
もうひとつの ” トイ・ストーリー・ランド ” がここに!
この記事について
上海の「トイ・ストーリー・ホテル(Toy Story Hotel)」は、その名の通り、ピクサー映画『トイ・ストーリー(Toy Story)』をモチーフとした宿泊施設です。上海ディズニーランド・ホテルと比べ、パークにも近く、価格はリーズナブル。主にファミリー層で賑わうカジュアルなホテルです。
今回はそんな魅力にあふれる「トイ・ストーリー・ホテル(上海)」について、ご紹介したいと思います。

このホテルはいつの日も ” 晴天 ” です
ホテルの外観は、雲が浮かんでいる青空となっています。これは『トイ・ストーリー』に登場する「アンディ」の部屋の壁紙をモチーフとしたもので、客室(ゲストルーム)にもこれと同じデザインの壁紙が施されています。
中庭には巨大なフィギュアが!

あまりにも大きいのでセルフィーはちょっと難しいかも…
ホテルの中庭には ” ウッディ ” や ” バズ ” の巨大なフィギュアがディスプレイされています。近づいてみると思っている以上に大きく、その迫力に驚かされます。自分が本当に小さくなってしまったかのような錯覚を起こしてしまうかもしれません。この場所はなかなかのフォトジェニックなスポットですので、ぜひ彼らをバックに写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
シャトルバスを有効利用しましょう
トイ・ストーリー・ホテルからパークまでは徒歩圏内(約15分前後)ですが、ゲスト向けに無料でシャトルバスが提供されているので、より快適にパーク/ホテル間を移動することができます。
上海ディズニーの治安は悪くないのですが、夕方以降はシャトルバスを使って帰った方が安心かもしれませんね。ちなみにホテルまでの所要時間は約5分です。
内観について

子供たちの笑い声もこの空間では心地良いBGMです
このホテルのコンセプトは ” ゲスト自身がおもちゃのサイズになって楽しむ ” というもの。それ故、ホテル内の柱やオブジェなどは大きめに設計されています。好奇心が刺激されるこの色彩豊かなロビーに一歩足を踏み入れた途端、思わず童心に帰ってしまうことでしょう。
チェックイン

フロントは1Fロビーにあります
パスポートを提示し、予約状況を確認するというごく簡単な手続きです。フロントには3~4名のスタッフが常駐しているので、チェックイン自体は比較的スムーズに行うことができます。日本語が話せるスタッフもいるようですが、英語での案内が基本です。
コンシェルジュ・デスクについて
チェックインを済ませたら、同フロアにある「コンシェルジュ・デスク」へと案内されます。パークチケットをまだ用意していない場合はこちらで購入することもできます(ホテル宿泊者は入園保証)。
また、コンシェルジュ・デスクでチケットを購入すると「ファストパスの事前予約」という嬉しい特典が付与されるので、デスクでの購入をおすすめします。
客室(ゲストルーム)について

フット・スローにはおなじみのキャラクターたちが描かれています
淡いモス・グリーンと透明感のある水色を基調としたゲストルーム。” トイ・ストーリー・ワールド ” にあふれるお部屋にココロが躍ります。壁紙はホテルの外観と同じく” 青空に白い雲 ”。テレビ画面にはディズニーランド・パリの時と同様、ゲストに向けた「ウェルカム・メッセージ」が表示されています。

スリンキー・ドッグが駆け回る照明

至る所に「トイ・ストーリー」が隠れています
アメニティはバズ!

ついコレクションしてしまいたくなる可愛らしさです
バスルームには小さなトランクバッグの形をしたアメニティ・セットが用意されています。オモテ面には ” バズ・ライトイヤー ” のシルエットが描かれており、中身は、ハミガキセット、くし、パッド、綿棒などが収納されています。こういったオリジナリティが感じられるパッケージのアメニティはこのホテルが初めてです。
Wi-Fiについて
ゲストルームはもとより、メインロビーやレストランなど、ホテル内では広くWi-Fiを利用することが可能です。接続のサポートはコンシェルジュ・デスク(またはゲストサービスへ電話連絡)にて承っているとのこと。
チップについて
入室禁止(Do Not Disturb)のタグをドアノブに掛けない限り、毎朝、ベッド・メーキングにハウスキーパーが入ります。クローゼット内にはコインロッカーもあるので貴重品はそちらへ。
中国ではチップの習慣がないため、枕元にチップを置いておく必要はございません。
ホテル内を散策してみました!

