いざ、ディズニーランド・パリへ!
この記事でわかること
- パリ・ディズニーへの「交通手段/経路/所要時間」について
- トラブルを回避するコツ
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海外ディズニーパーク&リゾート情報の総合ウェブメディア「ワールド・オブ・ディズニー ‐ World of Disney ‐ 」が、パリのディズニーについて ” 独自 ” の視点に基づく「リアルな情報」「裏ワザ」「攻略法」を全力でご紹介したいと思います★
この記事の目次
ディズニーランド・パリへの行き方は大きく2通り
ディズニーランド・パリへのアクセスとしては、出発地が空港であれ、パリ市内であれ「公共交通機関(鉄道)」を利用する方法が一般的です。日本と同様、フランスも鉄道大国であることから、本数も多く、路線も最寄り駅の「マルヌ・ラ・ヴァレ(Marne-la-Vallee)」まで伸びているため、乗り換えナシでの移動が可能となっています。
その①:RER(公共交通機関)
早朝「6:00」くらいから運行しています
パリ市内からディズニーランド・パリへ向かう場合は「RER(エール・ウ・エール)」というフランス語圏で使用されている都市型の公共交通機関を利用する方法が便利です。路線は「A4線」となります。
その②:TGV(公共交通機関)
フランスが誇る高速鉄道のTGV
シャルル・ド・ゴール空港(Aéroport de Paris-Charles-de-Gaulle)からディズニーランド・パリへ向かう場合は、フランス国鉄(SNCF)が運行する高速鉄道「TGV(ティージーヴィ)」の利用をおすすめします。TGVは日本で言うところの ” 新幹線 ” に相当する乗り物で、空港から15分ほどでパリ・ディズニーに到着します。
体験レポート ~ 往路(RER)編 ~
それでは、ディズニーランド・パリへのアクセス(往路編)ということで、パリ市内から公共交通機関(RER)を利用して移動する場合について、ご紹介したいと思います。
経路:パリ市内 ~ リゾート(DLP)
① 出発地:オベール駅(オペラ地区)
パリの中心部「オペラ地区」はアクセスも抜群!
私たちはオペラ地区のホテルに滞在していたため「RER(A線)」の最寄り駅「オベール(Auber)」から乗車しました。本駅はパリの主要ターミナル駅のひとつ「サン・ラザール(Gare Saint-Lazare)」からも徒歩圏内(10分程度)となっています。
あのファントムの ” オペラ座 ” は、こちらの劇場がモデルに
駅は「オベール通り」沿いにあり、近くにはアパレルショップの「GAP」の他、パリ屈指の観光名所「オペラ・ガルニエ(オペラ座)」があります。
補足(※)
オペラ・ガルニエ(Palais Garnier):フランスのパリにある歌劇場。シャルル・ガルニエによる設計を基に建設(竣工は1875年)。現在は、小規模なオペラの他、バレエと管弦楽コンサートを中心とした運用をメインとしている。
案内のとおりに乗り場まで進みます
駅の入り口には、マルヌ・ラ・ヴァレ(Marne-la-Vallee)と書かれた標識が出ているので、案内の矢印通りに階段を下ります。
券売機でチケットを購入後、改札を通り、ホームへ。
② 乗り場/車両など
オベール駅構内の様子
ホームへ降りると、まだ早朝(AM6:00頃)ということもあり乗客もまばらです。私たちが日本人と分かっているのか、執拗に物乞いしてくるおじさんもいました。絡まれそうになっても、そういう時は知らんぷりするのが一番です。
「Marne-la-Vallee」が点灯しているか、要チェック!
表示板で「マルヌ・ラ・ヴァレ」行きの列車「A4線(※)」を確認し、乗車します。
補足(※)
A線:最初に乗るのは「A2線」ですが、途中、ヴァンセンヌ(Vincennes)駅にて、マルヌ・ラ・ヴァレ行きの「A4線」に分岐されます。
2階建ての列車です
車内は前向きの席になっています。見た目は日本で走行している、ごく一般の特急列車とよく似ています。
こんな朝っぱらから「ディズニーランド」へ向かう人はパリでは珍しいのか、席はガラ空き。ミッキーのTシャツを着たり、ミニーマウスの耳をつけたりといった、それっぽい人も見かけません(笑)。
到着までしばらく時間がかかるため、車内にて、前日に「モノプリ(※)」で仕入れておいたホウレン草&ベーコンのキッシュとジュースで軽い朝食をとりました。
補足(※)
モノプリ(MONOPRIX):主に輸入食材や自社ブランド品などの販売を行っている、パリで有名なスーパーマーケットのこと。
③ 目的地:マルヌ・ラ・ヴァレ駅
駅名標にはさりげなく ” ミッキー ” のマークが
しばしの休息を経て、無事、マルヌ・ラ・ヴァレ駅に到着。
終着駅となっているため、路線さえ間違えなければ確実に「ディズニーランド・パリ」へ辿り着けます。
スタイリッシュな改札を通り抜けたその先には…
改札を抜け、外へと出ると「ディズニーランド・パリ」が目の前に!
