
遂に ” おもちゃたち ” であふれるホテルがTDRに誕生!
この記事について
今回は、東京ディズニーリゾートの宿泊施設「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」についてご紹介したいと思います。ホテルの「外観」や「客室」はもちろんのこと、「チェックイン/チェックアウトの手続き方法」「館内施設」「必見スポット」など、宿泊する前に知っておきたい情報や知識について、臨場感たっぷりの ” 体験レポート ” と共にお届けいたします。

TDRには魅力的なホテルがいっぱいです
東京ディズニーリゾートには、クラシカルな「東京ディズニーランドホテル」をはじめ、高級感あふれる「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」、華やかな雰囲気を放つ「ディズニーアンバサダーホテル」、ディズニーの世界観や雰囲気を味わえる「東京ディズニーセレブレーションホテル」「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」といった、趣の異なる5つの宿泊施設があります。

ハム!なっ、何をするんだ!
今回ご紹介する「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル(Tokyo Disney Resort Toy Story Hotel)」は、ディズニー映画(ピクサー作品)『トイ・ストーリー』シリーズの世界をテーマとした、アソビゴコロが感じられる「モデレート・タイプ(※)」の宿泊施設となっています。
補足(※)
モデレート・タイプ(Moderate Type):ディズニーリゾートの宿泊施設は、ランクに応じて「デラックス」「モデレート」「バリュー」の3つのタイプに分けられる。その中間にあたる「モデレート型」は、施設の設備や価格帯などが標準的となっている。
施設情報
東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル(Tokyo Disney Resort Toy Story Hotel)
- 立 地:東京ディズニーリゾート
- タイプ:モデレート
- 価格帯:★★★★☆
- 開業日:2022年4月5日
- 部屋数:595
- アメニティ:有
- Wi-Fi:有
- チップ:不要
宿泊手続きなど

早速、中へと入ってみよう!
チェックイン
チェックインは「15:00」から。フロントはエントランスを入って左手奥にあります。予約済の旨を伝え、キャストさんの案内のもと、宿泊情報(氏名や住所、連絡先など)をタブレット端末にて入力していきます。その際、証明書(運転免許証など)の確認は必須となります。

フロントの様子
私たちはチェックインの開始直後、フロントにて手続きを済ませました。所要時間としては、待機に10分、案内に5分といったところでしょうか。ゲストルームの場所や館内施設など、ひととおり案内を受けた後、ルームキー(カード型)とパンフレットを渡されます。
オンライン・チェックインにも対応しています

オンライン・チェックイン用のタブレット端末(フロント前に設置)
こちらのホテルは「オンライン・チェックイン」にも対応しています。事前にウェブサイトにて宿泊情報を登録しておき、ホテル館内のチェックインリーダーに端末(スマートフォンなど)をかざすだけでチェックインができるというシステムです。
ちなみに、かざしたスマホが「ルームキー」の代わりになります。

フロントの待機列前には館内パンフレットがあります
その他、通常のチェックイン時間(15:00)前に宿泊手続きを済ませることのできる「プリチェックイン」にも対応しています。受付はフロントにて(7:00~13:00)。但し、入室可能な時間は「16:30~」となっています。
チェックアウト

客室に居ながらチェックアウトすることも可能
チェックアウトは「12:00」まで。比較的、遅めのチェックアウトなので、最終日もゆっくりできるところが嬉しいですね。

帰る前、ルームキーをこちらに入れるのをお忘れなく
TDRのトイ・ストーリーホテルは、客室内のテレビ画面操作にてチェックアウトの手続きができる「エクスプレス・チェックアウト」に対応しています。
今回、私たちもこちらの方法にて手続きを済ませました。
フロントに立ち寄ることもなく、スムーズに退館できるため、利便性の高いシステムだと感じました。
ホテルに荷物を預けられます

「フロント」と同じ階(2F)にあります
2階のメイン・ロビー内にある「ゲストサービスカウンター」では、チェックイン前またはチェックアウト後に荷物を預けることが可能です。控え(預かり証)を渡されるので、受け取りまでなくさないよう、お気をつけください。
ちなみに、精密機器(ノートパソコンなど)のお預かりは受付不可となっています。それらは「ノートパソコン専用ロッカー(2F)」へ預けるようにしましょう。
滞在レポート

