この大樹に ” ロビンソン一家 ” が暮らしています
この記事でわかること
- アトラクション「スイス・ファミリー・ロビンソン・ツリーハウス(パリ)」の基本データやトリビア
- 混雑を回避するコツ
- このアトラクションの見どころ&おすすめポイント
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好奇心がくすぐられる世界が待っています
スイス・ファミリー・ロビンソン・ツリーハウス(La Cabane des Robinson)は、映画『スイス・ファミリー・ロビンソン』に登場する ” 樹上の家(ツリーハウス)” を再現した、ウォークスルー型のアトラクションです。この巨大な樹木の内部には「キッチン」「寝室」「子供部屋」といった、独創性あふれる沢山の部屋があります。展望台からの眺めも必見です。
アトラクションのデータ
スイス・ファミリー・ロビンソン・ツリーハウス(La Cabane des Robinson)
- 所要時間:制限なし(約10~15分程度)
- アトラクションタイプ:ウォークスルー(ファミリー向け)
- エリア:アドベンチャーランド(ディズニーランド・パーク)
- 開始日:1992年4月12日
- 混雑状況:★☆☆☆☆
- ファストパス:✕
パリ以外でこのアトラクションを楽しめるパークは??
ディズニーランド・パークの「スイス・ファミリー・ロビンソン・ツリーハウス」と同タイプのアトラクションは、以下のディズニーパークにも導入されています。
- ディズニーランド(カリフォルニア)
- ターザンのツリーハウス(Tarzan's Treehouse)
- マジック・キングダム(フロリダ)
- スイス・ファミリー・ツリーハウス(Swiss Family Treehouse)
- 東京ディズニーランド
- スイス・ファミリー・ツリーハウス(Swiss Family Treehouse)
- 香港ディズニーランド
- ターザンのツリーハウス(Tarzan's Treehouse)
映画『スイス・ファミリー・ロビンソン』について
南国の無人島が舞台となっています
アトラクションの背景となっている『スイス・ファミリー・ロビンソン(Swiss Family Robinson)』は、1960年に公開されたアメリカ映画(ディズニー制作)です。
キリストの教えに基づくストーリーとなっています
本映画は、スイスの作家「ヨハン・ダビット・ウィース(Johann David Wyss)」による児童文学作品『スイスのロビンソン(The Swiss Family Robinson)』を原作としています。この作品もまた、イギリスの小説家「ダニエル・デフォー」の小説『ロビンソン・クルーソー(Robinson Crusoe)』に触発されて書かれたものだと言われています。
ジュール・ヴェルヌのお気に入りの一冊でもありました
この物語は、スイスのロビンソン一家(両親と3人の息子)が乗っていた船が、嵐や海賊たちの襲撃により難破するという場面から始まります。
命からがら、漂流の末に辿り着いた南海の孤島にて、家族5人のサバイバル生活が始まります。その島にはトラやアナコンダといった獰猛な動物が棲んでいたため、安全性および快適性を確保する目的で「ツリーハウス」を建設し、一家はその ” 家 ” で暮らし始めることに。
彼らは助け合いながら、この島に ” 楽園 ” を作り上げていくのですが、島に隠れていた「海賊」によって、数々のアクシデントに見舞われます。
しかしながら、島の近くを航行していた船により、海賊たちは攻撃を受け、全滅します…。
その後、一家を「ヨーロッパ」にまで連れていくという、その船のキャプテンの提案により、思わぬ形で ” 無人島脱出 ” の契機が訪れます。
ところが、この家族が最終的に出した答えというのは…。
混雑状況について
ふらっと立ち寄れるところも嬉しいですね
待ち時間/混雑する時間帯など
混雑はしていません。自分のペースで自由に散策することができます。
ファストパスには対応しているの?
ファストパスには対応していないアトラクションです。
体験レポート
ここから ” ツリーハウスの上部 ” へと上っていきます
それでは、ディズニーランド・パークのアトラクション「スイス・ファミリー・ロビンソン・ツリーハウス」について、詳しくご紹介していきたいと思います。
外観について
見た目以上の高所に ” ハウス ” はあります
本物に見える樹木ですが、実は ” コンクリート ” で出来ています。
ちなみに、高さは「27m」もあります。水面から6.5m高い位置(丘)から生えているため、TDL版(19m)よりもだいぶ背丈が高く感じられます。
内部はどうなっているの?
高所恐怖症の方には ” スリル ” を感じる高さです
樹木内の通路は思いの外長く、散策にはそれなりの時間を要します。サッと歩いて「10分」、隈なく歩き回るのであれば、内部と周辺部を併せて「15~20分」程度の時間を確保しておいた方が良いかもしれません。
さあ、” スイス・ファミリー・ロビンソン ” の世界へ!
