【パリ】ディズニーランド鉄道はどの駅から乗るのがベターか？？

ディズニーランド・パークの ” 美しい景観 ” を堪能できます

ディズニーランド鉄道（Disneyland Railroad）は、蒸気機関車でディズニーランド・パークを一周する、鉄道型のアトラクションです。メイン・ストリート USA、フロンティアランド、ファンタジーランド、ディスカバリーランドの4つのエリアには ” 停車場（駅）” があり、自由に乗降することが可能です。

ディズニーランド・パーク（パリ）のアトラクション「ディズニーランド鉄道」については、以下の記事でも詳しく紹介しております。こちらも参考にしてみてください。

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ディスカバリーランド駅に停車中の「G. ワシントン」号

ディズニーランド鉄道は、パーク内において、比較的待ち時間の長いライド・アトラクションのひとつです。目安としては、平日は30～45分、休日で60～90分程度といったところでしょうか。

うんざりするほどの待ちではありませんが、できれば、短い列で待ちたいもの。訪問日数が限られているのであればなおさらですね。

故、本記事では「どの駅から乗るのがベターか？？」というテーマの下、より短時間で鉄道に乗車できる駅について、検証していきたいと思います。

上述のとおり、ディズニーランド鉄道には4つの駅（ステーション）がありますが、利便性や認知度といった要因により、乗降者数は駅によってかなりバラつきがあります。

有限な時間を有意義に使うためにも、混雑状況の把握はしておくに越したことはありません。

検証するにあたり、まずは本アトラクションにおいて、どのステーションで、どのくらいの乗降があるのかを、一度、おさらいしておこうと思います。

メイン・ストリート駅

メイン・ストリート駅のエントランス

まずは、ディズニーランド鉄道の始発駅「メイン・ストリート駅（Main Street Station）」から。

本駅は「メイン・ストリート USA」内にあり、ディズニーランド・パークのエントランスに最も近い場所に位置する、好立地な駅舎となっています。

眺めの良さも一級品

華やかな ” ヴィクトリア様式 ” の外観も然ることながら、駅舎内にはメイン・ストリート USAを一望できる「バルコニー」があります。

鉄道の旅はやっぱり ” 始発駅 ” からスタートしたい

本駅は、好立地かつ認知度の高さ故、他のエリアのどのステーションよりも長い待ち時間を覚悟する必要があります。

とりわけ「午前中」に混雑する傾向があるようです。本駅以外のステーションは、12:30～を過ぎないと入場できないため、この駅に一極集中してしまうことが混雑の一因となっています。

故、お昼過ぎ～には、本駅の混雑も徐々に緩和されていきます。

夕方にはクローズするので要注意

しかしながら、空いている時間帯は束の間。夕方には再び混雑し始めます。

これは、鉄道を利用してメイン・ストリート（パークのエントランス）へ戻ろうとするゲストの増加が原因のひとつであると考えられます（移動手段としての利用価値はともかくとして…）。

また「ディズニーランド鉄道」は他のアトラクションよりも早く営業が終了してしまうため、ゲストの ” 駆け込み ” が発生します。そういったことも夕方の混雑の要因となっているようです。

フロンティアランド・デポ

陽気さの中に悲しみが息づく開拓地です

次は「フロンティアランド・デポ（Frontierland Depot）」について。

本駅は「フロンティアランド」内にあり、エリアの奥地（シャパラル・シアター（The Chaparral Theater）の隣）に位置する、閑静な駅舎です。

相対的には、混雑しにくい駅舎のひとつにはなっていますが、前述のシアターにて開催されているショーの終了直後には、待機の列が長くなる傾向にあります。

また、12:30～にならないと入場が開始されないため、本駅を利用する場合には時間に留意する必要があります。

ファンタジーランド駅

ファンタジーランドの裏側をぐるっと回ります

続いて「ファンタジーランド駅（Fantasyland Station）」について。

本駅は「ファンタジーランド」内にあり、駅舎は「アリスのキュリアス・ラビリンス」に隣接しています。

パークの「エントランス」および「メイン・ストリート駅」から直線距離で最も離れた場所に位置することから、” 移動手段 ” のひとつとして、よく利用されているようです。

また「フロンティアランド・デポ」や「ディスカバリーランド駅」と同様「12:30～」にならないと入場が開始されないため、本駅を利用する場合には時間に留意する必要があります。

ディスカバリーランド駅

未来都市の中を悠然と列車は進んでいきます

最後に「ディスカバリーランド駅（Discoveryland Station）」について。

本駅は「ディスカバリーランド」内にあり、駅舎は「スペース・マウンテン」の裏側に位置しています。

次駅が「メイン・ストリート駅」であることから、この駅で乗車するゲストは殆どいません。

また「フロンティアランド・デポ」や「ファンタジーランド駅」と同様「12:30～」にならないと入場が開始されないため、本駅を利用する場合には時間に留意する必要があります。

混雑駅の一歩手前から乗車するのも◎

以上の検証により、「フロンティアランド・デポ」および「ディスカバリーランド駅」の2駅が、比較的短時間で乗車できる駅であることが分かりました（フロンティアランド・デポに関しては、隣接するシアターのショーの時間帯を外すという条件付きとなりますが…）。

故、待ち時間重視、という方が選ぶべき「駅」はこの二択であると結論付けられます。

メイン・ストリート駅派の方は…

お昼過ぎには ” 15分 ” 前後で乗れることも…

私たちのように「どうしても ” メイン・ストリート駅 ” から乗りたい」という願望（笑）がある場合は、他の3駅が営業開始となる正午過ぎ（12:30～）に並ばれることをおすすめします。

上述のとおり、朝イチの時間帯は思いの外、混雑しているため、あまり推奨はできません。開園直後の大切な時間は「鉄道」ではなく「他のアトラクション」に全エネルギーを注いだ方が賢明でしょう。

ファンタジーランド駅から乗車する場合は…

思いの外、混雑しています

ファンタジーランド駅から乗りたいという方は、駅舎が開く「12:30～」前から待機し、” 1番乗りする ” くらいの意気込みが重要です。この駅は常に一定数のゲストで混雑する傾向にあるため、オープン直後のタイミングを逃すと、長い列で待たなければなりません。

このエリアにはたくさんの「謎」が隠されている！？

フロンティアランド・デポは、本家ディズニーランド（カリフォルニア）の「フロンティアランド鉄道駅」を ” 忠実 ” に再現した建物になっていると言われています。

現在、カリフォルニアのフロンティアランドに「駅」は存在していません。

その幻の駅舎を完コピしたことに対し、本家に対するリスペクトのようなものを感じます。

温かみの感じられるクラシカルな駅舎ですね

また、フロンティアランド・デポでは「ある人物」のスピーチが ” モールス信号 ” で中継されており、待ち時間に聞くことができるとのこと。

” この幸せな場所に来るすべての人にようこそ ”

パーク内においてとりわけ閑かな場所にあるこの小さな駅舎に、こんな素敵な演出が隠されていたとは驚きました。

フロンティアランド・デポは、パリのディズニーランドにとって、何か特別な思いが込められている、とっておきな場所なのかもしれませんね。

私たちもいつの日かこの駅を訪れ、歴史的スピーチを必ずや拝聴したいと思っております。

お気に入りの ” 駅 ” を見つけてみるのも一興ですね