あの ” 瞬間 ” よ、もう一度!
この記事について
今回は、東京ディズニーリゾート内の複合型商業施設「イクスピアリ」内にて開催されているイベント『アンコール!ザ・モーメンツ展』についてご紹介したいと思います。会場の「雰囲気」や「展示内容の紹介&リスト」はもちろんのこと、会場の「混雑状況」や「イベントグッズ&アイテム」など、鑑賞する前に知っておきたい情報や楽しみ方のポイントについて、臨場感たっぷりの ” 鑑賞レポート ” と共にお届けいたします。
TDLは来年(2023年)で ” 40周年 ” を迎えます!
アンコール!ザ・モーメンツ展 〜 Encore the Moments 〜とは、東京ディズニーリゾートにおいて、これまでに開催されたエンタテインメント・プログラムやスペシャル・イベントにて生まれた数々の「音楽」「映像」「コスチューム」のエキシビションを通じ、それぞれの思い出の中で輝き続ける、” あの感動の瞬間をめぐる旅 ” となっています。
企画運営は「株式会社イクスピアリ(※)」です。
補足(※)
イクスピアリ (IKSPIARI):ショップやダイニング、映画館(シネマイクスピアリ)といったエンタテインメント施設で構成された、東京ディズニーリゾート内の複合型商業施設。JR舞浜駅の開発事業の一環として、2000年7月7日にオープン。
基本情報
【特別展】アンコール!ザ・モーメンツ展(Encore the Moments)
- 営業時間:10:00~21:00(最終入場は20:00)
- 会 場:イクスピアリ 2F:トレイル&トラック(浦安)
- 開始日:2022年9月22日~
場所について(Google マップ)
※ 情報は2022年10月時点のものです。
アンコール!ザ・モーメンツ展について
誰しも ” 忘れられない瞬間 ” と出会えるはず
アンコール!ザ・モーメンツ展 〜 Encore the Moments 〜は、
- Where It All Started(プロローグ)
- Step into the Moment
- Join the Moment
- Moments throughout the Season
- From This Moment(エピローグ)
という「5つ」のテーマに分かれて展示されています。
あの懐かしい音楽や映像の数々、60着以上ものコスチュームを眺めながら、2023年に40周年を迎える「東京ディズニーランド」そして、2001年よりゲストに感動を届けてきた「東京ディズニーシー」の、エンタテインメントの歴史を振り返る展示会、となっています。
混雑状況について
案の定、チケットは争奪戦に
チケット販売状況など
入場券は日時指定の事前予約制となっています。休日を中心にチケットが手に入りにくい状態が続いているようです。
チケットは「公式ウェブページ」にて、先着順で販売しています。残数があれば、展示会の入口にて、当日券を販売する場合もあるとのこと。
チケット料金について
大人 | 中人 | 小人 | |
入場券(税込) | ¥1,900 | ¥1,400 | ¥900 |
障がいのある方向けの入場券(税込) | ¥950 | ¥700 | ¥450 |
※ 大人:18歳以上/中人(中学&高校生):12~17歳/小人(幼児&小学生):4~11歳(3歳以下は無料)。
※ 障がいのある方向けの入場券は、証明書(身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳(愛の手帳、緑の手帳)、被爆者健康手帳、戦場傷病者手帳、障害福祉サービス受給者証、のいずれか)をお持ちの方+同伴者(1名)に限り購入可。
体験レポート
さあ、最高にハッピーな ” 瞬間 ” を再体験しよう
それでは、イクスピアリにて開催されているイベント「アンコール!ザ・モーメンツ展」について、詳しくご紹介していきたいと思います。
外観/入場について
京葉線(JR)「舞浜駅」から徒歩で5~6分ほど
アンコール!ザ・モーメンツ展のイベント会場は、イクスピアリの中間地点(セレブレーション・プラザ)の2階にある「トレイル&トラック」となっています。
会場の目の前には「ディズニーストア」もあります
会場は「ディズニーストア(東京ディズニーリゾート店)」の真向かいにあるため、ディズニーストアを目指して歩いていけば、すぐに見つかるでしょう。
「アンコール!ザ・モーメンツ展」のエントランス
会場入場の際、事前購入済のチケットを常駐しているスタッフさんに提示して中へと入ります。
感染対策について
観る側もしっかり守って楽しみたい
会場における感染対策は徹底されています。
主な注意事項としては、
- マスク着用(常時)
- 手洗い/手指消毒のお願い
- 大声での会話の自粛
はもちろんのこと、
- 入場時の検温
- 別グループの方とのソーシャル・ディスタンスの確保
など、感染拡大防止の対策に対し、運営側は真摯に取り組まれていらっしゃいます。
客層について
ディズニー好きが一堂に会する…
あくまで肌感となりますが、老若男女問わず、すべての属性均等にいらっしゃっていたのではないでしょうか。
本イベントは、ディズニーのキャラクターやパークのアトラクションをフィーチャーしたものではなく、あくまで、ショーやパレードといった ” エンタテインメントを主とした展示会 ” ということもあり、よりコアでディープなディズニー・ファンがこの場に集結していたように感じます。
さあ、” あの輝く瞬間 ” をめぐる旅へ!