しかしながら、10月半ばの早朝「7:00」の到着であったため、辺りはまだ真っ暗...でした(笑)。
当然ながら、パークは閉園中(笑)
駅からディズニーランド・パリまでは徒歩で移動します。マルヌ・ラ・ヴァレ駅からの距離は「約3~4分」と言ったところでしょうか。
所要時間について
パリ市内(オペラ地区)からディズニーランド・パリまでの所要時間は 「約1時間」 となっています。乗り換えすることもないため、他のディズニーパークと比べても、アクセスの利便性は、かなり高いと言えるでしょう。
運賃など
パリ・ディズニーまでの運賃は7.6ユーロ(約950円)となっています。
パリ市内からマルヌ・ラ・ヴァレまでは「Zone5(※)」のチケットが必要となっています(クレジットカード(Master/VISA)にて購入可)。
※ 価格は2017年10月時点のものです/単位はユーロ(€1=約125円)。
補足(※)
ゾーン(Zone):パリ市内および近郊の交通網は、パリの中心部から同心円状に1~6のエリア(ゾーン)で分けられており、運賃もそれぞれ異なっています。マルヌ・ラ・ヴァレ駅は「5」のゾーンに含まれるため「Zone5」のチケットを購入する必要があります。
体験レポート ~ 復路(TGV)編 ~
続いて、ディズニーランド・パリのアクセス(復路編)ということで、空港(シャルル・ド・ゴール空港)まで公共交通機関(TGV)を利用して移動する場合について、ご紹介したいと思います。
経路:リゾート(DLP)~ 空港(CDG)
① 出発地:マルヌ・ラ・ヴァレ駅
マルヌ・ラ・ヴァレ駅のエントランス
今回のフランス旅行は、ディズニーランド・パリが最後の訪問地となっていたため、パークから直接「シャルル・ド・ゴール空港」まで向かいました。その際、移動手段として利用したのはフランスが誇る高速鉄道の「TGV」です。
予約をしていると安心です
私たちは日本で事前にTGVの予約をしていきました(決済済み)。乗車前に、現地の発券機にて画面操作に従いチケットを発券する必要があります。
混雑を避けるため、乗車前日に発券を済ませておくと良いでしょう。
② 乗り場/車両など
駅構内はかなり広い
乗車時間に余裕をもって駅へと向かったのですが、何ということでしょう。予約していたTGVが遅延しているではありませんか。
結局、プラス30分ほど待機することに…(乗っている時間はたったの15分だというのに)。
最終日もフランスの ” 洗礼 ” をしっかりと受けました
TGVは車体もカッコいい!
車内は思いの外、混みあっています。時間帯にもよると思いますが、17時台の時点で席はほぼ満席でした。
やはり予約は取っておいた方が良さそうです。
座席は向かい合わせ式になっています。真ん中にテーブルがあるため、若干、せせこましさは感じます。
出入口近くにスーツケースを置く場所もありましたが、盗難が心配だったので、短時間の乗車ということもあり通路に置かせてもらいました。日本の新幹線と変わらず、音も静かで、振動も少なく、乗り心地はとても良かったです。
③ 目的地:シャルル・ド・ゴール空港駅
フランスの玄関口「シャルル・ド・ゴール空港」
無事、空港(シャルル・ド・ゴール空港)へと到着。楽しかった旅も、そろそろ終わりが近づいてきました。
所要時間について
マルヌ・ラ・ヴァレ駅~シャルル・ド・ゴール空港駅間の所要時間は「約15分」。往路であっても復路であっても、これはかなり理想的なアクセスだと言えますね。
運賃など
運賃は28ユーロ(約3,500円)ほど。日本の新幹線より、やや高めとなっています。(参考:東京~新横浜間の所要時間(約17分)/運賃(2,800円))。
※ 価格は2020年10月時点のものです/単位はユーロ(€1=約125円)。
パリ観光も兼ねている方は…
モン・サン・ミッシェルの ” オムレツ ” は名物料理ですが…
私たちはフランス旅行の前半にパリ市内やノルマンディー地方(モン・サン・ミッシェル)の観光を予定していたため、ディズニーランド・パリへは「RER」、パリ・ディズニーから空港へは「TGV」という移動手段を選択しました。
後半に観光する予定であれば、
- 「空港」⇒「パリ・ディズニー」※ TGVにて。
- 「パリ市内」⇒「空港」※ RERにて。
といった移動方法が最適だと思われます。
ふわぁ~!夢に見たTGVだ~(静かに大はしゃぎw)
ちなみに相方くんは ” 鉄オタ ” なので、今回の旅行で念願の「TGV」に乗ることができ、ひどく感動しているようでした。
私もいろんな乗り物に乗って旅をするのは大好きなので、日本には導入されていない鉄道や車両を体験することができ、とても楽しかったです。
TGVは便利!(遅れなければね...)
TGVの車窓から夕映えの ” スペース・マウンテン ” が見えました
今回は、ディズニーランド・パリへの「アクセス」についての体験レポートをお届けしました。
パリ・ディズニーのみの訪問ということであれば、アクセスの利便性から、行きも帰りも「TGV」一択となりそうです。とはいえ、のんびりとした ” お国柄 ” を考慮し、目的地への到着時間はかなり余裕を持って行動しておいた方が賢明です。空港までの乗車時間そのものは本当にあっという間でした。旅の余韻に浸りたかったので、本音としては「もう少し乗っていたかった」のですが…(笑)。
次回、パリ・ディズニーへ訪問する際も、きっとこの便利で快適な ” おフランス製の高速鉄道 ” を使うことでしょう。
本記事が「ディズニーランド・パリ」へ訪問される方々の一助となれば幸いです。行かれる際は、どうぞお気をつけて。
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