これぞホンモノの「レミーのおいしいレストラン」です!
この記事でわかること
- ダイニング「ビストロ・シェ・レミー(パリ)」のご紹介
- お店の「予約方法」について
- このレストランのメニュー&必見スポット
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海外ディズニーパーク&リゾート情報の総合ウェブメディア「ワールド・オブ・ディズニー ‐ World of Disney ‐ 」が、パリのディズニーについて ” 独自 ” の視点に基づく「リアルな情報」「裏ワザ」「攻略法」を全力でご紹介したいと思います★
このレストランのメイン・シェフはこのねずみくんです
ビストロ・シェ・レミー(Bistrot Chez Rémy)は、本格的なコース料理やワインが味わえる、ウォルト・ディズニー・スタジオで最も人気の高い ” 絶品レストラン ” です。ディズニー映画(ピクサー作品)『レミーのおいしいレストラン』に登場するビストロをモチーフとしています。
店舗情報
ビストロ・シェ・レミー(Bistrot Chez Rémy)
- 営業時間:ランチ(11:30~14:00)/ディナー(17:00~19:00)
- 所要時間:制限なし(約90~120分程度)
- スタイル:テーブルサービス形式
- ドレスコード:特になし
- エリア:トゥーン・スタジオ(ウォルト・ディズニー・スタジオ)
- 混雑状況:★★★★☆
- 価格など:★★★★★
予約は必要!?
予約は取っておいた方が◎
ビストロ・シェ・レミーは、ウォルト・ディズニー・スタジオにおいて、人気の高いレストランのひとつとなっています。
当日、待機列に並ぶこともできるようですが、時間帯(ランチや夕方など)によっては、長時間の待ちを覚悟する必要があります。
故、パリ・ディズニーに行くと決めたら、早めに予約は取っておいた方が良さそうです。
予約方法 ①:現地予約
” コンシェルジュ ” はロビー(1F)にあります
各ディズニーホテル内の「コンシェルジュ」にてダイニング予約を受け付けています。
希望の「日時」「人数」「テーブル」等々を伝えると、即座に予約の手配をしてもらえます。
※ 空席があれば、当日予約も可。
予約方法 ②:電話予約
コールセンターを利用した予約も◎
ビストロ・シェ・レミーは、電話予約が可能です。
しかしながら、原則「フランス語」または「英語」での対応となります。
やりとりが心配な方は、以下のような「予約代行サービス」を利用してみるのもよいかもしれません。
ドレスコードはあるの??
マナーを守って、お食事を楽しみましょう
ドレスコードは特に指定されていません。但し、一般的なマナーとして、露出の多い服装やサンダル履き、不適切な表現(差別、卑猥、悪態など)が書かれた衣服の着用等は控えるようにしましょう。
混雑状況について
海外ではいつ何が起こるか分かりません(笑)
混雑する時間帯など
ビストロ・シェ・レミーは人気の高いレストランということもあり、基本的にどの時間帯も混雑しています。とりわけ、ディナータイムはゲストがより集中する傾向にあります。食後の予定を加味しつつ、レストランへ向かうようにしましょう。
予約をしていても ” 待ち ” が発生することも
予約をしているから、チャ~ラ~、ヘッチャラさ~
私たちは「16:30~」に予約をしていたのですが、テーブルに着いたのは予約時間の約30分後でした。
ちなみに、この日のウォルト・ディズニー・スタジオの閉園時間は「18:00」だったため、その時点でディナータイムは残り1時間を切っていました…(汗)。
えっ?これって大丈夫なやつ??
待合室は多くのゲスト(スタンバイ客含む)でカオス状態。
上手くゲストを捌けないせいか、スタッフも苛ついており、ゲストに向かって怒鳴りつけるといった有様…。
こんな光景は日本では見たことありません(笑)。
そんな混沌の中、一体、いつ中へ入れるのだろう、とかなり不安になりましたが、日本人っぽい名前が聞こえた時に、グイグイと群衆をかき分けて確認しにいったところ、どうやら私たちのことで合っていたようで、やっと、ダイニングルームへ通されることに…。
どうなることかとヒヤヒヤしたぜ…
時間にルーズな点は、” フランス人あるある ” のひとつとなっていますが、多くの日本人は時間が守られないと焦りや不安を感じてしまうと思います。
しかしながら、やはりここは ” 異国 ” なのだと言うことをしっかりと認識し、お国柄に合わせた行動を取ることが何よりも大切なようです。
グルメレポート ~ ディナー編 ~
『ラタトゥイユ』の世界観が忠実に再現されています
それでは、ウォルト・ディズニー・スタジオのダイニング「ビストロ・シェ・レミー」について、詳しくご紹介していきたいと思います。
外観について
パリを感じさせる風景が目の前に
ビストロ・シェ・レミーは、トゥーン・スタジオの一角にあるレストランです。アトラクション「ラタトゥイユ」に隣接し、周辺にはカルチェラタンかサンジェルマン・デ・プレを彷彿させる、パリの街並みが再現されたエリアが広がっています。
店内の様子/雰囲気
グストーの ” 功績 ” がオーナメントに!?
