【パリ】ディズニーランド・ホテル（パリ）で優雅なひとときを…

ヴィクトリア朝のデザインが施されています

ディズニーランド・パリには、伝統的なクラシカルスタイルを継承する「ディズニーランド・ホテル」をはじめ、「ピクサー」や「MARVEL」といったディズニーの世界をテーマとした、魅力的な6つの「ディズニーズ・ホテル」があります。

今回ご紹介する「ディズニーランド・ホテル（Disneyland Hotel）」は、パークに直結した、世界屈指の好立地なディズニーホテルとして知られており、ディズニーランド・パリの滞在に最適な、優雅でエレガントな宿泊施設となっています。

施設情報

ディズニーランド・ホテル（Disneyland Hotel）

• 立　地：ディズニーランド・パリ
• タイプ：デラックス
• 価格帯：★★★★★
• 開業日：1992年4月12日
• 部屋数：496
• アメニティ：有
• Wi-Fi：有
• チップ：必要

フロントの様子

チェックイン

パリの場合、宿泊当日であればいつでもチェックインは可能となっています。フロントはメイン・ロビー（1階）にあります。予約済の旨を伝え、パスポートを提示するだけでOKです。

私たちは、パークも開園していない早朝「7:00」にチェックインしました。これを俗に「ウルトラ・スーパー・デラックス・アーリー・チェックイン」と言います（笑）。

フロントで呼び鈴を鳴らすと、小柄で笑顔の素敵な女性のスタッフさんが対応してくれました。とても親切な方で、ウイットに富む会話で楽しませてくれました。そんなお茶目な彼女とのやり取り（チェックインの流れ）は、以下のとおりです。

ディズニーホテル（パリ）の「宿泊者特典」については、以下の記事でも詳しく紹介しております。こちらも参考にしてみてください。

【関連記事】

ディズニーホテル・ファストパスについて（宿泊者特典）｜ワールド・オブ・ディズニー

https://world-of-disney.com/article008/

チェックアウト

マルヌ・ラ・ヴァレ駅まで徒歩「5分」の好立地

チェックアウトは「11:00」まで。比較的、遅めのチェックアウトなので、最終日もゆっくりできるところが嬉しいですね。フロントでルームナンバーを伝え、料金明細を確認し、サインをして終了です。

デスクが混雑していなければ「5分」もかからずに手続きは終了します。

ホテルのスタッフさんは「ルームキーはプレゼントだよ。今日もめいっぱい楽しんできてね！」と笑顔で送り出してくれました。

ホテルに荷物を預けられます

荷物はしっかりお預かりしますよ

フロント・デスクに隣接する「ベルサービス」では、チェックイン前またはチェックアウト後に荷物を預けることが可能です。控え（預かり証）を渡されるので、受け取りまでなくさないよう、お気をつけください。

チェックアウト後も時間の限りパークを楽しもう

受取りの際は控えを提示し、荷物を出してもらいます。受け取りまでの時間は「4～5分」程度といったところでしょうか。

パリで極上のひとときを

それでは、ディズニーランド・パリの宿泊施設「ディズニーランド・ホテル」について、詳しくご紹介していきたいと思います。

外観について

お城との調和が保たれています

パリのディズニーランド・ホテルは、トラディショナルの中に近代的な要素が見られる ” ヴィクトリア朝 ” の建築様式が取り入れられています。

パークのシンボルでもある「眠れる森の美女のお城」を彷彿させる淡い ” ピンク ” を基調とした建物は、まるで、おとぎの国へ迷い込んでしまったかのような可愛らしい装いをしています。

パリの中心街（オペラ地区）の一風景

夢の世界との境界線を感じさせないそのシームレスな佇まいは、景観を損なうことのないパリの街並みと同様、この地（パリ・ディズニー）でもきちんと受け継がれているようですね。

