FPを駆使して香港ディズニーを制覇しよう!
この記事について
今回は、香港ディズニーランド・リゾートの「ファストパス」についてご紹介したいと思います。「取得方法」「使い方」「対象のアトラクション」はもちろんのこと、「取得のタイミング」「リターン時間」「効率的に回るコツ」など、訪問する前に知っておきたい情報や知識について、分かりやすく解説いたします。
画期的なシステムとして長年愛されています
1999年に登場して以来、施設の優先入場システムとして君臨してきた「ディズニー・ファストパス(Disney FastPass)」は、香港ディズニーランド・リゾートにおいても導入されています。
追記
現在「ディズニー・ファストパス」はお休みしています。人気の高いアトラクションには、通常より短時間でアトラクションへアクセスできる「プライオリティ・スペシャル」「プライオリティ・スペシャル+」といったシステムが導入されており、それらは ” 公式モバイルアプリ ” にて購入可能となっています。
ファストパスの対象アトラクション
ハイパースペース・マウンテンもFPの対象です
ファストパスの対象アトラクション(エンタテインメント施設を含む)は、香港ディズニーランドで「2種」となっています。
香港ディズニーランド
- プーさんの冒険
- ハイパースペース・マウンテン
アイアンマン・エクスペリエンス
取得方法について
FPを取得するにはどんな方法があるの?
ファストパスは、各アトラクションのエントランス近くに設置されている「FP発券機」にて取得可能となっています。
FP発券機編
公式アプリには未対応
元々、ファストパスの対象アトラクションが少ないこともあり、2022年の段階では ” 公式モバイルアプリ ” による取得は不可となっています。
従来どおり、アトラクション付近に設置された ” ファストパス発券機 ” による取得が採用されており「パークチケット」または「年間パスポート」をスキャンして発券します。
使い方について
時間には余裕を持って(!?)エントランスへ
それでは、実際にファストパスを使用するためにはどのような手順、流れとなっているのか、リターン時間の目安や注意事項について、具体的に紹介していきたいと思います。
リターン時間になったら…
待ちが「5分」ならば、取得なんかせず ” 今 ” 乗りたい(笑)
パスに記載されている時間内に、対象アトラクションへと向かい「ファストパス・エントランス」から入場します。
パスはQラインの途中で回収されます。
リターン時間の目安は?
いつ来たって、空いているよ~
日々の混雑状況にもよりますが、取得から「約30~40分後」を目安にリターン(戻り)時間が設定されていることが多いようです。
例として、アトラクション ” ハイパースペース・マウンテン ” の場合、
- 取得時間:17:25~
- リターン:18:05~19:05
となっていました。
注意事項
FPの取得における注意点や留意点を、以下に列挙します。パークに入る前に確認しておきましょう。
メンバー揃って入場しましょう
ん!?あれっ!?確か、ここに入れておいたハズなのに...(汗)
アトラクションを体験するメンバー全員分のファストパスが無いと入場させてもらえません。紛失しないよう、お気を付けください。
どのFPを優先取得すればいいの?
5分待ちのアトラクションにFPの必要性は…
さて、本題に入る前に...
そもそも、香港ディズニーにおいてファストパスは必要なのでしょうか…??
結論から言うと「必要ない」と思います(笑)。最初から身も蓋もないことを言ってしまい、申し訳ございません。
少なくともファストパスが必要となるシーンは、年間を通しても、あまり多くはないと言えるでしょう。
香港ディズニーはのんびりと過ごせます
理由としては、他のディズニーパークと比べ、香港ディズニーは混雑日が圧倒的に少ないことが挙げられます。
現在、FPの対象となっている「ハイパースペース・マウンテン」と「プーさんの冒険」でさえ、待ち時間が60分を超えることは殆どありません。60分どころか、平日なら5分、休日でも20分以下で乗れてしまいます。
もっと長蛇の列になるハズだったのに...
以前は「アイアンマン・エクスペリエンス(Iron Man Experience)」もファストパスの対象となっていましたが、グランドオープンから数ヶ月程度で混雑が解消された為、頃合いを見計らって対象から外されてしまったようです。
FPの対象はこっちの方が良かったかも…!?
香港では、比較的長めのQラインとなっている「ジャングル・リバー・クルーズ」や「トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ」といったアトラクションの方が、ファストパスの対象としては相応しかったのでは、と個人的には感じています。
FPをフル活用して(!?)香港のディズニーを楽しもう!
ファストパスが不要な香港こそまさに夢の国
今回は、香港ディズニーランド・リゾートの「ファストパス(FP)」についてのまとめ記事をお届けしました。
香港ディズニーは、かなり ” ストレスフリー ” な環境下にあるため、ファストパスの恩恵にあずかることはほぼナシ、と思われます。と、言い切るとあんまりなので、本記事では「よほど混雑日でない限り、ファストパスを取得しなくても香港ディズニーは十分楽しめる」と、結論付けたいと思います(笑)。
但し、プライオリティ・スペシャル+のようなサービスは、より有意義にパークを満喫できるシステムであるため、個人的には高い関心を持っています。これらを巧く活用して、香港ディズニーをもっと深く、味わってみてはいかがでしょうか。