アンバサダーホテルの夜はまだまだ続きます
この記事について
今回は、ディズニーアンバサダーホテルのダイニング「エンパイア・グリル」についてご紹介したいと思います。「料理の内容」や「レストランの雰囲気」はもちろんのこと、お店の「予約方法」や「限定メニュー」など、訪問する前に知っておきたい情報やお食事の楽しみ方について、臨場感たっぷりの ” グルメレポート ” と共にお届けいたします。
DAHの宿泊者なら ” 一度は訪れたい ” 憧れのダイニングです
エンパイア・グリル(Empire Grill)は、本格的なコース料理や美味しいワインが味わえる、ディズニーアンバサダーホテルにおいて大変人気の高い ” 絶品レストラン ” のひとつです。アール・デコ調の優雅な店内にて、自慢のグリル料理を楽しめる、カリフォルニア・スタイルのレストランとなっています。
店舗情報
エンパイア・グリル(Empire Grill)
- 営業時間:ブレックファスト(7:00~9:00)/ランチ(11:30~14:30)/ディナー(17:00~21:00)
- 所要時間:約90分
- スタイル:テーブルサービス形式
- ドレスコード:特になし
- エリア:1F メイン・ロビー(ディズニーアンバサダーホテル)
- 混雑状況:★★★☆☆ ※ 原則、予約によって管理されています。
- 価格など:★★★★★
予約は必要!?
予約は取っておいた方が◎
エンパイア・グリルは「プライオリティ・シーティング(※)」対象のダイニングとなっています。
東京ディズニーリゾートにおいて、人気の高いレストランのひとつとなっているため、できるだけ早めに「オンライン」にて申し込んでおいた方が良さそうです。
【受付期間:ご利用希望日の1ヵ月前の「10:00」~ ご利用日前日の「20:59」まで】
なお、当日枠は、オンラインは「9:00」より、店頭では「10:00」より承っているとのこと。
補足(※)
プライオリティ・シーティング(Priority Seating):レストランの事前予約システムのこと。利用希望時間を予め指定することで、来店時、優先的にテーブルへと案内される。
ドレスコードはあるの??
マナーを守って、お食事を楽しみましょう
ドレスコードは特に指定されていません。但し、一般的なマナーとして、露出の多い服装やサンダル履き、不適切な表現(差別、卑猥、悪態など)が書かれた衣服の着用等は控えるようにしましょう。
混雑状況について
ダイニングルームの様子(17:30~頃)
混雑する時間帯など
エンパイア・グリルは、ディナーの時間帯であっても ” 比較的落ち着いている ” ことが多いようです。
但し、席数は他のダイニングと比べて少ないため、適宜「プライオリティ・シーティング」等を活用して訪問されるとより安心でしょう。
グルメレポート ~ ディナー編 ~
いざ、憧れの「エンパイア・グリル」へ!
それでは、ディズニーアンバサダーホテルのダイニング「エンパイア・グリル」について、詳しくご紹介していきたいと思います。
外観について
エントランスの様子
エンパイア・グリルは、メイン・ロビー階(1F)にあります。イクスピアリとの連絡口には近いものの、メイン・エントランスからはやや遠い場所(シェフ・ミッキーの隣)に位置しています。
※【こちら】のページにてダイニングの位置(MAP番号:2)を確認できます。
店内の様子/雰囲気
アール・デコ・スタイルの優雅な雰囲気
レストランの中へと入ると、ひと際大きな存在感を放っている「木製パネル」や「真鍮のアクセント」など、お洒落な ” アール・デコ調 ” のインテリアたちに出迎えられます。
補足(※)
アール・デコ(Art Deco):1910年代半ばから1930年代にかけて、欧州や米国(ニューヨーク)で流行した装飾スタイルのひとつ。実用的で洗練されたデザインや幾何学模様などを特徴としている。
ゆったりとしたボックス席でのお食事も◎
たくさんの ” スター ” が散りばめられています
豪華な「ソファ」や華やかな星があしらわれた「シーリング」も見応えがあります。
こういった随所に見られる幾何学模様を特徴とした装飾の数々は、優雅にお食事を楽しむために欠かせないエレメントとなっています。
テーブル/座席など
こちらのテーブルでお食事を頂きました
座席数は「約64席」とのこと。
テーブル同士の間隔もしっかりと空けられており、キャパシティ・コントロールも適切であるため、ゆったりとした空間が広がっています。
今回は、ダイニングルームのほぼ ” 中央 ” のテーブルにて、お食事をいただきました。
メニューについて
ココに来たらやっぱり ” ステーキ ” は味わっておきたい
エンパイア・グリルは「テーブルサービス型(コース形式)」となっているため、料金はメニューによって異なっています。
価格の目安(ディナー時)としては、
- 料理5皿+アルコール or ドリンク:¥15,000~/1コース
といったところでしょうか。
※ 価格は2022年10月時点のものです。
ドリンクのメニュー
- スペシャルドリンク(¥1,400)(※)
- コカ・コーラ/ジンジャーエール/ウーロン茶(¥800/各)
- 青森産 ふじりんごジュース/和歌山産 温州みかんジュース(¥1,000/各)
- アップルタイザー/グレープタイザー(¥1,700)
