【パリ】憧れの ” マーベル尽くし ” の宿泊施設「ホテル・ニューヨーク ‐ アート・オブ・マーベル」徹底レポ！

遂に ” MARVEL ” のホテルへ泊ってしまいました！w

パリには魅力的なホテルがいっぱいです

ディズニーランド・パリには、クラシカルかつ高級感あふれる「ディズニーランド・ホテル」をはじめ、アメコミの世界に没入できる「ホテル・ニューヨーク ‐ アート・オブ・マーベル」、華やかな雰囲気を放つ「ニューポート・ベイ・クラブ」、ディズニーやピクサー作品をテーマとしている「セコイア・ロッジ」「サンタフェ」「シャイアン」といった、趣の異なる6つの宿泊施設があります。

マーベル Ver. のホテルは「2021年6月21日」にオープン！

今回ご紹介する「ホテル・ニューヨーク ‐ アート・オブ・マーベル ‐（Disney's Hotel New York ‐ The Art of Marvel ‐）」は、その名の如く、” マーベルをフィーチャーしたホテル ” として知られており、スタイリッシュなマンハッタン・スタイルにて設計された「デラックス・タイプ（※）」の宿泊施設となっています。

補足（※）

デラックス・タイプ（Deluxe Type）：ディズニーリゾートの宿泊施設は、客室や設備、価格帯などの面において「デラックス」「モデレート」「バリュー」の3つのタイプにランク付けされている。デラックス・タイプはランクの最上級に値するラグジュアリー品質となっている。

早速、中へと入ってみよう！

チェックイン

チェックインは「15:00」から。フロントはメイン・エントランスを入って右手側にあります。

予約済の旨を伝え、ホテル・スタッフの案内のもと、宿泊情報（氏名や住所、連絡先など）を確認し、サインします。その際、証明書（パスポートなど）の提示は必須となります。

フロントの様子

私たちは「7:30」頃、フロントにてチェックインを済ませました。

早朝ということもあり、待機時間は、なんと「0分」w

こんなに朝早く手続きした理由は、エクストラ・マジック・タイム（早朝優先入場）の証明書となるルームキーをゲットするためです。

手続きの所要時間としては「5～6分」といったところでしょうか。

ゲストルームの場所や館内施設など、ひととおり案内を受けた後、ルームキー（カード型）を渡されます。

ルームキーについて

早朝優先入場待ちの列の様子

マルヌ・ラ・ヴァレ駅まで徒歩「7～8分」の好立地

チェックアウトは「11:00」まで。

比較的、遅めのチェックアウトなので、最終日もゆっくりできるところが嬉しいですね。フロントでルームナンバーを伝え、料金明細を確認し、サインをして終了です。

デスクが混雑していなければ「5分」もかからずに手続きは終了します。

ホテルに荷物を預けられます

荷物はしっかりお預かりしますよ

デラックス・タイプのホテルで優雅に過ごそう

それでは、ディズニーランド・パリの宿泊施設「ホテル・ニューヨーク ‐ アート・オブ・マーベル」について、詳しくご紹介していきたいと思います。

外観について

メイン・エントランスの様子

パリの ” マーベル・ホテル ” は、その外観に「アール・デコ（※）」の様式が取り入れられています。

スタイリッシュで華やか、かつ、シックなデザインを特徴としています。

補足（※）

アール・デコ（Art Deco）：1910年代半ばから1930年代にかけて、欧州や米国（ニューヨーク）で流行した装飾スタイルのひとつ。実用的で洗練されたデザインや幾何学模様などを特徴としている。