心に残っている ” あの感動の瞬間 ” を見つけに行こう!
特別展「アンコール!ザ・モーメンツ展」は、東京ディズニーランドやシーを彩った、オープンセレモニー、アニバーサリー&シーズナル・イベント等々、5つのチャプターに分かれて展示されています。
その他「フォトスポット」や「グッズ売店」なども。
それでは、本イベントの詳細について「プロローグ(第1章)」「本編(第2~4章)」「エピローグ(第5章)」に分けてご紹介していきたいと思います。
第1章:Where It All Started(プロローグ)
ウォルトとミッキーがお出迎え
まずはエキシビションの導入部分にあたる「プロローグ」の内容について、ご紹介したいと思います。
第1章にあたる「Where It All Started」では、
「この幸福な場所を訪れる すべてのみなさんを歓迎します(To all who come to this happy place, Welcome.)」
という、米国(カリフォルニア)のディズニーランドの開園時に「ウォルト・ディズニー」が残した名言に迎えられます。
建設時の貴重な写真も展示
東京ディズニーリゾートの歴史は、1983年4月15日に、米国に次ぐディズニーパーク「東京ディズニーランド」のグランドオープンと共に開幕します。
当日の開園セレモニーは、雨天であったこともあり「ワールドバザール」にて行われました。
この ” 夢と魔法の王国 ” は魅力的な世界を発見する特別な場所として、今も、そしてこれからも、輝き続けていくことでしょう。
唯一無二のディズニーパークが誕生しました
東京ディズニーリゾートにおけるセカンドパーク「東京ディズニーシー」は、2001年9月4日にグランドオープンを迎えました。
オープンセレモニーは、プロメテウス火山を背景とした「メディテレーニアンハーバー」にて開催。
開園以来、この場所に訪れるすべてのゲストを ” 冒険とイマジネーションの海 ” へと、いざない続けています。
第2章:Step into the Moment
プロローグに続いて、エキシビションの本編部分についてご紹介したいと思います。
まずは第2章「Step into the Moment」から。
こちらは、数々のエンタテインメントを象徴するコスチュームや映像、模型展示等にて、心の中で輝き続ける瞬間を呼び起こす、という趣旨のセクションとなっています。
ハピネス・イズ・ヒア
開催時期:2013 ‐ 2018
ハピネス・イズ・ヒア (Happiness Is Here)は、” ハピネス ” をテーマに、東京ディズニーリゾートの30周年にあたる2013年にスタートしたアニバーサリー・パレードです。
色鮮やかなバルーンが特徴的な、陽気で幸せいっぱいのデイ・パレードとなりました。
ワンマンズ・ドリーム II - ザ・マジック・リブズ・オン
開催時期:2004 ‐ 2019
ワンマンズ・ドリーム II - ザ・マジック・リブズ・オン(One Man's Dream II - The Magic Lives On)には、ウォルトの夢と魔法を乗せたショー、” ワンマンズ・ドリーム ” の世界がこれからも生き続けていく、という強いメッセージが込められています。
東京ディズニーランドにおいて最長公演を記録する、永遠に色褪せない、華やかなミュージカルショーとしても知られています。
ジュビレーション!