象牙色した可愛らしいレストランの中へと入ると、映画『レミーのおいしいレストラン(Ratatouille)』に登場する見習いシェフ、リングイニの父親「グストー」の華々しい功績の数々や肖像画が飾られた待合室へと通されます。
惜しい人を亡くしたものです…
五つ星の天才シェフであったグストーは、残念ながら「故人」となってしまいましたが、こちらのレストランでは「ポートレート」という形で ” 在りし日の彼の姿 ” と再会することができます。
レミーの大きさになって楽しむことのできるビストロです
お皿やシルバーをモチーフとしたメイン・ダイニングルーム内のオブジェクトは、アトラクション「ラタトゥイユ」と同様、ねずみである「レミー」と同じ視点で楽しめるよう、大きめに作られています。
よく見ると椅子やテーブルが ” ジャムの蓋 ” になっています
店内の至る所には、レミーが愛用していると思われる「料理本」や「調理器具」などがディスプレイされています。
作品の ” その後 ” を感じられる世界観が、本ダイニングではしっかりと創り込まれています。
テーブル/座席など
メニューにはレミーをモチーフとしたロゴが
案内されたテーブルは、ダイニングルームのちょうど中間に位置する二人席。座席数は思いの外多く、全部で370席あるとのこと。
メニューについて
英語版のメニューもあるので安心です
ビストロ・シェ・レミーは「テーブルサービス型(コース形式)」となっているため、料金はメニューによって異なっています。
価格の目安(ディナー時)としては、
- 料理3皿+ワイン:~75 ユーロ(~¥9,375)/1コース
といったところでしょうか。
※ 価格は2017年10月時点のものです/単位はユーロ(€1=約125円)。
ちなみに、主なメニューは以下のとおりとなっています。
コースメニュー
- Remy(レミー):31.99 ユーロ ※ ドリンクなし。
- Emile(エミール):39.99 ユーロ/54.99 ユーロ(ワインあり)
- Linguini(リングイニ):47.99 ユーロ ※ ドリンクなし。
- Gusteau(グストー):59.99 ユーロ/74.99 ユーロ(ワインあり)
上記の他「リトル・シェフ (18.99 ユーロ)」という、お子さま向けのコースもあります。
※ 価格は2017年10月時点のものです。
ラタトゥイユ(プレミアム)が選べるのは…
ココに来たらやっぱりアレを食べないと
すべてのコースに「ラタトゥイユ」はついていますが、” プレミアム版 ” のラタトゥイユを選べるのは「グストー」のみとなっています。
私たちはどうしても「プレミアム・ラタトゥイユ」を食べてみたかったので、迷わず「グストー(ワイン付き)」を選択しました。
料理のご紹介
それでは「ビストロ・シェ・レミー」にて、実際にいただいた料理の一部をご紹介していきたいと思います。
前菜:フレンチサラダ or フォアグラ
シャキシャキ食感のフレンチサラダ
私はフォアグラが苦手なので、別の料理に変えてくれないかと頼んだところ、フレンチサラダに変えてくれました。そのサラダがめちゃくちゃおいしい。相方くんも「そっちの方が正解だったかも。サラダにすれば良かった~」と言っていました(笑)。
ちなみにこちらがフォアグラ(りんごのコンポート付き)です
パリ市内のレストランでも感じましたが、フランスのサラダは総じておいしいです。新鮮さが感じられるのはもちろんのこと、味そのものがしっかりとしているので、噛むたびに口の中にさわやかな香りと歯ごたえが広がります。
メイン ①:シーバスのフィレ
肉厚で食べ応えがあります
メインは私も大好きな「シーバス(スズキ)」のフィレを注文。
日本ではそれほど頻繁に食卓にスズキが並ぶ機会はありませんが、フランスでは割と一般的に食べられている魚のようです。
今回のフランス旅行でいったい何匹分のシーバスがお腹の中に入ったことやら…。
メイン ②:ラタトゥイユ(プレミアム)
よっ!待ってました~
とうとう、この瞬間がやってまいりました。待ち焦がれた ” プレミアム・ラタトゥイユ ” の登場です!
