【上海】軽快なスクエア・ダンス ” ウッディのラウンドアップ ”

ポニーに乗って、西部の町を駆け回ろう！

この記事について

今回は、上海ディズニーランド・パークのアトラクション「ウッディのラウンドアップ」についてご紹介したいと思います。「混雑状況」や「攻略方法」はもちろんのこと、アトラクションの「背景」や「トリビア」など、体験する前に知っておきたい情報や楽しみ方のポイントについて、臨場感たっぷりの ” 体験レポート ” と共にお届けいたします。

予測不能な ” スピン ” を楽しめます

ウッディのラウンドアップ（Woody’s Roundup）は、アップテンポな音楽と連動してライドがクルクルと回転する、スピニング・タイプのアトラクションです。ディズニー映画（ピクサー作品）『トイ・ストーリー』をテーマとした同型アトラクションとしては ” 世界初 ” となっています。

アトラクションのデータ

ウッディのラウンドアップ（Woody’s Roundup）

• 所要時間：約1分30秒
• アトラクションタイプ：スピニング・ライド（ファミリー向け）
• エリア：トイ・ストーリー・ランド（上海ディズニーランド・パーク）
• 開始日：2018年4月26日
• 混雑状況：★★★☆☆
• ファストパス：✕
• シングルライダー：✕
• プレミア・アクセス：〇

上海以外でこのアトラクションを楽しめるパークは？？

上海ディズニーランド・パークの「ウッディのラウンドアップ」と同タイプのアトラクションは、以下のディズニーパークにも導入されています。

1. ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー（カリフォルニア）
   • メーターのジャンクヤード・ジャンボリー（Mater's Junkyard Jamboree）
2. ディズニー・ハリウッド・スタジオ（フロリダ）
   • エイリアン・スワ―リング・ソーサー（Alien Swirling Saucers）
3. 東京ディズニーランド
   • ベイマックスのハッピーライド（The Happy Ride with BAYMAX）
4. ウォルト・ディズニー・スタジオ（パリ）
   • カーズのレース・ラリー（Cars Quatre Roues Rallye）
   • エイリアン・スワ―リング・ソーサー（Alien Swirling Saucers）

トイ・ストーリー・ランドにあります

トイ・ストーリー・ランドの一風景

トイ・ストーリー・ランド（Toy Story Land｜玩具総動園）は、上海ディズニーの開園後、初めて追加されたテーマランドです（2018年4月26日にオープン）。

ディズニー（ピクサー作品）の映画シリーズ『トイ・ストーリー（Toy Story）』に基づくエリアとしては「ウォルト・ディズニー・スタジオ（パリ）」「香港ディズニーランド」に次いで、世界で3番目に開業。

本記事にて紹介している「ウッディのラウンドアップ」の他「REX レーサー」「スリンキー・ドッグ・スピン」といった、日本未上陸のユニークなアトラクションで構成されています。

10分程度でサクッと乗れることも

待ち時間／混雑する時間帯など

待ち時間の目安としては、平日は30～40分、休日で～60分程度といったところでしょうか。

ファストパス＆シングルライダー共に対応していません。故「トイ・ストーリー・ランド」が本格的に混雑し始める「お昼前」には、是非、制覇しておきたいところです。

ファストパスには対応しているの？

ファストパスには対応していないアトラクションです。

シングルライダーには対応しているの？

シングルライダーには対応していないアトラクションです。

プレミア・アクセスには対応しているの？

ウッディのラウンドアップは「プレミア・アクセス」に対応しています。混雑日でも安心ですね。

上海ディズニーリゾートの優先入場システム「ディズニー・プレミア・アクセス」については、以下の記事でも詳しく紹介しております。こちらも参考にしてみてください。

【関連記事】

賢く使って時間を節約！” ディズニー・プレミア・アクセス ”｜ワールド・オブ・ディズニー

https://world-of-disney.com/article033/

さあ、可愛いポニーたちが待っている牧場へ！

それでは、上海ディズニーランド・パークのアトラクション「ウッディのラウンドアップ」について、詳しくご紹介していきたいと思います。

外観について

馬車をモチーフとしたエントランス

少々風変わりなリスが手綱を引く ” 馬車型 ” のオブジェが、このアトラクションのエントランスとなっています。キャストさんが身に纏っているカラフルなコスチュームもトイ・ストーリーの世界に相応しい、遊び心が感じられるデザインとなっています。

