落下傘兵の部隊に混じって訓練中!?
この記事について
今回は、香港ディズニーランドのアトラクション「トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ」についてご紹介したいと思います。「混雑状況」や「攻略方法」はもちろんのこと、アトラクションの「背景」や「トリビア」など、体験する前に知っておきたい情報や楽しみ方のポイントについて、臨場感たっぷりの ” 体験レポート ” と共にお届けいたします。
意外と絶叫できる!?アトラクションです
トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ(Toy Soldiers Parachute Drop)は、” パラシュート型 ” のライドに乗り、吊り上げられた塔の頂上(高さ約25m)から一気に落下するという、フリーフォール型のライド・アトラクションです。トイ・ストーリーに登場する「グリーン・アーミー・メン」の軍事演習をテーマとしています。
アトラクションのデータ
トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ(Toy Soldier Parachute Drop)
- 所要時間:約1分
- アトラクションタイプ:フリーフォール・ウインチ・タワー(ファミリー向け)
- エリア:トイ・ストーリー・ランド(香港ディズニーランド)
- 開始日:2011年11月17日
- 混雑状況:★★★☆☆
- ファストパス:✕
- シングルライダー:〇
香港以外でこのアトラクションを楽しめるパークは??
香港ディズニーランドの「トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ」と同タイプのアトラクションは、以下のディズニーパークにも導入されています。
- ウォルト・ディズニー・スタジオ(パリ)
- トイ・ソルジャーズ・パラシュート・ドロップ(Toy Soldiers Parachute Drop)
今日も彼らは ” 訓練 ” の真っ最中です!
至る所で緑色した ” 彼ら ” と出会えます
本アトラクションは、ディズニー映画(ピクサー作品)『トイ・ストーリー』シリーズに登場する、全身が深緑色のおもちゃの兵隊「グリーン・アーミー・メン(Green Army Men)」をフィーチャーしたもの。
アンディの誕生日プレゼントを調査するため、彼らが階段の手すりからパラシュートで降下するという、映画のワンシーンに基づいて設計されています。
今度は、ゲストが彼らと共にパラシュートの降下トレーニングに加わるといった設定のもと、アトラクションが展開されていきます。
混雑状況について
狙うは朝イチ!10分程度でサクッと乗れることも
待ち時間/混雑する時間帯など
待ち時間の目安としては、平日は30~45分、休日で60分前後といったところでしょうか。
朝イチは、平日、休日を問わず、短時間(5~10分前後)で乗車可能です。
乗り降りに時間がかかるため、回転率は低め。お昼過ぎより混雑し始め、終日、ゲストで賑わっています。他に優先すべきアトラクションがない場合は、朝イチを狙うと良いでしょう。
ファストパスには対応しているの?
ファストパスには対応していないアトラクションです。
シングルライダーには対応しているの?
シングルライダーの対象となっているアトラクションです。
本アトラクションのライドは3人掛けのため、比較的、1人分の空きが出やすいです。シングルライダーに相応しいアトラクションのひとつだと言えるでしょう。
体験レポート
今回の訪問では計3回体験してきました
それでは、香港ディズニーランドのアトラクション「トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ」について、詳しくご紹介していきたいと思います。
外観について
おや?どこかで見たことのある形状だ
トイ・ストーリー・ランドの目玉アトラクションのひとつということもあり、ニョキっとそびえ立ったシンボリックなデザインとなっています。
形状そのものは、2010年に先行導入されている ” パリ版 ” と、そっくりそのままの設計だと言えるでしょう。
ちなみにこちらは ” パリ版 ” のトイ・ソルジャーです
また「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」や「東京ディズニーシー」に導入されているアトラクション「ジャンピン・ジェリーフィッシュ」にも、デザイン上の類似点が見られます。
内部はどうなっているの?
待機の時間は周りの様子も要チェック
アンディの作ったおもちゃの軍事基地「フォート・エメリー(Fort Emery)」内には、ジープや積み荷、キャビネットなどがディスプレイされており、若干、キナ臭い雰囲気が漂っています(笑)。
ここから先もそれなりに待たされます…
ゲストは「供給倉庫」に続くQラインを通って、ライド乗り場(トレーニング・グラウンド)へと進みます。
ライドはもちろん ” パラシュート ” 型
座席は背中合わせになっています
ゲストは ” パラシュート型 ” のライドに乗ってアトラクションを体験します。
ひとつのライドにつき定員は6名(3名/1サイド)。6ライドあるため、一度に36名のゲストを乗せることが可能です。
ちなみに傘(キャノピー)は、クールなグリーンの迷彩柄となっています。
さあ、” 大空 ” に向かってダイブしよう!
乗る前に荷物はロッカー(後ろの緑色の箱)へ預けます
ライドへ乗り込み、出発の準備が整うと、兵士 ” サージ(Sarge)” の安全確認の合図と共にパラシュートが動き始めます。
高さ「約25メートル」のタワーを、ゆっくり、ゆっくりと上昇し…(怖)。
パラシュートは ” トップ・オブ・ザ・タワー ” へ、そして…
景色はとても良いのだけれども…
あれよあれよという間に、タワーのてっぺんへ。
そこからはトイ・ストーリー・ランドはもちろんのこと、ミスティック・ポイントやグリズリー・ガルチといったテーマエリアも見渡すことができる、眺めの良い展望台となっています。
景色を楽しむ間もなく、無慈悲にも、1回目のドロップが始まります…。
脚は ” ブラブラ ” な状態で急降下!?
脚が浮いている分、タワー・オブ・テラーより怖い…
ドロップという名の如く、落下系のアトラクションであることは予測がついておりましたが、
落ちてもせいぜい「3回」くらいだと思う。
とタカをくくって(!?)いたところ、落下回数は、なんと「計5回」。これって、他のドロップ系アトラクションの相場よりちょっと多めですよね…。
ラストのドロップ前に少し、タメがあります。お約束の演出です(笑)。
ここにも ” 隠れミッキー ” が…
供給倉庫内も要チェック!
上述のとおり、屋外より「供給倉庫」内のQライン方が、待機時間としては長めに設定されています。
あと少し、というところで、なかなか列が進まないのです…。
そんな時はウェイティング・タイムの有効活用として、是非、” 隠れミッキー ” 探しをおすすめします。
倉庫内で、” アーミー仕様 ” の、なかなかクールな「ミッキーシェイプ」と出会えるかもしれませんよ(笑)。
その他、本アトラクションのエントランス付近には、降下訓練をイメージした「フォトロケーション」も設置されています。
帰り際、パラシュート体験の記念に、1枚パチリと写真に収めてみてはいかがでしょうか?
間違いなく ” ToT ” より怖いと、思う…
何度でも乗りたい…(えっ、そんなぁ~!!)
今回は、香港ディズニーランドのアトラクション「トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ」についての体験レポートをお届けしました。
本アトラクションは、パリ版(ウォルト・ディズニー・スタジオ)のクローンとなっていますが、てっぺんから見える景色はもちろん違いますし、Qライン上には、香港独自のオブジェクトも見られるため、パリ版経験者も、真新しい気持ちで体験できると思います。また、脚ブラ状態で急上昇&急降下を繰り返すという意味においては「タワー・オブ・テラー」より、よっぽどスリリングなライドであると、個人的には感じております…。
高所から景色を眺める余裕のある方は、是非、この ” 素晴らしいロケーション ” を、香港のパラシュートに乗って、体験してみてはいかがでしょうか。