TDRでも ” 公式アプリ ” にて「FP」の取得が可能に!
この記事について
今回は、東京ディズニーリゾートの優先入場案内システム「ファストパス」についてご紹介したいと思います。「対象アトラクション」「発券機 Ver.との相違点」「取得の手順」はもちろんのこと、「使い方」「注意事項」「疑問点」など、訪問する前に知っておきたい情報や知識について、分かりやすく解説いたします。
追記
現在(2023年3月時点)、ファストパス対象のアトラクションはありません。当面の間、休止するとのこと。
これまでは発券機による取得が一般的でしたが…
ディズニー・ファストパス(Disney FastPass|略称:FP)とは、東京ディズニーリゾートにおいて導入されている、優先入場案内システムのひとつです。施設のエントランス付近に設置された発券機にてパスを取得し、パスに記載された時間にリターンすることで、アトラクションをはじめとした施設等を、通常より短い待機時間で利用できるというサービスとなっています。
2019年7月より、東京ディズニーリゾートでも「公式アプリ(東京ディズニーリゾート・アプリ)」にてファストパスが取得できるようになりました。
アプリのダウンロードは【こちら】から
ファストパスの対象アトラクション
待ち時間の長い人気アトラクションを中心に導入
ファストパスの対象施設は、東京ディズニーランドで「9種」、東京ディズニーシーで「10種」となっています。
東京ディズニーランド
ビッグサンダ・ーマウンテンスプラッシュ・マウンテンプーさんのハニーハントホーンテッド・マンションイッツ・ア・スモールワールド(期間限定)スペース・マウンテンスター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニューバズ・ライトイヤーのアストロブラスターモンスターズ・インク ” ライド&ゴーシーク ”
東京ディズニーシー
もちろん「ToT」も変わらず、対象となっています
ソアリン:ファンタスティック・フライトタワー・オブ・テラートイ・ストーリー・マニア!ニモ&フレンズ・シーライダーインディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮レイジング・スピリッツマジック・ランプ・シアターマーメイド・ラグーン・シアターセンター・オブ・ジ・アース海底2万マイル
簡単!3ステップで ” FP ” を取得できます!
より ” 快適 ” に取得できるようになりました
ファストパスは【東京ディズニーリゾート・アプリ】から簡単に取得できます。
主な手順は、
- STEP 1:アプリのダウンロード&アカウント登録
- STEP 2:パーク入園後、アプリを起動
- STEP 3:画面の指示通りに操作を進めてFPを取得
以上、3ステップとなっています。
それでは、取得の流れについて、具体的に紹介していきたいと思います。
STEP 1:アプリのダウンロード&アカウントを登録する
スマホから簡単に登録できます
まずは、公式アプリ(東京ディズニーリゾート・アプリ)のダウンロード&アカウント登録から始めます。
時間&電池の節約にもなるので、事前にご自宅などで済ませておきましょう。
アプリのダウンロードは【こちら】から
STEP 2:パーク入園後、アプリを起動
アプリの操作は慎重に
パークのメイン・エントランスを抜けると、デバイスのGPS機能により、ゲストがパーク内にいることが認識されるため、その後であればアプリにてファストパスの取得作業ができるようになります。
STEP3:画面の指示通りに操作を進めてパスを取得
争奪戦が繰り広げられることは必至…
今回は「センター・オブ・ジ・アース」のファストパスを取得するというケースにて説明したいと思います。
(1)希望施設の待ち時間をタップ
待ち時間の「吹き出し」をタップします
東京ディズニーリゾートの公式アプリを起動し「MAP」上から、パスを取得したいアトラクションの「待ち時間(吹き出し)」をタップ(押下)します。
アトラクションの詳細ページが表示されたら、画面上の「FP(ファストパス)」も押下します。
(2)パークチケットの認証
「確定」ボタンは「スキャン」の下にあります
取得希望者のボックスにチェックを入れ、下部の「確定」をタップします。
同時に複数のパスを取得したい場合は「スキャン」ボタンを押下してゲストを追加(パークチケットの二次元コードをスマホのカメラレンズにかざしてスキャン)します。
すでにゲストが追加されている場合は、購入する全員分のボックスにチェックをいれるだけでOKです。
(3)パスの取得
「取得」ボタンは「内容確認」の下にあります
取得前に「施設名」「時間枠」「取得数」などを確認し、その後「取得」をタップします。
手続き後の受付の変更やキャンセルは可(後述)となっていますが、内容をしっかり確認してから申し込むようにしましょう。
