
フロンティアランドの写真館「ビッグサンダー・フォトグラファー」
この記事について
ディズニーランド・パリでは ” ディズニー・フォトパス ” という、写真の撮影&ファイル提供サービスを導入しています。日本ではあまり馴染みのないサービスであるため「フォトパスって何?」と疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。
今回は「フォトパス」を利用する前に知っておきたい基本情報や使い方を中心に、分かりやすく解説していきたいと思います。

思い出をキレイに残せます
ディズニー・フォトパス(Disney PhotoPass)とは、世界中のディズニーリゾートで提供されている、プロのカメラマンによる写真撮影サービスのことです。事前に「フォトパス・カード」を購入する必要があり、そのカードをリゾート内に常駐しているフォトパス専用のカメラマンに提示することで撮影してもらえます。
フォトパス+とはどんなサービス??
ディズニーランド・パリの場合は「PhotoPass+(フォトパス・プラス)」という ” ライドフォト ” にも対応した形でのサービス提供がなされています。
ライドフォトというのは、アトラクションの体験中に撮影される写真のことです。東京ディズニーランドの「スプラッシュ・マウンテン」やディズニーシーの「タワー・オブ・テラー」でもお馴染みのサービスですね。
フォトパス+は定額料金なので、対象のアトラクションを体験すればするほどライドフォトをコレクションできるというシステムになっています。

” トワイライト・ゾーン ” のライドフォト
フォトパス+の対象アトラクション
フォトパス+の対象アトラクション(グリーティング施設含む)は、ディズニーランド・パークで7種、ウォルト・ディズニー・スタジオで1種となっています。
ディズニーランド・パーク(パリ)

「カリブの海賊」でもパチリ(笑)
- カリブの海賊(アドベンチャーランド)
- ビッグサンダー・マウンテン(フロンティアランド)
- ミート・ミッキーマウス(ファンタジーランド)
- プリンセス・パビリオン(ファンタジーランド)
- ハイパースペース・マウンテン(ディスカバリーランド)
- バズ・ライトイヤー(ディスカバリーランド)
- スターポート(ディスカバリーランド)
ウォルト・ディズニー・スタジオ

「マーベル・エリア」が完成したらまた ” 蜘蛛男 ” ともグリできることでしょう
- トワイライト・ゾーン(プロダクション・コートヤード)
ロックン・ローラーコースター(バックロット)ミート・スパイダーマン(バックロット)
フォトパス+の価格は?
フォトパス+(スタンダード/年間)
価格表
種 類 | 年パス購入の有無 | 有効期限 | 価 格 |
クラシック・フォトパス+ | なし | 10日間 | 74.99 |
アニューアル・フォトパス+ | あり(マジック・フレックス) | 1年間 | 65 |
あり(マジック・プラス) | 1年間 | 59 | |
あり(インフィニティ) | 1年間 | 無料 |
※ 価格は2020年10月時点のものです/単位はユーロ(€1=約125円)
年パスホルダーは割引されます
年間パスポートのホルダーは、アニューアル・フォトパス+(Annual PhotoPass+)という、使用開始から1年間有効となるフォトパス+を購入することが可能です。保有している年パスの種類(上表参考)に準じて、割引率が異なります。
どこで買えるの?

フォトパス+販売店はパーク内に数ヶ所あります
フォトパス+はライドフォトを販売しているショップ(下記参照)で購入できます。カウンターでフォトパス+購入の旨を店員さんに伝えるだけでOKです。その際、割引に使えるもの(年パスなど)の提示は忘れずに。
ディズニーランド・パーク(パリ)
- キャプテンの小箱(アドベンチャーランド)
- ビッグサンダー・フォトグラファー(フロンティアランド)
- ミート・ミッキー・フォトグラフ(ファンタジーランド)
- プリンセス・パビリオン・フォトグラフ(ファンタジーランド)
- ライト・スピード・フォトグラフィー(ディスカバリーランド)
- スター・コマンド・フォトグラファー(ディスカバリーランド)
ウォルト・ディズニー・スタジオ
- タワー・ホテル・ギフト(プロダクション・コートヤード)
使い方
グリーティングの場合
(1)フォトパス+カードをカメラマンに渡す

ミッキーと一緒のところを撮ってあげるよ
キャラクター・グリーティング施設(「ミート・ミッキーマウス」や「プリンセス・パビリオン」など)に常駐している専用のカメラマンにフォトパス+カードを渡します。
(2)グリーティングを楽しむ

” 姫 ” と謁見できるのは今から約60分後...
施設内でディズニー・キャラクターやプリンセス、ヒーローとのグリーティングを思いっ切り楽しみます(笑)。
(3)撮影後、カメラマンからフォトパス+のカードを受け取る

たくさん思い出を入れておいたよ~
撮影が終わったらフォトパス+カードをカメラマンから受け取ります。カードの中にはすでに画像データが取り込まれているので、後日、ダウンロードする必要があります(操作方法は後述)。
ライドフォトの場合
(1)フォトパス+対象アトラクションに乗る

BTMはここでパチリされます
(2)写真ギャラリーにて、該当の写真番号を覚えておく

007(ゼロ・ゼロ・セブン)か~
(3)各フォト販売ショップにて番号を伝え、画像を確認

今や過去のモノとなった ” ロックン・ローラーコースター ” のフォトショップ
(4)フォトパス+のカードを店員に渡しスキャンしてもらう

画像データが取り込まれます
画像ファイルのダウンロード方法
フォトパス+カードに蓄積された画像データは、専用アプリを介してダウンロードすることができます。アプリはスマートフォン(Google Play/App Store)からもインストール可能。
ダウンロードの手順
(1)フォトパス+のアプリをインストール

クラシック・フォトパス+は有効期限が10日間なのでお早めに!
(2)アカウント登録を行う

登録後、不定期でディズニーからのお知らせが届くようになります
(3)フォトパス+IDを入力してアプリと紐づけ

IDは購入時のレシートにも記載されています
(4)写真データのダウンロード

保存先は任意でかまいません
画像ファイルのダウンロード方法は以上となります。
操作手順の(3)で述べたレシートというのは、正式には「アクティベーション・チケット」と呼ばれるもので、フォトパス+を購入したショップで渡されます。一見、普通の紙切れにしか見えませんが、完全なフォトパス+IDが記載された重要な用紙なので、紛失されないよう、どうぞお気を付けください。
ディズニーランド・パリの思い出をフォトパスで残そう

ここにはかつて ” ミニーマウス ” のライドフォトが飾られていました
フォトパスはプロのフォトグラファーに撮ってもらえるため、綺麗なカタチでディズニーリゾートでの思い出を残すことができるという点が最大のメリットです。
ディズニーランド・パリの場合、ライドフォトにも対応しているところがさらに嬉しいポイントですね。アトラクションを体験する度に変わる表情を後日、改めて見てみるのも、なかなか感慨深いものがあります(笑)。
また、撮られる角度によっては、他のゲストの顔や手などによって隠れてしまう場合があるので、座席や位置を変えて、何度か乗ってみることをおすすめします。撮影されるタイミングが分かるようになれば、ベストな一枚を記念に残せるかもしれませんね。