シャトルバスは適宜利用しよう！

宿泊者は、ホテルとパーク（ディズニーランド・パーク＆ウォルト・ディズニー・スタジオ）間の移動に、無料のシャトルバスを利用することができます。

パークまで、徒歩「10分」程度の時間を要するため、交通手段として利用するのも◎

※ 各ホテルへ向かうバス乗り場は「ディズニー・ヴィレッジ」内にあります。ホテルごとに乗り場が異なっているため、間違えないようご注意ください。

ホテル内の様子

ロビーでは ” ヒーロー ” に出迎えられます

ホテルの内装は、エクステリアと同様、ニューヨークを彷彿させる「アール・デコ」のデザインが施されています。

洗練されたモダンなデザインとなっており、” 快適さ ” や ” 心地良さ ” を感じられる装いとなっています。

開放感のある ” フロア ” をのんびり散策するのも◎

コミックの中の ” 1ページ ” も素敵なアートに

こちらのスポットでは ” スーパーヒーローたち ” と撮影できます

ここでしか出会えない ” 貴重 ” なアートワークも

館内には、マーベル・ユニバースをモチーフとしたアートやオブジェが至る所にディスプレイされています。

それらはすべて、国内外で活躍しているアーティスト110人の手によるもので、本ホテル内には全部で「350点」もの作品が飾られているそうです。

昇降機は昇るためにある！（By アイアンマン）

エレベーターの内部では、アベンジャーズがフロアの案内をしてくれます。

内容は階数によって異なっています。滞在中は、是非、いろいろなヒーローのアナウンスを聴いてみてはいかがでしょうか。

いよいよ、MARVEL ルームへ…

エレベーターを降り、幾何学模様のデザインであしらわれた通路を進み、お待ちかねの ” あのお部屋 ” へ。

ゲストルームの扉には、マーベル・コミックのロゴを彷彿させる「赤地に白」のナンバープレートが付いています。

客室（ゲストルーム）について

画面の ” メッセージ ” には「相方くん」の名前が…

お部屋の雰囲気

ゲストルームは「ニューヨーク」をテーマとした、お洒落でシックな佇まい。

モノトーンを基調としたクールなお部屋には、厳選された「スーパーヒーローのポートレート」も飾られています。

ちなみに、客室内のテレビ画面には、館内の案内の他、「ウェルカム・メッセージ」が表示されています（予約者の名前入り）。

夢の中で ” マーベル・ヒーロー ” と出会えるかも！？

中央には、ゆったりとした心地よいクイーンサイズのベッドがふたつ並んでいます。

枕も顔が埋もれそうなほど、たくさんありました w

ふかふかのマットは一瞬で眠りを誘います。でも、寝ないでずっと、このマーベルな世界観に浸っていたいですよね… ｗ

エレガントなインテリアで統一されています

マーベルを彷彿させるカラーのフロアマット

どのアートと出会えるかはお部屋に入るまでのお楽しみ

マーベル・ユニバースをフィーチャーした客室だけあって、ベッド、ソファ、壁紙、床、照明に至るまで、とことん ” MARVEL尽くし ” の、心ときめくゲストルームとなっています。

眺めなど

お部屋は「レイク・ビュー」へのアップグレードも◎

客室のタイプは、大きく「スーペリア（一般）」「エグゼクティブ」「スイート」の3つに分かれています。

客室一覧

• スーペリア（全471室）
• エグゼクティブ（全65室）
• テーマ別スイート（全23室）
• プレジデンシャル・スイート（全2室）

スーペリアルームは「ガーデン・ビュー」or「テラス付き」or「ファミリールーム」に、エンパイアステートクラブルームは「レイク・ビュー」へのアップグレードも可能です。

バスルームなど

ドライヤーもあります

バスルームには、シャンプー、コンディショナー、ボディー・ウォッシュ、ボディー・ローション、ソープといったアメニティが完備。

ベッド・メーキングの際に、毎日、補充してもらえます。

クールな ” ヒーローたち ” と共にリフレッシュしましょう

シャンプーやコンディショナーのボトルには、” ヒーロー ” が描かれています。

見た目もクールなアメニティにバスタイムも嬉しくなります。ゆっくりシャワーを浴びて、遊び疲れた体をしっかり癒しましょう。

アメニティについて

オリジナルのアメニティも要チェック

マーベル・ユニバースのルームに宿泊したゲストは、ホテルをイメージしたオリジナルのアメニティ（上画像）がもらえます。

手前の四角い物体は「ソープ」、奥の小箱には、コットン、綿棒、ヘアゴムなどが入っています。

もちろん ” 非売品 ” ですので、このホテルに泊まったゲストしか手に入れられない「激レアなアメニティ」となっています！

グラスの下には ” マーベル・ホテル印 ” のコースターが…

貴重品をたくさん持ち込んでも安心です ｗ

その他、ゲストルーム内には、冷蔵庫（ミネラルウォーター入り ※ 無料）、湯沸かしポット、コーヒー＆ティーセットなども。

セーフティーボックスもあるので、貴重品はそちらへ。

コンセントはアダプターが必要です

USBポートもあります

フランスのコンセントの形状は日本とは異なっており、タイプはC型（2穴）となっています。故、変換アダプター（変換プラグ）を用意する必要があります。

電化製品に関しても、標準的なフランスの電圧（220V）では、日本国内用の電化製品は使えないため、変圧器も必要です。

Wi-Fiについて

ホテル内でも、ゲストルームにてWi-Fiのサービスは無料で提供されています。

通信状態は概ね良好ですが、大容量データの通信や安定したインターネット接続を必要とされる方は、予め、日本でWi-Fiルーターを契約しておいた方が安心かもしれません。