(4)取得内容の確認
こちらの画面が出たら手続きは完了です
取得後「施設名」「利用時間」が反映されているか確認しておきましょう。
画面上の「パス表示」をタップすると、入場に必要な「二次元コード」が表示されます(利用可能時間までは二次元コードは非表示となっています)。
使い方について
時間には余裕を持ってエントランスへ
それでは、実際にファストパスを利用して施設等へ入場するには、どのような流れとなっているのか、注意事項も含め、具体的に紹介していきたいと思います。
スキャナーにかざして入場
スタンバイの列をスキップしよう
先行導入されている ” 海外ディズニー版 ” と同様、施設へ入場するためには、モバイルアプリに表示される「二次元コード」の提示が求められます。
利用時間になりましたら、アプリを起動&二次元コードを表示し、そちらを各施設のエントランス前に設置されているスキャナーにかざして ” ファストパス・エントランス(専用エントランス)” へ入場します。
スマホの画面が暗いとスキャナーが反応しないこともあるため、かざす際は明るい状態にしておきましょう。
注意事項
ファストパス取得&使用時の注意点を、以下に列挙します。事前準備が必要なものもあるため、パークに入る前に確認しておきましょう。
GPSはONにしておく
東京ディズニーリゾート内にいることをしっかりと誇示しよう(笑)
パーク内にいるという確認がとれないとファストパスの取得はできないため、GPSは常にONの状態にしておきましょう。
しかしながら、建物内では、ごく稀に ” GPS ” を「ON」にしていても認識されないことがあります。
以前「インディ・ジョーンズ」のスタンバイ中、建物(魔宮)内でファストパスを取得しようとしたら、何故か、私はパークに存在しないことになっていました(笑)。
こちらがその噂の現場です…
幸いにも相方くんのスマホは認識できていたので、取得は彼にお願いし、事なきを得ましたが、デバイスの個体差によりGPSが認識されないこともあるようです。
万一の備えとして、一緒に行かれる方々同士で、お互いのスマホに全員分のパークチケット情報を登録(スキャン)しておくとより安心かもしれません。
充電は十分に
デッド・バッテリーは悲劇的!!
ファストパスの取得&使用には、スマホのモバイルアプリを立ち上げる必要があるため、安定した通信環境と電池残量の確保が重要です。GPSをONにしておくと電池が消耗しやすいため、スマホの電池がなくならないよう、モバイルバッテリーの準備はお忘れなく。
時間に余裕をもって取得しましょう
操作は焦らず、正確に!
アプリにてFPが取れるようになったことにより、リターン時間の進み方が格段にスピードアップしています。
手続き中、希望の時間で取れなったり、最悪、発券そのものが終了してしまったりすることも…。
時間には余裕をもって、取得の手続きをするようにしましょう。
その他の疑問にお答えします
新しいシステムが導入されると、これまでにはない疑問が生まれるものです
続きまして、アプリでのFP取得における「よくある質問」や「疑問」について、お答えしていきたいと思います。
取得の度にスキャンする必要はあるの??
パークチケットを失くしたらどうしよう…
アプリのスキャン機能を使ってパークチケットを紐づけ(読み込み)する作業は、一度きりとなっています。
次回以降、アプリ画面には自身のチケット情報が表示されるため、そのまま取得の手続きへと進むことが可能です。
キャンセルできますか??
嗚呼、これに乗りたいのに ” ソアリン ” を取っちゃった…
取得したファストパスは ” キャンセル ” することもできます。
例えば「ソアリン」をキャンセルして「海底2万マイル」のFPを取り直す、といったことも可能です(そんなことをするゲストはめったにいないと思いますが… w )。
希望の時間に取得し直すことも可能
アプリ起動後、キャンセルしたいアトラクションの「FP」画面から「キャンセル」をタップして削除することができます。
手続き後、すぐに別のファストパス取得が可能となります。もちろん、キャンセルしたアトラクションでも、発券終了さえしていなければ、再度、取り直すこともOKです。
アプリでFPが取れるようになって本当に良かった!
もはや ” 紙のFP ” とはおさらば!?
今回は、東京ディズニーリゾートの公式モバイルアプリを利用した「ファストパス」の取得方法についてのまとめ記事をお届けしました。
アプリにてFPを取得できるようになり、発券機までの移動が不要となったり、アトラクションの待機中にも他のFPを発券できたり、と、より利便性が高まる契機となったため、本システムを東京ディズニーリゾートに導入してもらえたことは本当に嬉しく思います。
ただ、紙のファストパスの絵柄が質素なものになってしまったため、FPをコレクションしていた私にとっては一抹の寂しさを感じていますが…(笑)。