スイス・ファミリー・ロビンソン・ツリーハウスは、主に、2つの領域(「樹木内」および「周辺部」)で構成されています。回る順番は特に決まっていないため、どちらからでも自由に散策は可能となっています。
それでは、本アトラクションの詳細について、ご紹介していきたいと思います。
樹木内
ツリーハウスに居住する家族の知恵の産物です
エントランス付近には、このツリーハウスの特徴のひとつでもある「水車」が設置されています。この「パドル・ホイール」により、水が上階へと汲みあげられています。
開放的な(笑)ダイニングルーム
ツリーの内部には、台所や寝室、子供部屋の他、リビングや図書室なども設けられています。
ロビンソン一家は、難破した船から回収した物資を用いてツリーハウスを建てたと言われています。限られた資材の中から生まれたデザインの斬新さや独創性には、天晴としか言いようがありません。
舵も立派なインテリアに
こちらはリビングです。中央にはお洒落なテーブル、奥には楽器(オルガン)の姿も見えます。書物や音楽に囲まれた文化的な生活を営んでいる様子も垣間見ることができます。
風通しの良いベッド・ルーム
可愛らしいパッチワークが施されたベッドにも、この漂流生活をどこか楽しんでいる様子が伺えます。
無人島は決して恵まれている環境だとは言えませんが、工夫を凝らしながら快適に暮らそうとする試みは、ツリー内の随所に見受けられます。ロビンソン一家は、人間が生きていく上で本当に必要なモノ、大切なモノと向き合いながら、1日1日を送っていたのかもしれません。
周辺部
マイナスイオンが感じられるスポット
根元から溢れる湧き水は、樹を取り囲むように流れる川へと合流します。奥入瀬渓流の如く、凛とした美しさ、清らかさを感じます。
この洞窟は樹の真下にあります
こちらはロビンソン一家が ” 貯蔵庫 ” として使っている洞窟です。島で手に入れた果実や木の実、スパイスといった食品をこの場所に保管しているそうです。
彼らはこの洞窟を ” 地球のお腹 ” という意味を持つ「Le Ventre de la Terre」と名付けています。内部は ” 迷路 ” のような通路となっており、この上に聳え立つ大樹の根と複雑に絡み合っています。
Go to the South(南島へ)
この難破船にロビンソン一家が乗っていました
座礁した難破船の向こう側は、冒険島「アドベンチャー・アイル(Adventure Isle)」を構成している2島の内のひとつ「南島(The South)」の領域となっています。
中央に見える山が ” スパイグラス・ヒル ” です
ランドマークの「スパイグラス・ヒル(Spyglass Hill)」をはじめ、イギリス&アメリカ映画(ディズニー制作)『宝島(Treasure Island)』をテーマとする世界が広がっています。
島内には ” パイレーツ ” をテーマとするエリアも
また南島には「スカル・ロック」「海賊船」「パイレーツ・ビーチ」といった、” 海賊 ” をテーマとした「パイレーツ・エリア」も存在しています。
スイス・ファミリー・ロビンソン・ツリーハウスを有する「北島(The North)」とは、また違った魅力的な一面を覗かせています。
樹上の家からの眺めは一見の価値あり!
望遠鏡からはどんな景色が覗けるのか!?
ツリーハウス上部には ” 展望台 ” があります。
そこからは島内の景色のみならず、パーク全体を見渡すことのできる、絶景スポットとなっています。
お隣「ウォルト・ディズニー・スタジオ」側の景色も見えてしまうのがすごいところ(笑)。
ディズニーランド・パーク(パリ)の「ビッグサンダー・マウンテン」と、ウォルト・ディズニー・スタジオの「トワイライト・ゾーン」を同時に眺められるのは、この場所だけ(!?)かもしれません。
このアトラクションを訪問された際は、是非、パークの美しい景観もお楽しみください。
こんな ” ツリーハウス ” で暮らしてみたい
住めば ” ミヤコ ” …!?
今回は、ディズニーランド・パーク(パリ)のアトラクション「スイス・ファミリー・ロビンソン・ツリーハウス」についての体験レポートをお届けしました。
パリの「ツリーハウス」は『スイス・ファミリー・ロビンソン』の世界観が見事に再現されており、ディテールにもこだわりが感じられるアトラクションとなっています。私のような「高所恐怖症」の人間にとって、この手のアトラクションは勇気を振り絞る必要がありますが、樹の最高部や展望台からの眺めは本当に素晴らしいので、多くの方に堪能してもらえたら嬉しいです。
人が生きていく上で、本当に大切なモノを教えてくれるこの魅力的な ” 樹上の家 ” を、是非、パリで体験してみてはいかがでしょうか。
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