ディズニーホテルを味わい尽くしましょう

本ホテルには「ブティック」や「ダイニング」はもちろんのこと、宿泊者向けに開放されている「プール」や「サウナ」といったレクリエーション、いざと言う時に安心な「ゲストサービス」も充実しています。

ニューヨーク・ブティック

マーベル・グッズの ” 穴場 ” ショップです

ニューヨーク・ブティック（The New York Boutique）は、主にマーベル作品のキャラクターやホテルそのものをモチーフとした商品を取り扱っているブティックです。ここでしか手に入れられない ” 限定グッズ ” はもちろん、厳選されたパーク内の人気アイテムも販売しています。フードやドリンクも取り扱っているため、コンビニとしての利用も◎

ニューヨーク・ブティック（The New York Boutique）

• 営業時間：ホテルの営業状況に準拠
• 主な商品：おもちゃ、ぬいぐるみ、アパレル＆コスチューム、アクセサリー、ステーショナリー、ピン、アート、メディア、家庭用品、お菓子、フード、ドリンク、ギフト、等

マンハッタン・レストラン

本ホテルには「4つ」のダイニングがあります

マンハッタン・レストラン（Manhattan Restaurant）は、高級感のあるダイニングルームで、新鮮な食材を活かした、” 絶品イタリアン ” を堪能できるレストランです。

マンハッタン・レストラン（Manhattan Restaurant）

• 営業時間：ホテルの営業状況に準拠
• スタイル：テーブルサービス形式
• ドレスコード：特になし
• プライオリティ・シーティング：〇

ダウンタウン・レストラン

アートワークも楽しめます

ダウンタウン・レストラン（Downtown Restaurant）は、多国籍料理を味わえる ” ビュッフェ・スタイル ” のダイニングです。店内に飾られた ” アート作品 ” も必見！

ダウンタウン・レストラン（Downtown Restaurant）

• 営業時間：ホテルの営業状況に準拠
• スタイル：ビュッフェ形式
• ドレスコード：特になし
• プライオリティ・シーティング：〇

ブリーカー・ストリート・ラウンジ

スナックやサラダといった軽食もあります

ブリーカー・ストリート・ラウンジ（Bleecker Street Lounge）は、コーヒーや紅茶の他、クラフトビールやオーガニックワインも味わえる、ロフトスタイルのお洒落なラウンジです。

ブリーカー・ストリート・ラウンジ（Bleecker Street Lounge）

• 営業時間：ホテルの営業状況に準拠
• スタイル：テーブルサービス形式
• ドレスコード：特になし
• プライオリティ・シーティング：✕

スカイライン・バー

夜空を飛び交う ” あのヒーロー ” と出会えるかも…！？

スカイライン・バー（Skyline Bar）は、お酒やカクテルを気軽に楽しめるバー・カウンター。ニューヨークの高層ビルから眺めているような夜景も堪能できます。

スカイライン・バー（Skyline Bar）

• 営業時間：ホテルの営業状況に準拠
• スタイル：テーブルサービス形式
• ドレスコード：特になし
• プライオリティ・シーティング：✕

その他、ホテル内の施設について

この先に ” プール ” があります

長期休暇（バカンス）にて訪れたゲスト向けに、プールやサウナといったレクリエーション施設も用意されています。

ゲストサービスなど

いざという時の ” コンシェルジュ・デスク ” もフロントに隣接しています

閑静な空間に ” ミュージアム ” が隠れています

意外なところに ” レアなアート ” が展示されている！？

滞在1日目の夜、少し時間に余裕があったので、ホテル内を散策してみました。

本ホテルは「アート・オブ・マーベル」という名を冠する宿泊施設ということもあって、館内には『アイアンマン』『スパイダーマン』『キャプテン・アメリカ』といった、マーベル作品のスーパーヒーローたちをモチーフとしたアート作品やフィギュアが至る所にディスプレイされています。

メイン・ロビーのアートワーク＆フィギュアだけでも十分満足のいく内容となっていますが、是非、おすすめしたいのは「レガシー・ギャラリー（Legacy Gallery）」という展示スポットです。

宿泊者なら、絶対に見逃せないスポットですね

こちらは、アメリカン・コミック界の巨匠「ジャック・カービー（※）」の軌跡を辿ることができる、大変貴重なワンコーナーとなっています。

補足（※）

ジャック・カービー（Jack Kirby）：アメリカン・コミックの作画、原作、編集者としてのレジェンド（1917年 - 1994年）。主な作品に『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』『アイアンマン』『ファンタスティック・フォー』『ブラックパンサー』など。ファンの間では「ザ・キング（The King）」の名で親しまれている。

もちろん彼の代表作 ” 米国隊長 ” にも会えます w

お好きな作品はどちらでしょうか？

朝、目覚めたらヒーローになっているかも…！？