お馴染みの ” 仲間たち ” がお出迎え
この記事について
今回は、上海ディズニーリゾートの宿泊施設「トイ・ストーリー・ホテル」についてご紹介したいと思います。ホテルの「外観」や「客室」はもちろんのこと、「チェックイン/チェックアウトの手続き方法」「ホテル内の施設」「レクリエーション」など、宿泊する前に知っておきたい情報や知識について、臨場感たっぷりの ” 滞在レポート ” と共にお届けいたします。
もうひとつの ” トイ・ストーリー・ランド ” がここに!
上海ディズニーリゾートには、伝統的なクラシカルスタイルを継承する「上海ディズニーランド・ホテル」と、ピクサー映画『トイ・ストーリー(Toy Story)』をテーマとした「トイ・ストーリー・ホテル」という、対照的な2つの「ディズニーホテル」があります。
今回ご紹介する「トイ・ストーリー・ホテル(Toy Story Hotel)」は、上海ディズニーランド・ホテルと比べ、パークにも近く、価格はリーズナブル。とりわけファミリー層に人気の高い ” アソビゴコロ ” にあふれた宿泊施設となっています。
施設情報
トイ・ストーリー・ホテル(Toy Story Hotel)
- 立 地:上海ディズニーリゾート
- タイプ:バリュー
- 価格帯:★★☆☆☆
- 開業日:2016年6月16日
- 部屋数:800
- アメニティ:有
- Wi-Fi:有
- チップ:不要
宿泊手続きなど
宿泊者の特典も要チェック
チェックイン
チェックインは「15:00」から。フロントはメイン・ロビー(1階)にあります。予約済の旨を伝え、パスポートを提示するだけでOKです。
3~4名のスタッフが常駐しているため、手続き自体は比較的スムーズに行うことができます。日本語が話せるスタッフもいるようですが、基本、英語での案内となっています。
コンシェルジュ・デスクについて
何かお困りの際はこちらへ
チェックイン後、同じフロアにある「コンシェルジュ・デスク」へと案内されます。パークチケットをまだ用意していない場合はこちらにて購入することも可能です(ホテル宿泊者は入園保証)。
また「ファストパスの事前予約」といった宿泊者特典が付与されるため、コンシェルジュ・デスクにて購入されることをおすすめします。
チェックアウト
チェックアウト後もパークでめいっぱい楽しめます
チェックアウトは「11:00」まで。比較的、遅めのチェックアウトなので、最終日もゆっくりできるところが嬉しいですね。フロントでルームナンバーを伝え、料金明細を確認し、サインをして終了です。
デスクが混雑していなければ「5分」もかからずに手続きは終了します。
ちなみに「ルームキー」は持ち帰ることができます。
ホテルに荷物を預けられます
荷物はしっかりお預かりしますよ
フロント・デスクに隣接する「ベルサービス」では、チェックイン前またはチェックアウト後に荷物を預けることが可能です。控え(預かり証)を渡されるので、受け取りまでなくさないよう、お気をつけください。
受取りの際は控えを提示し、荷物を出してもらいます。受け取りまでの時間は「4~5分」程度といったところでしょうか。
タクシーも手配できます
お帰りの際も快適に
上海ディズニーリゾートから空港へ移動する場合は「ディズニーホテル」が手配したタクシーを利用する方法がおすすめです。
滞在レポート
トイ・ストーリーの仲間たちと特別なひとときを
それでは、上海ディズニーリゾートの宿泊施設「トイ・ストーリー・ホテル」について、詳しくご紹介していきたいと思います。
外観について
このホテルはいつの日も ” 晴天 ” です
雲が浮かんだ ” 青空 ” が、上海のトイ・ストーリー・ホテルの特徴です。このデザインは『トイ・ストーリー』に登場する「アンディ」の部屋の壁紙をモチーフとしたものです。
中庭には巨大なフィギュアが!