- スパークリング グレープジュース(¥1,400)
- メルロー種 赤グレープジュース(¥1,400)
※ シーズナル・イベントに合わせた期間限定ドリンク(後述参照)。
アルコールのメニュー
- 舞浜地ビール ハーヴェスト・ムーン(¥1,400)
- キリン一番搾りプレミアム(¥1,300)
- 国産ビール(キリン/アサヒ/サッポロ /サントリー)(¥1,100/各)
- 外国産ビール(ハイネケン)(¥1,100)
- キリン 零ICHI ※ ノンアルコールビール(¥1,100)
ワインのメニュー
- スパークリングワイン
- パイパー ソノマ ブリュット(ボトル:¥12,000/グラス:¥2,400)
- 白ワイン
- サマーウッド グルナッシュ・ブラン パソ・ロブレス(ボトル:¥10,000/グラス:¥2,000)
- リュサック・ヴィンヤーズ シャルドネ サンタ・バーバラ(ボトル:¥13,000/グラス:¥2,600)
- 赤ワイン
- ジョエル・ゴット ピノ・ノワール オレゴン ウィラメット・ヴァレー(ボトル:¥12,000/グラス:¥2,400)
- プピーユ カスティヨン(ボトル:¥13,000/グラス:¥2,600)
- セット:エンパイア・フライト ※ グラスワイン3杯セット(¥6,400)
- パイパー ソノマ ブリュット
- リュサック・ヴィンヤーズ シャルドネ サンタ・バーバラ
- プピーユ カスティヨン
- セット:エンパイア・カルテット ※ グラスワイン3杯+デザートワインのセット(¥7,900)
- パイパー ソノマ ブリュット
- リュサック・ヴィンヤーズ シャルドネ サンタ・バーバラ
- プピーユ カスティヨン
- レゼルヴ・ムートン・カデ・ソーテルヌ
※ 目安:グラスワイン「150ml」/デザートワイン「50ml」。
限定メニューを提供中!
TDRの ” ディズニー・ハロウィーン ” イベント限定の「特典」もついています
現在、TDRではシーズナル・イベント「ディズニー・ハロウィーン」が開催されているため、エンパイア・グリルでは、本イベントにちなんだコース料理が設けられています。
” ディズニー・ハロウィーン ” エンパイア・グリル・ディナー
- 【期 間】2022年9月4日 ~ 2022年10月31日
- 【内 容】
- アミューズ・ブーシュ
- アペタイザー(甘海老とローストビーツのタルタル、他)
- スープ(クルミとワイルドライスのトルティーヤスープ)
- メイン(ビーフサーロインのグリル、他)
- 栗と金時芋のクリームとカシスのムース ブラッドオレンジソルベを添えて
- コーヒー、または紅茶
- 【価 格】¥12,800
料理のご紹介
それでは「エンパイア・グリル」にて、実際にいただいた「” ディズニー・ハロウィーン ” エンパイア・グリル・ディナー」の内容について、ご紹介していきたいと思います。
アミューズ・ブーシュ
旬の食材を使った ” 秋 ” を感じさせるアミューズです
まずは「アミューズ・ブーシュ」から。
こちらの一皿は「ガカモレのタコス」「カボチャのコンソメ」「シードル」という、3つの料理で構成されています。
メキシコ料理「ガカモレのタコス」は、キャビアを乗せたサーモンをタコスで巻いた逸品。甘味を感じる柔らかなサーモンとキャビアのプチプチっとした食感が楽しめます。
エディブルフラワーの乗った「カボチャのコンソメ」は、ポタージュのような味わいとなっています。思いの外、さっぱりしていて、ふわっと漂うパンプキンの香りが「秋の訪れ」を感じさせます。
食前酒代わりの「シードル」は、洋ナシとジンジャーの風味が加わり、リンゴのテイストを残しつつ、濃厚な味に仕上がっています。
パン:バゲット(ライ麦パン)
バターリッチな香りに癒されます
メイン料理の前に提供されるパンは、” キューブ型 ” のものと、上の画像のような ” 骨型 ” の「2種類」があり、添えられたオリーブオイルをつけていただきます。
ほんのりと温かく、少し硬めの歯ごたえのある食感が特徴的です。
前菜:ソフトシェルクラブのスパイシーフリッター ウォルドーフサラダ
ヴェネツィアのリストランテでも振舞われそうな逸品です
続いて「前菜」の登場です。
アペタイザーは「5つ」の料理の中からの選択制となっており、私たちは、殻まで食べられる「ソフトシェルクラブ」という蟹のフリッターを選びました。
最初は、本当に殻のままで食べられるのかどうか半信半疑(笑)でしたが、外側の衣はパリっと、内側にあたる蟹の殻はふにゃっと柔らかく、その不思議な食感にとても驚きました。
添えられたサラダとスパイス、そして、ケイジャンソースとの相性も◎
スープ:クルミとワイルドライスのトルティーヤスープ
このスパイシーさがたまりません(笑)
前菜に続いて登場するのは、バーミリオンカラーが印象的な「トルティーヤスープ」です。
隠し味にチリペッパーを使用した、ちょっぴり刺激のあるスパイシーなテイストとなっており、風味豊かなオリーブオイルと混ぜ合わせて、いただきます。
スーパーフードとして知られる「ワイルドライス」の他、「クルミ」「コーンチップ」なども入っているため、独特な食感に仕上がっています。
メイン:ビーフサーロインのグリル
やっぱり ” これ ” これですよっ!