ジェシーもお出迎え

ちなみに、本アトラクションの舞台となっているこの広場は「アンディ」が裏庭に作った ” 西部の町 ” と ” 馬小屋 ” という設定になっています。すべてが小さく、すべてが可愛らしく造られているので「リトル・フロンティアランド」と呼称しても良いかもしれませんね。

Qラインについて

こんなところにラッキー・ナゲットが！

Qライン沿いには、ラッキー・ナゲット（金塊）や、ウォンテッド（指名手配）された「ポテト・ヘッド」のポスターなど、西部の町ならではのオブジェや小道具が至る所に飾られています。それらをじっくりと観賞するといった意味おいても、敢えて「30分」程度の待ち時間は欲しいところ。

ライドは ” 馬車 ” 型

私たちは「ナゲット（NUGGET）くん」を選びました

ゲストは可愛らしいポニーの ” 馬車型 ” ライドに乗ってアトラクションを体験します。ひとつのライドにつき定員は2名。4台で1編成となっています。ちなみに、これらのポニー達には、一頭一頭、名前が付けられています。色や顔の表情もちょっとずつ違うので、是非、お気に入りのお馬さんを見つけてみてはいかがでしょうか。

予測不能なコミカルな回転にびっくり！？

この背中を見ながら右に左に揺さぶられます

牧場内に流れる、心地よい「カントリー・ミュージック」に合わせて、ポニーたちは ” スクエア・ダンス ” を踊り始めます。ゲストを乗せた彼らは、ライドを思いっきり引っ張り、スピンしながらコラル（牧場）中を軽快なステップで駆け回ります。

可愛い顔に似合わず意外とワイルド！？

広場を軽快にラウンドします

得てしてスピニング系のライドは、見た目以上のワイルドな乗り心地に驚かされます。大人のほうが背丈がある分、左右の揺さぶりを、より強く感じられるのかもしれませんね。

景色も楽しみたい

普段とひと味違う景色と出会えます

ハードな乗り心地のため、どうしても前方にばかり目が行きがちですが、実はこのライド、意外と走行距離が長く、景色の変化を楽しめるアトラクションだったりします。グルグルと回転しながら、牧場の端から端まで、めいっぱい移動しているので、お乗りの際は、是非、周りの景色の移り変わりにも注目してみてください。

ベイマックスの～ハッピーライ～ ♪

ところで、最近のディズニーでは「回転系」がトレンドなのでしょうか？？

作品やモチーフが異なるとはいえ、世界的に見ても、ディズニーパークにおけるスピニング系ライドのオープン・ラッシュ感が否めません（笑）。

東京ディズニーリゾートにおける「ベイマックスのハッピーライド（The Happy Ride with BAYMAX）」の導入も、そういった、世界の流れを汲むものなのだと思われます。

こちらは「カーズのレース・ラリー（WDS）」

ウッディのラウンドアップは、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーに導入されている「メーターのジャンクヤード・ジャンボリー（Mater's Junkyard Jamboree）」が、その原型だと言われていますが、メーター～の誕生（2012年）より遡ること5年、ウォルト・ディズニー・スタジオ（パリ）にオープンした「カーズのレース・ラリー（Cars Quatre Roues Rallye）」が、ディズニーにおける一連のスピニング系ライドの「祖」であると考えられます。

本記事も最初に執筆した段階では「『トイ・ストーリー』をテーマとしたスピニング系のライドは上海のみ」という記述をしていたのですが、あれよあれよという間に、フロリダ（ディズニー・ハリウッド・スタジオ）とパリ（ウォルト・ディズニー・スタジオ）に、同作の「エイリアン」をモチーフとするスピニング系ライドが誕生し、テーマが『トイ・ストーリー』であることが上海版の優位性である、と言えなくなってしまいました。

香港は ” マーベル・エリア ” も拡張中

それほどのスピード感を以って、導入され続けているスピニング型のアトラクション。

将来的には、未だ導入されていない「香港ディズニーランド」にも、造られるのでしょうか。

もし、造られるのであれば、” MARVEL ” 作品に基づいたスピニング・ライド等々が、香港ディズニーらしさを感じられて良いかもしれませんね。

トイ・ストーリーの仲間たち皆で待ってるよ～