あまりにも大きいのでセルフィーはちょっと難しいかも…
ホテルの中庭には ” ウッディ ” や ” バズ ” の巨大なフィギュアがディスプレイされています。
近づいてみると思っている以上に大きく、その迫力に驚かされます。自分が本当に小さくなってしまったかのような錯覚を起こしてしまうかもしれません。
この場所はなかなかのフォトジェニックなスポットとなっているため、是非、彼らをバックに記念の一枚を撮影してみてはいかがでしょうか。
シャトルバスを有効利用しましょう
近いと言ってもそれなりに距離があるので…
パーク/ホテル間は徒歩で移動することも可能ですが、大人の足で「15分」程度の時間を要するため、宿泊者が ” 無料 ” で利用できる「シャトルバス」を活用して移動する方法をおすすめします。
上海ディズニーの治安は決して悪くはないのですが、夕方以降はシャトルバスを使って帰った方が安心かもしれませんね。
ちなみに、ホテルまでの所要時間は「約5分」となっています。
ホテル内の様子
ここでは子供たちの笑い声も心地よいBGMです
トイ・ストーリー・ホテルは「ゲスト自身が ” おもちゃのサイズ ” になって楽しむ」というコンセプトの下で作られているため、館内の柱やオーナメント、ディスプレイされているフィギュアなどは、かなり大きめに設計されています。
細かなポイントも要チェック!
好奇心が刺激されるこのココロオドル空間に一歩足を踏み入れた途端、誰もが童心に帰ってしまうことでしょう。
客室(ゲストルーム)について
スリンキー・ドッグが駆け回る照明
お部屋の雰囲気
ディズニーやピクサーの遊び心が織り成す、チャーミング&心躍る演出にてお出迎え。
客室内のテレビ画面には「ウェルカム・メッセージ」が表示されています(予約者の名前入り)。
フット・スローにはお馴染みのキャラクターたちも
中央には、ゆったりとした心地よいセミダブルサイズのベッドがふたつ並んでいます。
お部屋は淡いモス・グリーンと透明感のある水色を基調としており、壁紙はホテルの外観と同じく ” 青空 ” に ” 白い雲 ” となっています。
バスルームなど
手書き風で描かれたシャワーカーテン
バスルームでは「バズ」「ウッディ」「ロッツォ」たちと出会えます。
至る所に ” トイ・ストーリー ” が見え隠れするカラフルで陽気なお部屋に、思わず笑みが零れてしまいます。
アメニティについて
ついコレクションしてしまいたくなる可愛らしさ
バスルームには、トランクバック型のアメニティ・セットが。
パッケージ表面には ” バズ・ライトイヤー ” のシルエットが描かれており、中には、ハミガキセット、くし、パッド、綿棒などが収納されています。
こういったオリジナリティが感じられるアメニティは、コレクタブル的な観点からも、とても嬉しいアイテムですね。
コンセントはアダプターが必要です
上海のコンセントの形状は日本と同じAタイプ(2穴)の他、3穴タイプのI(またはO)の2種類あります。上海ディズニーリゾートでは、場所によりコンセントの形状が異なっているため、予め、変換アダプター(変換プラグ)を用意しておくと良いでしょう。
電化製品に関しては「INPUT:100-240V(ボルト)」と記載されたものであれば、上海の電圧(220V)にも対応しているので、変圧器がなくても大丈夫です。
Wi-Fiについて
上海のディズニーホテルでは、ゲストルームにてWi-Fiのサービスは無料で提供されています。しかしながら、通信状態はあまり良いとは言えないので、安定したインターネット接続を必要とされる方は、予め、日本でWi-Fiルーターを契約しておいた方が安心かもしれません。
チップについて
入室禁止(Do Not Disturb)のタグをドアノブに掛けない限り、毎朝、ベッド・メーキングにハウスキーパーが入ります。クローゼット内にはロッカーもあるので貴重品はそちらへ。
中国ではチップの習慣がないため、枕元にチップを置いておかなくても大丈夫です。
ホテル内の施設について
ディズニーホテルを味わい尽くしましょう
ブティックやダイニングはもちろんのこと、グリーティング・スポットやプレイルームといった、宿泊者向けに開放されているレクリエーション施設も充実しています。
ロッツォ・ショップ
世界中の ” ロッツォ ” 好きの皆さま、お待たせしました!