ハムと戯れるウッディ
ホテル内部を散策してみると、トイ・ストーリーのキャラクターを題材とした壁紙やオブジェが随所に見られます。凧揚げの様子が描かれた壁紙の頭上には実際にカイトが飛び交っていたりと、絵の内容とリンクした形でオブジェが配置されています。
キャラクターからのメッセージを聴くには…

オドオドしているエレベーター前のレックス
エレベーターに乗ると、トイ・ストーリーのキャラクターが話しかけてきます。こういった演出そのものは他のディズニーホテルでもあるのですが、メッセージの内容や声を担当するキャラクターは各宿泊施設ごとに異なるため、どのホテルに泊まっても、毎回楽しめます。
ショップについて

他のキャラクターも取り扱っておりますのでご安心を(笑)
ロッツォ・ショップ
世界中の ” ロッツォ ” 好きの皆さま、ぜひ上海ディズニーの「トイ・ストーリー・ホテル」へ足をお運びください。『トイ・ストーリー』に登場するクマ「ロッツォ」のグッズであふれるショップがここにはあります!その名も「ロッツォ・ショップ(Lotso Shop)」。どこもかしこもロッツォだらけ。ファンなら訪問マストなブティックです。
ストア情報
- 主な商品:おもちゃ、ぬいぐるみ、アパレル&コスチューム、アクセサリー、ステーショナリー、ピン、アート、メディア、家庭用品、お菓子、ギフト、等
- エリア:上海ディズニーランド・ホテル(上海ディズニーリゾート)
- URL
ダイニングについて

カフェ上空にはキャラクターのカイトが飛び交っています
トイ・ストーリー・ホテルには「サニーサイド・カフェ(Sunnyside Café)」と「サニーサイド・マーケット(Sunnyside Market)」という2つのダイニングがあります。軽食タイプなので、価格もリーズナブル。フードコートやコンビニ感覚で気軽に食事を楽しめます。

スーベニアにぴったりなドリンクやスイーツも販売しています
カフェの方は早々に閉店(~20:30くらい)してしまうようです。利用される際は時間にお気をつけください。サニーサイド・マーケットの方は23:00くらいまでオープンしているようです。サンドウィッチや惣菜系、スイーツなど、ちょっとした軽食を販売しているので小腹が空いたときにも◎
その他のサービス/レクリエーションなど

私はここよ~
トイ・ストーリー・ホテルでは、キャラクター・グリーティングを実施しています(要スケジュール確認)。ホテル滞在中に ” ウッディ ” や ” ジェシー ” とのフォト撮影が楽しめるのは嬉しいですね。
また、沢山のおもちゃや遊具であふれるプレイルーム(2歳から12歳まで)や「ローンチパッド(The Launchpad)」というウォーター・プレイ・エリアなど、インタラクティブな施設もあるようです。
チェックアウト

荷物はしっかりお預かりしますよ
チェックアウトはメインロビーのフロントにて。手続きは部屋番号の確認と忘れ物のチェック程度。空いていれば5分もかかりません。ちなみにルームキーは持ち帰ることができます。
また、フロントに隣接している「ベルデスク」に荷物を預けることができるので、最終日も思いっ切り上海ディズニーランドで楽しむことが可能です。
タクシーも手配できます
お帰りの際は、空港までのタクシーをフロントのスタッフに手配してもらうことが可能です。空港へ直接向かう場合はタクシー利用が快適なので、移動手段としてはおすすめです。
オモチャな気分でホテルを楽しもう!!

パークから帰っても興奮が冷めることはありません
トイ・ストーリー・ホテル(上海)は、オモチャの視点で『トイ・ストーリー』の世界観を味わえる、そんな遊びゴコロにあふれた宿泊施設です。この ” 非日常 ” を楽しめるのは、子供よりむしろオモチャから遠ざかった生活を送っている「オトナ」の方かもしれません。好奇心が掻き立てられるこの特別な空間で童心に帰り、無邪気に遊んでみてはいかがでしょうか。