ホテル内の様子

煌びやかなシャンデリアが印象的です

ホテルへ入ると、まず目の前に飛び込んでくるのは「大階段」と巨大な「シャンデリア」。豪華絢爛なその様子は「オペラ・ガルニエ（※）」を思い起こさせます。

補足（※）

オペラ・ガルニエ（Palais Garnier）：フランスのパリにある歌劇場。シャルル・ガルニエによる設計を基に建設（竣工は1875年）。現在は、小規模なオペラの他、バレエと管弦楽コンサートを中心とした運用をメインとしている。

風格が感じられますね

こういった ” 大階段 ” を中心としたシンメトリーなインテリアというのは、欧州ではスタンダードなのでしょうか。

開放感のあるロビー。調度品もクラシカル

サービスやおもてなしも5つ星の最高品質。優雅なひとときを心ゆくまで堪能できる、一度は訪れてみたいラグジュアリアスなホテルとなっています。

客室（ゲストルーム）について

画面の ” メッセージ ” には「相方くん」の名前が…

お部屋の雰囲気

ヴィクトリア調の華やかさやディズニーの遊び心が織り成す演出にてお出迎え。

客室内のテレビ画面には「ウェルカム・メッセージ」が表示されています（予約者の名前入り）。

画面には ” コマ撮り風 ” に撮影されたパーク内の様子が映し出されていました。カクカクした動きが可愛らしい映像で、ついつい目が釘付けになってしまいました。

夢の続きは夢の中でも... Zzz

中央には、存在感のあるクイーンサイズのベッドがふたつ並んでいます。

ゆったりとした心地よいベッドで優雅なひとときを過ごせます。枕も顔が埋もれそうなほど、たくさんありました（笑）。

背もたれには「お城」が描かれています。パークから戻ってきた後も、夢の世界がそのまま続いているかのようです。

バスルーム＆アメニティについて

キャップが ” ミッキーシェイプ ” になっています

バスルームには、シャンプー、コンディショナー、ソープ、バスソルト、綿棒といったアメニティが完備。

ベッド・メーキングの際に、毎日、補充してもらえます。

見た目も可愛らしいアメニティにバスタイムも嬉しくなります。バスソルトがあったのはパリのディズニーランド・ホテルが初めてです。香り豊かなソルトを入れた湯船にゆっくりと浸かって、遊び疲れた体を癒すのもいいですね。

コンセントはアダプターが必要です

フランスのコンセントの形状は日本とは異なっており、タイプはC型（2穴）となっています。故、変換アダプター（変換プラグ）を用意する必要があります。

電化製品に関しても、標準的なフランスの電圧（220V）では、日本国内用の電化製品は使えないため、変圧器も必要です。

Wi-Fiについて

パリのディズニーホテルでは、ゲストルームにてWi-Fiのサービスは無料で提供されています。しかしながら、通信状態はあまり良いとは言えないので、安定したインターネット接続を必要とされる方は、予め、日本でWi-Fiルーターを契約しておいた方が安心かもしれません。

チップについて

入室禁止（Do Not Disturb）のタグをドアノブに掛けない限り、毎朝、ベッド・メーキングにハウスキーパーが入ります。クローゼット内にはロッカーもあるので貴重品はそちらへ。

チップはベッドサイドにおいておきましょう。目安は1～2ユーロ（1人につき）程度となっています。

ディズニーホテルを味わい尽くしましょう

ブティックやダイニングはもちろんのこと、プールやフィットネス、サロンやプレイルームといった、宿泊者向けに開放されているレクリエーション施設も充実しています。

ギャラリー・ミッキー

キラキラしたオブジェがショップの目印です

ギャラリー・ミッキー（Galerie Mickey）は、主にディズニー・キャラクターのグッズを取り扱っている、ディズニーランド・ホテル内のスーベニア・ショップです。ぬいぐるみやアパレル、ステーショナリーといった定番アイテムはもちろん、ちょっとした食料品やお酒なども販売しているため、コンビニとしての利用も◎

ギャラリー・ミッキー（Galerie Mickey）

• 営業時間：ホテルの営業状況に準拠
• 主な商品：おもちゃ、ぬいぐるみ、アパレル＆コスチューム、アクセサリー、ステーショナリー、ピン、アート、メディア、家庭用品、お菓子、フード、スピリッツ、ギフト、等
• URL