このビジュアルの ” ラタトゥイユ ” はここでしか出会えません
まず見た目がとても美しいですね。
薄くスライスされたズッキーニを纏ったその料理は、おそらく皆さんが想像しているようなラタトゥイユとは全くの別物です。
少し酸味のあるトマトソース&野菜のコラボは、その姿とは裏腹に繊細な味付けとなっています。
また、しっかりと野菜が煮込まれているので、ナイフを入れただけでホロッと崩れ落ちそうになるほど柔らかな食感です。原形を留めていられないほど、すぐに形を変えてしまうこのひと皿に、” 刹那さ ” も感じます。
セルフィ―に苦戦していたら…
ど、どうしても、ラタトゥイユ越しに写真を撮りたかったんです…
私たちがラタトゥイユ越しのセルフィ―をしようとしていたところ、隣のテーブルで食事をしていた米国人グループ(?)の青年の一人(イケメン)が、
このすごいラタトゥイユと二人が一緒のところを撮ってあげるよ~(スマイル)
と、声をかけてくれました。
彼を含むそのグループのメンバーは、私たちのテーブルに ” プレミアム・ラタトゥイユ ” が運ばれた際、
「ファビュラス!!(めっちゃいいじゃん)」
と、指を指して驚いていた方たちでもありました。
写真!?ええっ、いいんですか??ありがとうございます!(流石、米国人は対応がスマートだなぁ~)
ム!ムムゥ!
彼のご厚意に甘えて、私たちはこの ” 南仏名物の野菜のごった煮 ” と一緒にパチリ。
奇跡の一枚をお撮りします
サプライジングな異文化コミュニケーションに、心が温まりました。
もしかしたら、これもまた ” ディズニー・マジック ” のひとつなのかもしれません。
デザート:25周年のセレブレイト・パフェ
アニバーサリー・スイーツもご賞味あれ
食後のデザートには、25周年のセレブレイト・パフェを注文。
濃厚なクリームは甘さ控えめで、たいへん美味しくいただくことができました。さすがデザート大国のフランスなだけあって、最後の最後まで期待を裏切ることはありませんでした。
総評
作品を観ておくとより楽しめるかもしれません
プレミアム・ラタトゥイユはもとより、メインやデザートに至っても、パリのレストランで出てきても遜色ないような本格的な味わいとなっています。また食べに行きたいと思えるほど、提供された料理のすべてが高い水準に達していました。
選んだ「グストー」コースに限定して言うと、料理の内容もボリュームも充実しており、お腹も心も満足のいくものでした。一緒に注文したワインもすっきりと飲みやすいテイストで、食事にもよく合いました。
閉園後のWDSが見られる!?
こんなチャンスは滅多にありません
上述のとおり、予約時間の30分遅れ(閉園まで残り1時間)で食事開始となったため、マキで食べようと思ったのですが、案の定、食事の提供も大変 ” の~んびり ” とした流れに…。
デザートを終えたのは18:30~。閉園時間はとうに過ぎておりました。
やっぱり、こうなると思っていたともさ
見方を変えると、パリでは閉園時間が過ぎても、ゆっくりと食事を楽しむことができる、とも言えますね(笑)。
さて、食事もお会計も済んだことだし、そろそろお暇しようかと出口へ向かったところ、
ちょっとココで待っててね
とスタッフさんに止められるではありませんか。
聞くところによると、スタッフがパークのエントランスまで送るため、しばし待機して欲しいとのこと。
待つこと10分。
集まった20名弱のゲスト共に、スタッフ先導の下、レストランの裏口(?)から出てメイン・エントランスへと向かいました。
いつもとは違う ” WDS ” が見られます
目の前に広がっている光景は、閉園後のウォルト・ディズニー・スタジオの姿。普段はゲストでごった返しているこちらのエリアも、今は、人っ子ひとりいない状態に。
まるで時間が止まってしまったかのようです
いつもとは違う ” 景色 ” と出会うことができ、感慨ひとしおでした。
そんなレアな体験ができたのであれば、レストランで長時間待たされたことも、今では良い思い出です(笑)。
レミーのレストランで ” 絶品ラタトゥイユ ” を食す!
またあの味を食べに行きたいなぁ
今回は、ウォルト・ディズニー・スタジオのダイニング「ビストロ・シェ・レミー」についての体験レポートをお届けしました。
こちらのレストランは、映画『レミーのおいしいレストラン』の世界にどっぷりと浸れる、ウォルト・ディズニー・スタジオにおいて訪問マストなダイニングとなっています。記事の中でも触れましたが「プレミアム・ラタトゥイユ」は「通常版」と比べて雲泥の差ですので、少々お値段は張りますが、” グストー ” は、是非とも味わっていただきたい逸品となっています。
皆さんも、絶品ラタトゥイユに舌鼓を打ちながら ” リトル・シェフの五つ星レストラン ” を、是非、パリで体験してみてはいかがでしょうか。
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