リボンはミニーのチャーム・ポイントのひとつですね

トゥーンタウンの入口近くに佇む、水玉模様の大きなリボンの建物がミニーマウスの仕事場（スタジオ）です。ファッションデザイナーとしても活躍している彼女は、このスタジオで服のデザインや制作、撮影などを行っているのです。

ミニーマウスって、ファッションデザイナーだったんですね！

建物そのものは、ミッキーが子どもたちのために作ったと言われる公園「トゥーンパーク（Toon Park）」に隣接しています。

スタジオのドアや窓など、至る所には「ミニーシェイプ」や「M」のイニシャルであしらわれ、彼女のこだわりが感じられる、まさに ” ミニーマウス御殿 ” となっています。

Qラインについて

ミッキー型の影も写真に映えます

立木や電灯が整然と並んだスタジオの側面部分（トゥーンパーク側）にQラインが設けられています。

いよいよ “ スタジオ ” の中へ

果たして彼女の仕事場はどうなっているのだろうか

ミニーのスタイルスタジオは、フォトスポットを含め、大きく4つのルーム（セクション）で構成されています。ウォークスルーとなっているため、ディスプレイされているアイテムやオブジェクトを観賞しながら、部屋を順番に回っていきます。

それでは、スタジオ内部の様子について「オフィス」「ワークルーム」「フォトスタジオ」に分けてご紹介していきたいと思います。

可愛らしい ” オフィス ” にミニーを感じる

デ、デーン！

まず、目に飛び込んでくるのは、大きな「U」字型のレセプション・デスクです。ネームプレートに書かれた「Janice（ジャニス）」という名前は、本グリーティング施設のイメージ・ピクチャーを担当したイラストレーター「ジャニス・ローゼンタール（Janice Rosenthal）」に由来するものだと思われます。

ハート型の「チェアー」も、きっとミニーのお気に入りアイテムなのでしょう。

異なるタッチで描かれたピクチャーも飾られています

部屋はショッキングピンクを基調としており、ミニーのトレードマークでもあるリボンや水玉柄、ハート型のインテリアや小物がディスプレイされています。

調理台に上って豪快に料理をするミニーマウス

誇らしげに並ぶ、数々のトロフィーたち

机上には、ミニー型のサボテンも

その他、シェルフやラック、観葉植物といったオフィス内の各インテリアは、ミニーマウスらしい、チャーミングなデザインであしらわれています。

ワークルームは ” 2つ ” あります

オフィスの隣には、ワークルーム（作業部屋）があります。こだわり抜かれた道具やアイテムの数々を覗くことのできる、彼女の ” 聖域 ” です。

ワークルーム ①

このカーペットも彼女がデザインしたものなのでしょうか

ワークルームはスタジオ内に2ヶ所あるのですが、こちらのお部屋では、主に衣装のデザインを考えているようです。

クラリスのファッションはまるでアイドルのよう

中央のホワイトボード上に見えるのは、新作アイテムのデザイン画でしょうか。世に出る前のレアな作品もこちらの部屋では一足早く楽しむことができます。デザイン画の角には「MM」と、彼女のサインも記されていますね。

インテリアは特注品！？

部屋の形に合わせて、窓やブックシェルフなども丸みを帯びています。このユニークな空間で作業をしているからこそ、皆の目をあっと言わせるようなインパクトのあるデザインが次々と生まれるのかもしれませんね。

壁に掛けられた写真に自己愛の強さを感じます

ワークルームのお隣には、ちょっとした休憩スペースがあります。お気に入りの香りのするハーブティーでも飲みながら、雑誌や資料をパラパラと眺め、新たなデザインを生み出すためのインスピレーションをこの空間で得ているのかもしれません。

ワークルーム ②

少々雑多な感じが、いい味を出していますね

こちらはミニーが衣装の制作を行う作業部屋となっています。デスクの上にはカラフルな生地や糸、ミシンやソーイングセットなどが無造作に置かれています。大きめの鏡やボディ（マネキン）などもあるので、主にサンプル（見本商品）を作っているのかもしれません。

お洒落な靴にマノロ・ブラニクもびっくり！？

フォトスタジオの手前でしばし待機。そこはカラフルなリボンやシューズが飾られた可愛らしいお部屋です。ミニーと会えるのも、あとほんの少し。

ドキがムネムネする瞬間です。

フォト撮影について

さて、お写真の時間ですよ

フォトスタジオは、建物の最も奥まったところにあります。

遂に彼女とのグリーティングの時間がやってきました。こちらのルームでは、季節ごとに異なるファッションに身を包んだミニーマウスと撮影できるとのこと。

今回は、エンパイアやクライスラービルを背景に、N.Y.スタイルなミニーが登場！

ウインター・シーズンにぴったりな凛とした装い。さすがお洒落番長のミニー嬢ですね。笑顔も変わらずキュートです。

季節ごとに異なる衣装は全部で4種類とのこと

カメラ（スマホ含む）での撮影は、1グループにつき1枚のみというお約束となっています。

素敵なファッションを身に纏った彼女とたくさん撮影したい気持ちをグッと抑え、最高の1枚を目指してとびきりの笑顔を作りましょう。

もちろんパリ・コレクションにも出展したことでしょう

フォトスタジオ内には、世界各国のファッション・ポスターが飾られています。むろん、モデルが着ている衣装はすべてミニーがデザインしたものなのでしょう。

ポスターは全部で4種類となっています。

• アムステルダム（春）
• ホノルル（夏）
• パリ（秋）
• ニューヨーク（冬）

ポスターの中の1つが「ニューヨーク」であることから、今後、シーズンごとにこれらの衣装でミニーが登場するものと思われます。

にゃお！

ミニーのスタイルスタジオ内には、クロネコの「フィガロ」が隠れています。

フィガロは、ディズニー映画『ピノキオ』に登場するゼペットじいさんの飼い猫として有名ですが、現在は、” ミニーマウスのペット ” という肩書きでも広く知られるようになりました。

ベッドのそばにはお気に入りのフードとミルクも

ミニーのフィガロに対する溺愛ぶりはかなりのもので、彼との2ショット写真が飾られていたり、フィガロ用の小さなベッドが用意されていたりと、この小さなクロネコ関連のアイテムがスタジオ内にはたくさん隠れています。

おやつはまさか「チュ〇ル」でしょうか！？

ちなみにフィガロは「ワークルーム②」内にいます。すぐに隠れてしまうので、お見逃しのないように。

出口には彼女らしいメッセージが