おもちゃたちの世界でめいっぱい童心に帰ろう
それでは、東京ディズニーリゾートの宿泊施設「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」について、詳しくご紹介していきたいと思います。
外観について

この外観はアンディの ” 部屋 ” がモチーフとなっています
TDRのトイ・ストーリーホテルは、ディズニー&ピクサー映画『トイ・ストーリー』シリーズをテーマとしたホテルということもあり、その外観は ” アソビゴコロ ” が感じられるデザインとなっています。

一つ、ひとつのオブジェが大きく作られています
カラフルで角ばったデザインは、ブロックを重ねて作ったという設定となっているようです。明るい水色をメイン・カラーとした壁面には「白い雲」や「オレンジの太陽」、赤や黄、緑色した「タワー」が描かれています。

メイン・エントランスの様子
周辺には『トイ・ストーリー』のキャラクター・オブジェが至る所にディスプレイされています。子供たちはもちろん、大人もきっと笑顔になれることでしょう。
一度は訪れてみたい、童心に帰ることの出来る、魅力にあふれたホテルです。
ホテル内の様子

ホテルは ” おもちゃ ” の目線で作り込まれています
上海ディズニーリゾートと同様、TDRのトイ・ストーリー・ホテルも「ゲスト自身が ” おもちゃのサイズ ” になって楽しむ」というコンセプトの下で作られているため、館内の柱やオーナメント、ディスプレイされているフィギュアなどは、かなり大きめに設計されています。

目の前には ” 子供の頃に見ていた世界 ” が広がっています
床や壁、天井にはクレヨンで書いたような文字や画用紙、パズルやゲーム・ボードが無邪気、そして、思い思いに描かれています。
ちなみに、メイン・ロビー階の壁面では「RCカー」がレースを展開していますよ。

反対側のエレベーターは ” バズ Ver.” となっています
ホテルは「ウッディ(右側)」と「バズ・ライトイヤー(左側)」の2つの棟に分かれています。各棟には、彼らをフィーチャーしたエレベーターがそれぞれ設置されています。
内部では、ウッディ&バズがフロアの案内をしてくれます。内容は棟によって異なるため、是非、滞在中に両方のエレベーターを利用してみてはいかがでしょうか。

なにやら、レックス君の足跡らしきものが…
客室へと続く通路には、キャラクターの顔をデザインとしてあしらった ” 壁面 ” や、大小、様々な足跡がペイントされている ” 廊下 ” なども。こちらも要チェックです。
客室(ゲストルーム)について

画面にはホテルのご案内が表示されています
お部屋の雰囲気
ディズニーやピクサーの遊び心が織り成す、チャーミング&心躍る演出にてお出迎え。
客室内のテレビは「ホテルの利用案内」の他に「ディズニー・チャンネル」の視聴もできます(折角なので ” チチチ、チッパンデール ” を楽しませていただきました(笑))。

よく見ると、巨大なひとつの ” ベッド ” になっていますね
中央には、ゆったりとした心地よいセミダブルサイズのベッドがふたつ並んでいます。
お部屋はナチュラル系の家具やファブリックで統一されており、透明感のある水色を基調としています。壁紙はホテルの外観と同じく ” 青空 ” に ” 白い雲 ” となっています。

こちらのミッキー時計は「トイマニ!」でも見られますね

ポストカードは ” 粋な ” おもてなし

手書き風のアートも飾られています
壁に掛けられたミッキーの大きな青い腕時計や色とりどりのハンガー、ホテルをフィーチャーしたデザインのポストカードなど、粋な ” おもてなし ” であふれた、心ときめくゲストルームとなっています。
眺めなど

TDSの「タワテラ」や「コロンビア号」も見えます(笑)
客室のビュータイプは「ベイビュー」「スクエアビュー」「パーシャルビュー」の3つに分かれています。
- ベイビュー:東京湾を望むことができる客室。
- スクエアビュー:中庭(トイフレンズ・スクエア)側の客室。
- パーシャルビュー:ベイサイド・ステーション側の客室(※ 建物等で視界が遮られています)。