メインは「肉料理」。
エンパイア・グリルにてお食事するなら「ステーキ」は絶対に食べておきたい逸品ですよね。
程よい柔らかさで、焼き加減もいい塩梅となっているビーフサーロインのグリルは「デミグラス」「チリソース」「タスマニアソース」という、3種類のソースがついています。
何もつけずに、肉そのものの味わいと焼き具合いを楽しむのもおすすめです。
お肉の隣には、220℃で1時間かけて焼いたという「ローストキャベツ」をはじめ、マッシュポテト、チンゲンサイ、マコモダケなどが添えられています。
野菜と交互にお肉を味わうことで、より深いテイスト&香りに包まれます。
デザート:栗と金時芋のクリームとカシスのムース
ブラッドオレンジのソルベが添えられています
コースの締めには、秋の味覚の「栗」と「金時芋」をふんだんに使った可愛らしいデザートが登場。
ブラッドオレンジのソルベの上に乗った ” コウモリ ” は、ハロウィーンのシーズンならではの粋な演出です。
少し酸味のきいた「カシス風味」のムースや、瑞々しい「イチジク」や「シャインマスカット」といった果実が加えられているため、甘さ控えめな ” 大人な味 ” となっていました。
デザートには、コーヒーまたは紅茶いずれかの飲み物がついています。
ドリンク:スペシャルドリンク
おや?このオドロオドロしいドリンクは…!?
ディズニー・ハロウィーンの ” 期間限定 ” のスペシャルドリンクは、赤紫と青紫の2層に分かれた、ヴィランズを連想させる、とても妖しげな飲み物となっています(笑)。
赤紫色の部分は「カシス」「ラズベリー」「クランベリー」といったベリーテイスト、青紫色の部分は「バタフライピー」というお茶を使用してその独特な色を演出しています。
添えられたレモンを絞ってみると、何て言うことでしょう。色が変わるではありませんか!
前菜にもメインにもデザートにも合う、すっきりとした喉越しの良さが特徴のドリンクです。
総評
エンパイア・グリルのディナーでお腹も心も満腹です
エンパイア・グリルは、絶品カリフォルニア料理を、” 優雅な空間 ” で堪能できる点が一番の魅力となっています。
季節を感じる新鮮な「食材」を使った創作料理をはじめ、ボリューム感たっぷりの「ビーフサーロイン」は、やはり自慢の逸品として、ひと際、大きな存在感を放っていました。
個人的には、新食感を楽しめた、前菜の「ソフトシェルクラブ」がとても気に入りました。
季節柄、とことん ” ハロウィーン ” を演出した「デザート」は、見た目の可愛らしさも然ることながら、繊細な味付けにも驚かされました。
スペシャル・ディナーを注文すると…
宿泊の記念にもなりますね
上記にてご紹介した「” ディズニー・ハロウィーン ” エンパイア・グリル・ディナー」を注文したゲストには、写真のような「オリジナルチャーム」が特典としてついてきます。
デザインは、ハロウィーンのコスチュームを身に纏った、バンパイア姿の可愛らしいミッキーとなっています。
是非「エンパイア・グリル」にて、スペシャル・ディナーのコースを体験し、この時期、このダイニングでしか手に入れられない ” レア・アイテム ” をゲットしてみてはいかがでしょうか。
優雅に ” ディナー ” を味わいたい方は、是非、エンパイアへ
また、来てね~
今回は、ディズニーアンバサダーホテルのダイニング「エンパイア・グリル」についての体験レポートをお届けしました。
イタリアやメキシコ、アジアといった多国籍のテイストをカリフォルニア・スタイルの料理にのせて提供している「エンパイア・グリル」は、アンバサダーホテルに宿泊した際、必ず訪問しておきたいダイニングのひとつとなっています。趣向を凝らした前菜、繊細な味付けのスープ、メインのボリューム感たっぷりのグリルに見た目も可愛らしいデザートなど、一皿ひとさらが満足のゆくものとなっており、レストランとしての水準は、リゾート最上級クラスとなっています。
皆さんも、ラグジュアリーな空間で寛ぎながら ” 笑みが零れるディナータイム ” を、是非、アンバサダーホテルで体験してみてはいかがでしょうか。