店内の様子

パークにはない ” お宝 ” を見つけられるかも！？

店名に相応しく、アートなコーナーも！

私はパーク内でどうしても探しきれなかった「ピンズ」をこちらのお店にて発見することができました。そういった意味においてもホテル内のショップは ” 穴場 ” だと言えるかもしれません。

パークではめいっぱい遊び、お土産選びはホテルでゆっくりと、という過ごし方も、宿泊者ならではのスタイルだと言えますね。

ダイニング（インベンションズ、他）について

パリのディズニーランド・ホテルには3つのダイニングがあります

インベンションズ（Inventions）は、多国籍料理を味わえる ” ビュッフェ・スタイル ” のダイニングです。午後からはミッキーマウスやその仲間たちとのグリーティングが楽しめる、キャラクター・ダイニングへと様変わりします。

その他、落ち着いた空間でお食事されたい方は「カリフォルニア・グリル（California Grill）」、お酒やカクテルを楽しみたい方は「カフェ・ファンタジア（Café Fantasia）」といったレストラン＆バーもおすすめです。

インベンションズ（Inventions）

• 営業時間：ホテルの営業状況に準拠
• スタイル：ビュッフェ形式／キャラクター・ダイニング
• ドレスコード：特になし
• URL

プリンセス・フォー・ア・デイ

” 小さなお姫様 ” の夢が叶う場所です

プリンセス・フォー・ア・デイ（Princess for a Day）は、ゲストのお子さまが ” ディズニー・プリンセス ” へと変身することができるサロン型の店舗です。

パリのディズニーランド・ホテルに滞在中、小さな ” ラプンツェル ” や ” ベル ” とすれ違うことができるかもしれませんね。

スパ／フィットネス施設など

私たちもスパ帰りのご家族とエレベーターで一緒になりました

長期休暇（バカンス）にて訪れたゲスト向けに、プールやフィットネス、サウナやスパ（有料）といった施設も用意されています。

その他、ホテル内の施設について

この場所さえあれば、ボクはひとりぼっちでもヘッチャラさ…

その他、パリのディズニーランド・ホテル内には、

• ミニー・クラブ・プレイルーム
• マッド・ハッターのゲームルーム

といった、お子さまにも嬉しいレクリエーションも充実しています。

ちょっとした ” ミュージアム ” のようですね

随所に ” コンセプトアート ” が飾られています

滞在2日目の夜、少し時間に余裕があったので、ホテル内を散策してみました。

建物内にはクラシカルな調度品や工芸品、ディズニー・キャラクターをモチーフとしたオブジェやオーナメントの他、「コンセプトアート（構想図）」がたくさん飾られています。

こちらは「パリ・ディズニー」のコンセプトアートですね

おや？これはもしかして…

どこかで見たことのあるような…

絵画の中には「オリエンタルランド（Oriental Land）」と題された構想段階？の「東京ディズニーランド」や「ワールドバザール」のコンセプトアートもありました。

なかなか興味深い作品の数々と、パリの地にてめぐり会うことができました。

フロアの案内はあの ” スーパースター ” の声で！？

何度でも乗りたい、魅惑の昇降機（笑）

エレベーターに乗ると、ミッキーマウスのボイスでフロアを案内してくれます。「ハハッ！」というあの声は世界共通なんですね（笑）。

ちなみに階数は、ミッキーハンドで示してくれるので、そちらも是非、注目してみてください。

なんと ” ポスト ” もあります！

味わい深いレトロなポストですね

ホテル内には「ポスト」もあります。国際郵便に対応しているのか定かではありませんが、もし対応しているのであれば、旅の記念に、是非、手紙を送ってみてはいかがでしょうか。

翼よ！あれが巴里の灯だ～

余談となりますが、今回のフランス旅行では、パリ市内（オペラ地区）のポストから自分宛てに国際郵便を出してみました。帰国後にフランスの消印が押された郵便が手許に届いたときは感慨ひとしお。旅の余韻にも浸ることができました。

部屋へ戻るとまたまたサプライズが！