可愛らしい「星型」をした客室内の照明
ベイビュー(東京湾側)の部屋を予約していたため、目の前には見事なオーシャン・ビューが。
滞在中は、朝に夕に、美しい海と太陽を堪能できます。
バスルームなど

ドライヤーもあります
バスルームにも、至る所に ” トイ・ストーリー ” が隠れています。パズルや泡であしらわれた室内は、陽気なデザインに仕上がっていますね。

高らかに歌う ” ウィージー ” がお出迎え
浴室はお手洗いとセパレートされているため、浴槽にお湯を溜めて、ゆっくり湯船に浸かることも可能です。室外にはフェイスタオルやバスタオル、室内にはシャンプーやコンディショナー、ボディーソープの他、バスチェアや洗面器などもあります。
個人的には、パリのディズニーランド・ホテルのように「バスソルト」があるとよりバスタイムが楽しめるのでは、と感じました。
アメニティについて

ウッディやジェシーがデザインされています
アメニティの内容としては、ハミガキセット、ヘアブラシ、アメニティ・キット(コットン、綿棒、ゴム)、ボディータオルなど。
ついコレクションしてしまいたくなるような可愛らしいパッケージとなっています。

ウッディ柄のスリッパや…

バズ・デザインのパジャマもあります
その他、ゲストルーム内には湯沸かしポットやティーセットなども。ロッカーもあるので貴重品はそちらへ。
Wi-Fiについて
ホテル内でも、ゲストルームにてWi-Fiのサービスは無料で提供されています(アクセスポイント名:d_hotels)。
通信状態も良好で、安定したインターネット接続の環境が整っています。
ホテル内の施設について

トイ・ストーリーホテルを味わい尽くしましょう
ホテル内の施設としては、ショップやダイニングはもちろんのこと、ホームデリバリーサービスやランドリールームといった、長期滞在者にも嬉しい、ゲストサービス関連の施設も充実しています。
ギフト・プラネット

当面、入店には ” 事前予約 ” が必須となっています
ギフト・プラネット(Gift Planet)は、主にトイ・ストーリーホテルのグッズを取り扱っているスーベニア・ショップです。ここでしか手に入れられない限定グッズはもちろん、東京ディズニーリゾート内で『トイ・ストーリー』気分を盛り上げるためのアイテムやお土産の購入場所としても最適な、訪問マストなお店となっています。
ギフト・プラネット(Gift Planet)
- 営業時間:ホテルの営業状況に準拠
- 主な商品:おもちゃ、ぬいぐるみ、アパレル&コスチューム、ステーショナリー、ピン、お菓子、ギフト、等
- URL
ショップ・トゥギャザー

いざと言う時にとても便利なショップです
ショップ・トゥギャザー(Shop Together)は、主にフードやドリンク(スピリッツ含む)、日用品などを取り扱っている、コンビニ感覚で利用できるショップです。ディズニー・キャラクター柄のお菓子や飲料、グッズ等々も取り揃えているため、思わぬ ” 掘り出しモノ ” が見つかることも。
ショップ・トゥギャザー(Shop Together)
- 営業時間:6:00~24:00
- 主な商品:ステーショナリー、日用品、お菓子、フード、ドリンク、ギフト、等
- URL
ロッツォ・ガーデンカフェ

店内はどこもかしこも ” ロッツォ ” だらけ
ロッツォ・ガーデンカフェ(Lotso Garden Cafe)は、映画『トイ・ストーリー』に登場するクマのキャラクター「ロッツォ」をテーマとした、” ビュッフェ・スタイル ” のカジュアルなレストランです。トイ・ストーリーのキャラクターをモチーフとした料理&スイーツが勢揃いした、トイ・ストーリーホテルの真骨頂とも言える、笑顔あふれるダイニングとなっています。
ロッツォ・ガーデンカフェ(Lotso Garden Cafe)
- 営業時間:ブレックファスト(6:30~10:30)/ディナー(17:00~21:00)
- スタイル:ビュッフェ形式
- ドレスコード:特になし
- URL
その他、ホテル内の施設について

2F:ホームデリバリーサービスカウンター(7:00~16:00)

3F:ランドリールーム(ルームキー必須)

各フロアには製氷機なども
その他、TDRのトイ・ストーリーホテル内には、荷物やお土産をホテルから自宅まで宅配してもらえる「ホームデリバリーサービス」をはじめ「ランドリールーム」「ベビーケアルーム」「製氷機」といった各種ゲストサービスなども。
ホテル内を散策してみました!