ロッツォ・ショップ(Lotso Shop)は、ピクサー映画『トイ・ストーリー』に登場するクマのキャラクター「ロッツォ」のグッズを取り扱っている、トイ・ストーリー・ホテル内のスーベニア・ショップです。どこもかしこもロッツォだらけ。垂涎もののアイテムが勢揃いした、ファンなら訪問マストなショップとなっています。
ちなみに、 ” ウッディ ” や ” バズ ” といった、他のキャラクターの商品も取り扱っているので、” アンチ・ロッツォ ” の皆さまもご安心を(笑)。
ロッツォ・ショップ(Lotso Shop)
- 営業時間:9:00~23:00
- 主な商品:おもちゃ、ぬいぐるみ、アパレル&コスチューム、アクセサリー、ステーショナリー、ピン、アート、メディア、家庭用品、お菓子、ギフト、等
- URL
サニーサイド・カフェ
カフェ上空にはカイトが飛び交っています
サニーサイド・カフェ(Sunnyside Café)は、気軽にお食事を楽しめるフードコート型のダイニングです。軽食メインのお食事処となっているため、価格もリーズナブルです。
サニーサイド・カフェ(Sunnyside Café)
- 営業時間:6:30~23:00
- スタイル:クイック・サービス形式
- ドレスコード:特になし
- URL
サニーサイド・マーケット
スーベニアにぴったりなドリンクやスイーツも販売しています
サニーサイド・マーケット(Sunnyside Market)は、サンドウィッチや惣菜系、スイーツといった軽食を販売している ” コンビニ型 ” の店舗です。ちょっと小腹が空いた時に利用できる、何かと便利なストアです。
サニーサイド・マーケット(Sunnyside Market)
- 営業時間:6:30~23:00
- スタイル:テイクアウト形式
- ドレスコード:特になし
- URL
その他、ホテル内の施設について
ボクタチト、イッショニ、アソボウヨ…
その他、上海のトイ・ストーリー・ホテル内には、
- プレイルーム(お子さま向けの遊び場)
- ローンチパッド(ウォーター・プレイ・エリア)
といった、お子さまにも嬉しいレクリエーションも充実しています。
私はここよ~
また、ホテル内では、” ウッディ ” や ” ジェシー ” とのキャラクター・グリーティングも開催されています(要スケジュール確認)。
滞在の思い出に、是非、彼らとのフォト撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ホテル内を散策してみました!
ハムと戯れるウッディ
随所に ” ピクサー・アート ” が飾られています
滞在初日の夜、少し時間に余裕があったので、ホテル内を散策してみました。
館内には『トイ・ストーリー』のキャラクターをフィーチャーしたアート作品が至る所に飾られています。凧揚げの様子が描かれた壁紙の頭上には、実際に ” カイト ” が飛び交っている等、絵の内容とオブジェがリンクした形での展示となっています。
キャラクターの ” メッセージ ” を聴くには…
オドオドしているエレベーター前のレックス
エレベーターに乗ると、トイ・ストーリーに登場するキャラクターのボイスでフロアを案内してくれます。
こういった ” 仕掛け ” は、ディズニーホテルあるあるのひとつとなっていますが、ホテルごとに演出が異なっているため、どの宿泊施設に泊まっても、真新しい気持ちで楽しめます。
オモチャな気分でホテルを楽しもう!!
パークから帰っても興奮が冷めることはありません
今回は、上海ディズニーリゾートの宿泊施設「トイ・ストーリー・ホテル」についての滞在レポートをお届けしました。
上海のトイ・ストーリー・ホテルは、自分自身がおもちゃのサイズになって、その世界へ没入できるという ” 非日常 ” が最大の魅力です。こういった世界を楽しめるのは、子供よりむしろ「オモチャ」や「遊び」から遠ざかった日々を送っている「オトナ」だったりするのかもしれませんね。
遊びゴコロにあふれ、童心に帰ることのできる ” 魅力的なおもちゃたちの世界 ” で、上海の思い出を、またひとつ増やしてみてはいかがでしょうか。