開催時期:2008 ‐ 2013
ジュビレーション!(jubilation!)は、” ピュアなディズニーの世界観 ” をテーマに、東京ディズニーリゾートの25周年にあたる2008年にスタートしたアニバーサリー・パレードです。
可愛らしいデザインのフロートがパークを彩り、ディズニー映画のワンシーンを再現&創出した、夢見心地なデイ・パレードとなりました。
フロート模型のご紹介(全種)
こちらのフロートには ” ミッキーマウス ” が乗っていました
トイ・ストーリーの仲間たちが乗っていた ” バズ・ライトイヤー号 ”(笑)
そしてこちらは、サリーとマイクが乗った ” モンイン号 ” です(笑)
リロ&スティッチを乗せた船がパーク内を航行していました
ディズニー・プリンセスを乗せた華やかなフロートも
パレードルートを練り歩いた ” フロート ” の模型は、一つひとつが忠実&精巧に作られています。
眺めているだけで、今もディズニーのキャラクターやプリンセスたちがパフォーマンスしている姿&音楽が呼び起こされました。
レジェンド・オブ・ミシカ
開催時期:2006 ‐ 2014
レジェンド・オブ・ミシカ(The Legend of Mythica)は、” 伝説の生き物たちとの出会いと喜び ” をテーマに、東京ディズニーシーの5周年にあたる2006年にスタートしたアニバーサリー・ショーです。
メディテレーニアンハーバー全体を使い、イマジネーションと冒険心に溢れた独創的なストーリーにて展開した、これまでにない規模のエンタテインメントとなりました。
ワンス・アポン・ア・タイム
開催時期:2014 ‐ 2017
ワンス・アポン・ア・タイム(Once Upon a Time)は、東京ディズニーランドのシンボル「シンデレラ城」をキャンバスに ” プロジェクション・マッピング ” の技法を使用した、音、光、花火といった演出のすべてが集結した、TDLのエンタテインメント史において、非常に高い人気を誇るナイト・ショーです。
あまりの人気で、当時はまだ珍しく、鑑賞席は ” 抽選制 ” となっていましたね。
私たちもお城のセンター席で迫力満点の本ナイト・スペクタクルを鑑賞できたことは、忘れがたい思い出のひとつとなっています。
第3章:Join the Moment
第3章のテーマは「Join the Moment」。
こちらは、東京ディズニーリゾートにおけるゲスト参加型のエンタテインメントを中心に、TDRとゲストが一体となって作り上げた、” あの日、あの時、あの瞬間 ” の熱狂を蘇らせた、熱量高め!なセクションとなっています。
スーパーダンシン・マニア
開催時期:2000年
スーパーダンシン・マニア(Super Dancin' Mania)では、
- Mega Beat(クラブ・ミュージック)
- Disco Fever(ディスコ)
- American Oldies(オールディーズ)
といった「3つ」のステージに分かれて、ディズニーの仲間たちが、TDL史上最大規模のダンスフロア ” Club Disney ” にて、クール&エキサイティングなダンス・パフォーマンスを披露しました。
パラパラ、やりましたね~(笑)。
ディズニー・リズム・オブ・ザ・ワールド
開催時期:2004 ‐ 2006
ディズニー・リズム・オブ・ザ・ワールド(Disney’s Rhythms of the World)は、アメリカンウォーターフロントを舞台に、” アメリカ ” 、” アフリカ ” 、” ヨーロッパ ” 、” アジア ” の4大陸の文化や伝統をリズムやダンスで表現した、エネルギッシュなショーです。
様々な民族衣装を纏ったディズニーのキャラクターたちも、可愛らしくパフォーマンスしていました。
ボンファイアーダンス
開催時期:2007 ‐ 2010
ボンファイアーダンス(Bon Fire Dance)は、夏の風物詩でもある ” 盆踊り ” を進化させた熱狂的なダンスを、アラビアンコーストをメイン・ステージに繰り広げられた、サマー・フェスティバルです。
アラジンやジャスミン、ジーニーといったキャラクターたちとゲストが一体となって、TDSの夏の夜を盛り上げました。
第4章:Moments throughout the Season
第4章のテーマは「Moments throughout the Season」です。
その主題の如く、四季折々の表情を、東京ディズニーリゾートのシーズナル・イベントと共にめぐるセクションとなっています。
ディズニー・イースターワンダーランド
開催時期:2010 ‐ 2012
ディズニー・イースターワンダーランド(Disney’s Easter Wonderland)は、TDRにおいて、初の ” イースター ” をテーマとしたスプリング・イベントです。今ではすっかり定着した、春の風物詩のプロトタイプとも言うべき存在となっています。
パレードでは、ミッキーマウスが6種類ものコスチュームを早着替えするというパフォーマンスも披露されました。
爽涼鼓舞
開催時期:2012 ‐ 2013
爽涼鼓舞(Soryo Kobu)は、夏季のイベント ” ディズニー夏祭り ” を盛り上げるため、東京ディズニーランドにて開催された、スペシャル・プログラムです。
ディズニーの仲間たちによるダンス・パフォーマンスはもちろんのこと、シンデレラ城からはとんでもない量の水が放出され、これでもかと言わんばかりにずぶ濡れになったのは、いい思い出…、ですね(笑)。
マウスカレード・ダンス/ミステリアス・マスカレード
開催時期:2009 ‐ 2010
マウスカレード・ダンス(Mousequerade Dance)は、秋の風物詩 ” ディズニー・ハロウィーン ” のシーズンに開催された、東京ディズニーシー「初」のハロウィーン・イベントです。
ディズニーの仲間たちやゴーストたちとのパーティーを楽しめる一夜限りの仮面舞踏会「ミステリアス・マスカレード(Mysterious Masquerade)」も、TDSのハロウィーンを盛り上げました。
フォトスポットがあります その ①
こちらで「フラッシュ撮影」をしてみると…
大量のコウモリがワサワサワサ~っと(笑)
フォトスポットにて「フラッシュ撮影してみてね」という文言があったため、フラッシュで撮影をしてみたところ、なんと、背後のレンガの壁から ” コウモリ ” が大量に飛び出す仕掛けになっているではありませんか!