さあ ” トイ・ストーリー ” を探す旅へと出かけよう!
滞在中、夕方から夜にかけて「トイ・ストーリーホテル」を、隈なく散策してみました。
ホテル内には魅力的なロケーションであふれていますが、とりわけ「スリンキー・ドッグパーク」と「トイフレンズ・スクエア」は、必ず訪れたい、” 宿泊者限定 ” の2大スポットとなっています。
トイフレンズ・スクエア

なんとウッディ像は約4メートルもの高さがあるとのこと
ホテルの3階部分には「トイフレンズ・スクエア(Toy Friends Square)」という中庭があります。
そこには、” ウッディ ” & ” ボー・ピープ ” をはじめとした、映画に登場するキャラクターのフィギュアがたくさんディスプレイされています。

ウィージーはお歌が大好きです
こちらに展示されている主なキャラクターは、
- ウッディ
- ボー・ピープ
- リトル・グリーン・メン(エイリアン)
- ハム
- ウィージー
- 3匹の羊(ビリー/ゴート/グラフ)
となっています。
その他にも、あの黄色いボールやレックス、ポテトヘッドやミスター・プリックルパンツなどもスクエア内にこっそり(!?)と隠れています。

上から目線でごめんなさいね
明るい時間帯はもちろんのこと、日没後も中庭は解放されています。ライトアップされたフィギュアは、より美しく輝いて見えるので、是非、昼と夜の比較を楽しんでみてはいかがでしょうか。
スリンキー・ドッグパーク

この広場では僕が ” 主役 ” だよ
ホテルをバックに広がる空間には、ダックスフント型の犬のおもちゃ「スリンキー・ドッグ」をフィーチャーした公園「スリンキー・ドッグパーク(Slinky Dog Park)」があります。

ゲスト専用となっているため、のびのびと過ごせます

かの有名な ” カウガール ” もいらっしゃいます
トイフレンズ・スクエアと同様、フィギュアが大きめに設計されているため、まるで自分がおもちゃのサイズに縮んでしまったかのような錯覚を楽しめる不思議な空間となっています。
芝生や地面も柔らかい素材で出来ているため、お子さまの遊び場としても安心です。

夜も狙い目!?
また、” ナイト・バージョン ” の「スリンキー・ドッグパーク」も、より幻想的な空間へと様変わりするため、おすすめです。
その他

ロッツォ・ガーデンカフェ近くにあります
その他、ホテル内のスポットとしては、オリジナルの ” スーベニアメダル ” を作ることができる「メダリオンメーカー」があります。
メダルは「バズ・ライトイヤー」「ロッツォ」「ボー・ピープ」の3種類。
ここでしか手に入れられない ” レア・アイテム ” となっているため、是非、来館の記念におひとついかがでしょうか。
オモチャな気分でホテルを楽しもう!!

パークから帰っても興奮が冷めることはありません
今回は、東京ディズニーリゾートの宿泊施設「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」についての体験レポートをお届けしました。
TDRのトイ・ストーリー・ホテルは、自分自身がおもちゃのサイズになって、その世界へ没入できるという ” 非日常 ” が最大の魅力です。キャラクターをイメージした料理を振舞う「ロッツォ・ガーデンカフェ」や、ホテルのグッズを取り扱っている「ギフト・プラネット」、おもちゃの世界を忠実に再現した「トイフレンズ・スクエア」「スリンキー・ドッグパーク」等、上海版以上に、ホテルそのものを楽しむ趣向が凝らされている、という印象を受けました。
遊びゴコロにあふれ、童心に帰ることのできる ” 魅力的なおもちゃたちの世界 ” で、TDRの思い出を、またひとつ増やしてみてはいかがでしょうか。