折角だから、1枚、記念に撮ってあげるよ??(パシャリ)
ギャアァァァァァ!!
むふふ…
敢えて被写体には知らせずに、こっそり撮ってあげると、粋な ” サプライズ ” になるかもしれませんね(笑)。
クリスマス・ウィッシュ
開催時期:2010 ‐ 2011
クリスマス・ウィッシュ(Christmas Wishes)は、クリスマスのシーズンを彩る ” 願い ” をテーマとしたスペシャル・イベントです。妖精たちによって、ディズニーの仲間たちの願いごとが叶えられていくというストーリーを背景としています。
グランドフィナーレには、美しく、煌びやかクリスマスツリーがお披露目され、パークはさらなるクリスタルな魔法に包まれました。
フォトスポットがあります その ②
こちらでも「フラッシュ撮影」をしてみると…
何てことでしょう、美しい「お城」が現れました!
クリスマス・ウィッシュの裏側にも「フォトスポット」が設置されています。
ハロウィーン・コーナーと同様、そちらでフラッシュ撮影をしてみると、夜の森の中から麗しい ” シンデレラ城 ” が現れます。
幻想的に雪化粧されたお城をバックに、記念の1枚を、是非、残してみてはいかがでしょうか。
第5章:From This Moment(エピローグ)
最後に、エキシビションの結びの部分となる「エピローグ」の内容について、ご紹介したいと思います。
これからも、ずっと…
第5章にあたる「From This Moment」では、映像展示を中心に、これからの東京ディズニーリゾートに思いを馳せるためのセクションとなっています。
スクリーンの手前には、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーのシンボルやランドマークを象ったシルエットデザインのアートが、仄かな光を浴びて、そっと輝いています。
ずっと、見守っていきたい
心の中に輝き続けていた ” あの瞬間 ” 、そして、その時に味わった ” 感動 ” と再び出会うことができましたでしょうか。
旅の最後は、ウォルトのこの言葉で、締め括られます。
オリジナルグッズについて
来場の記念に、是非~
会場内にある売店では「アンコール!ザ・モーメンツ展」の開催を記念し、限定グッズや最新アイテムなど、バラエティ豊かに販売しています。
※ 購入には、入場時に渡された「グッズ購入券」が必要となります。
売店の様子
元々、本イベントが事前予約制となっていることもあり、人でごった返すといった状態にはなりにくいようです。
但し、新たなグッズの販売開始直後は、多少、混雑するものと思われます…。
メモ(¥500)/ポストカード(¥250)
カンバッチ(¥550)
クリアファイル(¥400)
11月より ” 第2弾 ” が始まります
会場限定オリジナルグッズの ” 第2弾 ” が「2022年11月1日~」より販売開始となるようです。
ラインナップとしては、
- Tシャツ ※ M/Lサイズ(¥3,900)
- ショッピングバッグ(¥1,500)
- ウォッシュタオル(¥950)
- マグ(¥1,800)
- ピンバッジ(¥1,300)
- ボールペンセット(¥1,800)
- チョコレート(¥1,300)
- トートバッグ(¥3,500)
- ぬいぐるみ(¥5,800)
- ぬいぐるみバッジ ※ ブルー&ピンク(¥2,800)
- カンバッジ 12個セット(¥7,000)
- カンバッジ(¥500)
となっています。
なお、商品は、1アイテムにつき、1点まで購入可。
上述のとおり、会計時に「グッズ購入券」が必要となります。TDRにおける「なんとかバイヤーさん」の対策は、だいぶ進められてきているようですね~(めでたい、めでたい)。
あの瞬間は、今も ” 心 ” で輝き続ける…
ハッピ姿の「C & D」、なんて可愛らしいのだらう!
今回は、イクスピアリにて開催されたイベント『アンコール!ザ・モーメンツ展』についての体験レポートをお届けしました。
本イベントは、エンタテインメントという切り口で東京ディズニーリゾートのヒストリーを振り返ることのできる、稀有、そして非常に興味深い展示会となっています。感覚としては、東京ディズニーシーの20周年をテーマとしたプログラム「シャイニング・ウィズ・ユー」を拡張したバージョンのようにも思えました。本展示会に来られていた方々は、会場で流れている音楽や映像に合わせて、手拍子やダンスを披露されたりなど、思い思いにこの場の雰囲気を懐かしみながら楽しんでいらっしゃっていたようでした。
是非、この ” タイムマシンのようなエキシビション ” へと足を運び、あの瞬間、そしてあの感動との再会を果たしてみてはいかがでしょうか。